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ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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よ~く見てください。
SC-Λ99 プリント基板

SC-Λ99の基盤です。よ~く見てください。無酸素銅で280μの厚みがある
プリントなのだそうです。目で見てもはっきりと厚みが解ります。基盤の
厚みだけでなくプリントの間隔が充分にとられています。

これはこのアンプのコンセプトの一部ですが、様々な面で気遣いがなされている
コストがかかったアンプです。メインテナンスしなければ必ず熱暴走で
壊れるアンプですので注意です。もうちょっと、もうちょっとはダメですぞ!




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Aurex SC-Λ99の珍しい写真です。
ここまでがたいへん (/_;) SC-Λ99です。

私ならここまで分解するだけでもかなりのお駄賃をいただきます。
放熱はヒートパイプ方式で、放熱グリスは12個の大きいトランジスタだけではなく、
ヒートパイプを抜き出して全交換しなくてはいけません。

トランジスタとトランジスタが取り付けられているアルミ板、それとその中にある
銅製のヒートパイプ、それと放熱器を全てグリスを拭き取り、再放熱処理をしなくては
いけません。出力トランジスタは放熱不良による熱暴走でぶっ飛んでいますので
復活代金は高額になります。

私に依頼しますと高いですから、安く復活したい方は私には依頼しない方が良いですよ。
その代わり数多くの部品が新品になります。分解は二人がかりで行います。
チョーたいへんなアンプです。使用されている部品は入手困難なものばかりです。
たいへん修理履歴が少ないのも理解出来るアンプです。

修理超困難なアンプです。
SC-Λ99一皮剥いたの図

修理されているケースがたいへん少ないアンプです。AurexのSC-Λ99です。
発売当時の定価55万円という高級アンプです。依頼された方は電源入らずのものを
入手されたようです。その他にスピーカー端子1本折れています。

定価通りお金のかけ放題のアンプです。このアンプの修理は超困難で増幅基盤を
取り出すまで、外したネジを数えましたら100個以上ありました。

このアンプは純A級で50W+50W、AB級で200W+200Wの出力があります。このブログを
読んでいる皆さんはもうおわかりですね。もの凄い発熱が予想されます。このような
アンプは定期的に全ての放熱処理をやり直さなくてはいけません。

出力段はバイポーラトランジスタですからグリスが乾燥すると熱暴走であっという間に
出力トランジスタがショートしヒューズが飛んで電源入らずとなります。出力トランジスタは
リングエミッタ(マルチエミッタ)トランジスタタイプでたいへん高周波特性が良いものですが、
現在は入手困難です。この写真のΛ-99も出力トランジスタがショートしています。

出力トランジスタだけでなく、他のトランジスタも熱でボロボロです。ネジを緩めただけで
ボロボロと崩れ落ちてしまうトランジスタもありました。放熱処理をやり直すといっても
出力トランジスタだけでなく数が多いです。このアンプの修理は断れてしまうケースが
多いでしょう。

復活費用がかなりかかりますが復活できると思います。このアンプの再放熱処理を
行っていないものは入手してはいけません。通電時間が短いものなら良いですが、
必ず定期的に放熱グリスを全交換しなくてはいけないことを覚えておいてください。
このアンプに限らずバイポーラトランジスタを出力段に使用したものは同じです。

このアンプが復活しましたら超貴重なアンプとなることは間違いないです。




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