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ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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HMA-9500MKⅡの修理の修理その2
ずいぶん休憩が長い続きになってしまいました。昨日、このHMA-9500MKⅡの
依頼者、そうです。あの「捨てるゥ( -.-)ノ⌒-~」の方からブログを見たという
ご連絡がありました。絶好調で、ガンガン鳴らしているとのご連絡がありました。
、、、、、、今川焼きお願い致します。

最近自分で手を加える方が増えたと思います。ネット上に情報が増えたから
でしょうか。ハンダゴテを持つ方が増えるのは大歓迎です。そのような方が
増えれば私の仕事を理解してくれる方が増えるからです。運動不足と胃痛に
悩まされ、いかに儲からないかわかっていただけることでしょう。(T.T)
時給の低さは労働時間の長さでカバーし、、、、ナンタラカンタラ延々と続く、、、、
このブログに「私の愚痴」というカテゴリーを設けようと思っているくらい
なのであります。

今回のように自分で手を加えた、あるいは他の方が修理したというのは、
割り増し料金を貰いたいといつも思うのであります。それは誤った知識に
基づいた部品交換がなされた場合、その発見をするという余計な時間を
とられることがたいへん多いからです。

私は歪率を測定し、公表していますが、そんなもの測定しても意味がない
という考えの方もいます。以前メンテナンス済みのプリアンプを入手した方から
どうも音がおかしいので見てくださいという依頼がありました。
私はこのアンプの回路図を持っていませんでしたので、たいへん苦労した
ものです。

現象は、測定しますと出力に超低域の出力変動があります。歪率計の
針がゆっくり大きく変動します。原因の発見にはたいへん時間がかかりました。
回路図が無い場合、そこについている部品はオリジナルと同じ、もしくは
同等品と考えます。途中は省きますが、全てのトランジスタを抜き出しても
直りません。電解コンデンサも同様です。

原因は電解コンデンサの不良ではなく、容量が10倍の値のものに交換されていました。
オリジナルの値がわかりませんから、これを発見するにはカットオフ周波数を
計算などをしなくてはいけません。ここぞと思うところの回路図を書き起こしたり
しますので時間がかかります。歩いていても食事をしていても頭の中は回路図だらけに
なってしまいます。

メーカーのように「部品がありませんので修理不能です。」と断ることは出来ません
ので、必然的に一台にかかる時間が増える事になります。結果、時給の低さは労働時間の
長さでカバーし、、、、ナンタラカンタラ延々と続く、、、、まだかまだかと催促の
(注:最速デハナイ)嵐ということになってしまいます。一台一台丁寧に作業する
ということは依頼者全ての方に還元されますので、ちょっとお待ちくださいね。

オークションに出品せず、高額な作業代金が取れる仕事のみに限定すれば楽に
なるのかもしれませんね。今回のHMA-9500MKⅡに関してはいくつかの条件付きで
「お預かりします。」という形をとったのでありました。「アマリイジクラレテ
イルヨウナラカエシテシマオウ。」
45.jpg

写真は底板を外して撮った写真です。もうこれ以上無いというくらいメインテナンスが
しやすいアンプです。同じLo-DのHMAー8300を何台か出品しましたが、基盤が出てくるまで
50本近くのネジというよりもボルトに近いものを外さなくてはいけないという面倒な
ものでした。それに比べたら超簡単です。ありがたいアンプです。

44.jpg

ヒューズが飛ぶという原因はMOS-FETの破損ではなく、写真のD-503Lのショートでした。
他のダイオードも劣化が考えられますので、全て(10本)良質のダイオードに
交換してしまいます。電源基盤上のトランジスタも新品に交換してしまいます。

これでヒューズが飛ばなくなりました。(^◎^) ♪ オッ、ォォオオオゥ\(@O@)/
左側のバイアス、オフセット共に可変出来るではありませんか。右側はOKのはずですから
これで直ったはずなのであります。ん?何か音がしたな?

ぎゃぁぁあ( ̄Д ̄;) 解除したはずのプロテクトが、、、、、、、プロテクトがかかって
いるのであります。トホホホ(T.T) 原因は数多くのハンダ付け不良でした。
例としてR772Rを示します。一見良いように見えますが、、、、、、、

46.jpg

このハンダを抜き取りますと半固定ボリュームの足が出ていないのでありました。
引っ張ると抜けてしまう抵抗もありました。予想が的中してすんなり行かないので
ありました。ハンダの失敗は量や形に捕らわれないで、拡散作用をきちんと
確認することです。抜けるのが嫌だという心理が働きますから、量的に
不足はあまりありません。次に形に目がいくようです。
47.jpg

プリントの剥がれやパーツを傷めるのは嫌だという気持ちが働きますので、早く形を
作ってしまおうと思うと失敗します。初心者の方のハンダ付けを見ていますと、
鏝を当てている時間が短いです。付けられるもの同士にス~ッとハンダが拡散するのを
確認してくださいね。
48.jpg

修理完了時、50W時の歪率は0.0009%と、私の測定環境では素晴らしい数字となりました。
YAMAHA B-1と似た感じですが、部品点数が少なく、メインテナンスは格段にこちらの
方が楽です。Lo-Dのアンプのヒューズ抵抗は必ず交換しなくてはなりません。
MOS-FETが無事でしたら殆ど復活可能と思われます。


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HMA-9500MKⅡの修理の修理


Lo-D HMA-9500 MKⅡです。B-1同様、このアンプに
興味をお持ちの方も多いと思います。出力段にMOS-FETを
使用したアンプです。

所有者が動作品をご自分でヒューズ抵抗や電解コンデンサを
交換したものです。修理のサイトは多く見受けられますので、
修理を自分で行う方も増えて来たと思います。

ところが、、、、、、、(+_;)完成し電源を入れましたら
(ブチッ)ヒューズが飛んでしまったのでありました。

私のオークションの出品時に自己紹介欄からメールをいただきましたが、
内容は、とても落胆しているようでありました。MOS-FETを破損して
しまったと思われたようです。この気持ちは想像できます。
なにしろ動作品を更に良くしようと手を加えたらブッ壊してしまったので
ありますから、、、、、「あぁ!こんなことなら何もしなければ良かった(+_;)」
と思って当然なのであります。

車で30分程度の距離にお住まいの方でしたので、直接作業場に持ち込んで
いただきました。簡単な点検後、見積もりを出しましたら奥方様から
決済が得られるだろう金額と私の見積もりの間に大きな隔たりがあり
お断りしたのでありました。

私は修理だけというのは行っておりません。オークションでの出品価格は
特別な価格で行っております。TU-870を超三結に改造したものはピュア
オーディオに使用できる優れた音質を持っております。出品価格の48,000円は
少しでも真空管アンプの音の良さを知って頂きたいと思って価格設定を
しております。

CA-2000やB-2のレストア品は150点程度の部品交換をしております。
場合によってはレストア依頼するよりオークションで落札した方が
安く、美品を入手出来ます。また、今までの経験から人の手が加えられて
いるものはたいへん手間がかかるケースが多いのであります。

「奥方からの決済金額はどうしてもこの位しか得られない。」(+_;)
「申し訳ない、その金額では出来ませんです。」(ToT)

しばし上記の押し問答が続いた後、決定的な発言が、、、、、、、
「それじゃぁ、捨てるゥ」
「、、、、、、、、、、、」(;_・)

ぎゃぁぁあ\(@O@)/なんという発言なのでしょう!
まさか本当に捨てるとは思いませんでしたが、この言葉に弱いので
あります。条件付きでお預かりしたのでありました。外観は
綺麗ですから直ればかなりの価値があるものと思われます。

つづく、、、、



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