mazdaluce3000のブログ
ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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さぁ、さぁ、さぁ この記事を良く読んでくださいね。(^▽^)V
まだ拍手しないように!

こ、こらぁ(`´メ)、、、、誰だぁ、拍手したのは!、、思い切り笑わせていただきました。(^▽^)V
拍手を入れた8名様にお会いしたいものです。

さて、mazdaluce3000の今年はかなりCHANGE !なのであります。もう少し時間がかかると思いますが
もうひとつブログを立ち上げます。これはお客様専用となります。アクセスキーを設けます。

レストアだけではなく本格的な修理業務を開始致します。修理の基本料金は少し高いですが、内容から
考えますと格安という感じにしたいと思います。依頼者の方は自分のアンプがどのようなものかという
事についてたいへん興味があると思います。

そこで、専用のブログで依頼品の修理の様子を紹介したいと考えています。このブログで紹介できれば
良いのですが、多分、容量一杯になる日も近いでしょう。現状では作業したものをこのブログで紹介でき
ていません。おいらのはどうなっていると思われている方もいると思います。どこかで修理の様子がリア
ルタイムに近い形で紹介できればと思っています。

現在のブログは超排他的で、コメント受付は拍手のみ、トラックバック、記事のコメントは受け付けない、
嫌になったら止めてしまうというものです。なんでぇ、、こいつは(`´メ)と思う方もいるでしょう。
しかし、今までの経過をみると正解と判断しています。

記事のコメントからは悪質な勧誘が入ってきますし、嫌な事は無い訳ではありませんが、まだ止めよう
と思うところまでは行きませんでした。休もうと思った事は何度かあります。トラックバック、記事のコメント
に時間を取られないだけ記事作成に時間を使いたいと思ってきたからです。

依頼品をレストアしてきた中で、不特定多数の方に全て公開する事は出来ません。このブログで紹介記
事を作る上では色々な気遣いをしなくてはいけないということが事実としてあります。結果として
奥歯に物が挟まったような言い回しになってしまいます。それは当然のことです。

しかし、依頼者の方は自分のアンプについて詳細に知る事は重要ですし、修理はレストアとは違います
から、今後の課題も残ります。ご予算が皆さん違いますので、一台ごとに違うことになります。
小回りの効くブログが私にもお客様にも必要と考えられます。

目的はもう一つあって、せっかくオーディオ好きなかたがいるのですからお客様同士で情報の交換が
出来ないかなと考えていますが、これはどのような形で行うかは要検討です。

その他、自宅を今年中に移転したいと考えています。どうしても住みたいところがあるのです。
無料駐車場200台付きで、音を出しても全く平気というところです。ここに試聴室を作りたいなぁ(^▽^)Vこれについては希望はしておりますが、どうなるか解りません。4月末にはそこが空くそうです。
良い仕事バンバンください。そうすれば歩いて30秒が砂浜、素晴らしい環境でオーディオを語ることが
出来るでしょう。キャンプが出来る場所が近くにありますので、遠い方はテント持参で来ると良いかも
しれません。(/_;)

****************************************
さぁ皆さんは早くYAMAHA B-2とCA-2000の事について知りたいと思っていることでしょう。
皆さんはカタログサイトでスペック等を勉強されているでしょうね。しかし、カタログというのはメーカーが
作ったものであり、悪いところ欠点など明記するはずがありません。

逆に30数年前に当時は理解されなくても、素晴らしい先読みをしていたところもあります。皆さんが
なかなか知り得ない部分を紹介できたらと思っています。B-2は数少ないV-FETアンプ、CA-2000は
素晴らしいコンストラクションを持ったアンプです。この2機種は私が好きなアンプです。なぜ好きかという
事はご理解いただけると思います。

今回2機種ともご希望の方がいればお譲りしますが、もう本体を私が入手してオークションに出品するこ
とはたいへん少なくなります。特にB-2に関してはレストアご希望の方の見本として製作したものです
から同じものは今回の価格では作りません。内容をご覧くださいね。

あぁ、ネムィ、、、、、鼻水垂れています。取りあえずここまでにしておこうかなぁ。

3月19日早朝
昨日は体調がたいへん悪く苦しい一日でした。風邪気味であります。
自宅に帰って、さぁ記事を作ろうと思ったのではありますが、いつのまにか寝てしまいました。(/_;)

只今、朝の5時であります。咳とくしゃみが止まりません。ボーッとしております。どんな記事でも
あった方が良いという方もいると思いますので、参考記事を掲載しておきます。

YAMAHA B-2、CA-2000は70年代後期のアンプです。同様にプリアンプではC-2があります。
深夜試聴する場合、ボリューム極小レベルで左右の音量が合わない場合があります。
私のお客様のSさんは、このことに困り果てたようであります。

昨日の早朝、このお問い合わせについて私のメールでの回答を掲載しておきます。
この問題は、C-2、CA-2000に限らず80年代前半までの他のアンプでも同様です。
参考になる方もいるのでは?と思います。アンプの設計は時代背景があります。
CDが未発売の時期のアンプはこのような問題があるということです。

****************************************************************
前半は省略

C-2とB-2で組み合わせる場合、通常の試聴位置でC-2のボリュームを
左右差の無い位置でセッティングし、B-2のゲイン調整用ボリュームで
絞るというやり方がベストと思います。

時代背景から考えますとC-2、B-2の発売時期はTUNERやカセットデッキ、
レコードプレーヤーを使用するように作られています。従ってTUNERや
カセットデッキの出力は0.6V程度ですから、そこに最大2VのCDデッキを
接続しますとオーバーゲインになります。

本来は使用するはずのない部分を使用することになってしまいます。
C-2ならまだ良い方でC-2aになりますと更にゲインが高いプリですから
もう、極小レベルになります。

ボリュームは最小レベル付近では保証されていません。ボリュームは
いい加減なもので、どの位置でもぴったり合うということはまずありません。
しかし、10時~2時程度の使用位置は最も使うポジションですので、
比較的合うように作られています。

ミューティングスイッチを使用すると音質がいまいちということは私も
同感です。C-2のミューティング回路は出力の部分に設けられています。
-20dbのスイッチを入れてボリュームを上げますとその分だけフラットアンプは
大きな入力で増幅していることになります。

音が小さくなりますからそのような印象は無いと思いますが、実際は
同じ音量を得ると考えれば10倍ほど大きい入力で動作していることになります。
これを改善するにはフラットアンプ入力で左右のゲイン差が無い部分に
なるようにゲインを落とせば良いことになります。

例えばボリューム12時の位置でB-2の出力1Wになるようにゲインを落とす
改造は出来ます。見積もりは(/_;)円程度です。(おまけです。)この場合、
12時位置程度で使用してもアンプの動作はたいへん軽いものとなり
精神衛生上も良いものと考えます。

それとB-2のメーターは100W、10W、1W、0.1Wで調整します。このポイントでは
正確です。0.1W以下では誤差が生じる可能性があります。S様の試聴
出力はどの位ですか?

恐らくボリュームの抵抗体の経年変化もあるのでしょう。(/_;)円を投じて
いつまでも使えるC-2にするかどうかご検討ください。現状の不況を
考えますとオークションでの高値落札は難しいと思います。私はオークションで
価値が判断されるのを嫌って出品を控えています。

オークションで投げ売りをすればかけたお金の差額は大きいでしょう。
他の方に売ることを考えなければS様に合ったC-2を作ることが出来ます。
(売る時は元に戻せば良い)

後半略
************************************************************
上記はメールの一部であります。私のメールは長いですなぁ(/_;)
なお、(/_;)円は、実際には金額が入っておりますが、改造費としてはとてもお得な価格です。
今までのお客様には特別な価格で作業しております。

さて、後で解ったことでありますが、Sさんの試聴出力レベルは0.1W以下ということが解りました。
これはスピーカーがALTECであり、とても高能率だからです。現在では86db程度のスピーカー能率は
ざらにありますから仮に能率が10db高いと考えますと、10dbは電力換算で10倍になります。

つまり、86db能率のスピーカーに比べて96dbのスピーカーはアンプの出力が10分の1で良いことになり
ます。Sさんのシステムを考える場合、1W程度までの出力で音がよいアンプが要求されます。
皆さん大出力アンプを欲しがる傾向がありますが、私は違いますなぁ(^▽^)V

出力2W程度の超三結真空管アンプでも充分な場合が多いのです。私の製作した超三結アンプは
たいへん評判が良いのでありますが、これは1W以下ではかなりの低歪みであるからです。
大出力アンプでは出力段のトランジスタが並列や3パラ、4パラなどになってきますから、小出力の
解像度には問題が出てくる場合があります。真空管たった2本のアンプの方が音が良いというケースが
出てきますから面白いものです。

ですから、ネットでカタログデーターを見て自分のシステムを考えるのではなく、自分の試聴環境に
特化したもので考えるべきです。

70年代のメインアンプは1V程度の入力で最大出力が得られます。100W、120Wという出力です。
これにCDデッキを接続すればスピーカーを破損するケースが殆どでしょう。ですからこれらのメインアンプ
に接続されるプリアンプは増幅器ではなく減衰器なのであります。

TUNERやカセットデッキなどの出力レベルが0.6~1Vとすれば最大2VのCDデッキの場合、電圧換算では
10db~6db程度、更にボリュームが絞られることになります。その結果ボリュームは極小レベルになる
事が考えられます。

では、ミューティングスイッチを入れれば-20dbの分だけボリュームが上がります。歪率を考えれば
ミューティングスイッチを入れた方が値が良くなることが多いのでありますが、音は何となく開放感のない
詰まった音に感じてしまう事が多いのです。

※ミューティング回路ONだと残留ノイズも減るので歪率は良くなる。波形そのものの歪みが良くなるの
とは違います。

C-2にしてもCA-2000にしてもフラットアンプ(トーンコントロールアンプ)の出力ボリューム前に設けられ
ています。ONにしますと出力は10分の1になりますが、なんとなくしゃきっとしない音になります。
多分Sさんもそう感じたのでしょう。ミューティングは110Ωと910Ωの抵抗分圧によります。

110Ω+910Ω=1,020Ω でんがな 110Ω÷1,020Ω=0.1078、、、、、、、

だいたい十分の一になります。(-20db)  元々出力には22Ωと680Ωが直列に挿入されています。
ミューティングONになりますと更に910Ωが直列に挿入されますので1,612Ωが直列になります。
1.6KΩは大きな抵抗と思われます。見かけの歪率が良くなっているのに音は何となく良くないように
感じるのは出力に大きな抵抗が入るからかもしれません。

誤解を招くといけませんので説明を追加します。信号経路に直列に抵抗が入るのは問題ではありま
せん。入力ボリュームの後に1KΩの発振防止用の抵抗が入っています。ただ、出力インピーダンスの
低い部分に1.6KΩの抵抗が直列に入るのは音に影響が出てくるのかもしれません。元々ミューティン
グONで音を聴く、、、ということを前提にはされていないものと思われます。

Sさんにお奨めしたのは入力のインピーダンスの高いところで試してみましょうということなのです。
その他にも方法はありますが、長くなるので止めておきます。ミューティングを抵抗の分圧で行わないで
別な方法で行っているものもあります。これは歪率の大幅な悪化が見られます。

いやぁちょっと記事にするつもりが終わらなくなってしまいました。足し算、割り算も出てきてしまいまし
た。しかし、極小ボリューム位置で左右のバランスがとれなくて困っている方もいるでしょう。この記事を
続けた方がよいですか?止めますか?ちょっと拍手の数でも見てみようっと(^▽^)V

3月20日
風邪が大風邪に発展。全身の節々が痛くてたまらんです。(/_;) 徹夜の後の歯肉炎で2日ほどロクに
食べなかったので体力が低下したために風邪をひいたものと思います。「今日は暖かいねぇ~」と
声をかけられても「あっ、そ、そうですねぇ~」と返事はするものの気温20度を超えている状況で
私の姿は真冬の完全防備であるにも関わらずガタガタ震えているのであります。

ボリューム極小の話ですが、Sさんのケースではミューティングを入れれば出力は10分の1になります。
ボリュームの位置は上がります。アンプ入力で10倍になっているはずですが、それでもたいした出力で
は無いはずですので、アンプに無理がかかっているとは思えません。

アンプの音質は不思議なものです。歪率は静的な特性の一つです。実際の音は超高速で変化する
動的なものですから出力インピーダンスの低い部分に910Ωの抵抗が直列に入ることで何らかの
変化があるのでしょう。

殆どのアンプの入力感度は150ミリボルト程度と考えられます。かなりボリュムレベルは低い状態で
使用することになります。

C-2、、、、、、、、、入力感度120ミリボルト、定格出力0.775V  ゲイン6.46倍 
C-2a、、、、、、、、入力感度150ミリボルト、定格出力2V     ゲイン13.33倍
C-70、、、、、、、、入力感度150ミリボルト、定格出力1.5V    ゲイン10.0倍

Sさんの使用しているC-2は上記のアンプの中で最もゲインが低いプリです。つまり最もボリュームが
上がるアンプです。C-2aやC-70を使用すると更にボリュームの位置が下がります。

CDを聴くのでしたらゲイン1でも問題ないかもしれません。この場合はただのインピーダンス変換器と
なります。

ここまではもっともらしい説明でしょ。しかし騙されてはいけません。もしも、出力に直列抵抗が入ることに
よって音が悪くなるならば、、、、、、、(/_;) このミューティング回路の後にボリュームがあります。
2KΩです。値は違いますが、ボリュームはミューティング回路と同じようなものですから極小レベルでは
かなりの直列に抵抗が入るようなものです。

ミューティングONでは110Ωと910Ωで減衰され、その後の2KΩボリュームでは位置が上がる。
ミューティングOFFでは910Ωはバイパスされる。ボリューム位置は下がる。

あらら、(/_;)一体どうなっているのでしょう。ボリューム位置によって音が変わるという議論はあります。
皆さん、自分の機器で実験してみてください。上の記事を読めばボリュームなどない方がよい、使う
場合は出来るだけ最大位置に近い状態で使用した方が良いという結論になるかもしれません。

私は解りませんなぁ、、、、、なんとここまで来て逃げてしまうとは(`´メ)

上記はヒントです。最大出力0.3VのCDデッキはないかしらん?などと色々考えられます。
適正なゲインを持ったアンプを適正なボリューム位置で使う工夫をする、、、、、これが結論です。
ミューティング回路と同様なものを出力段に付ければボリューム位置は上がりますが、私にもよく解らな
い複雑な面がありますので、入力の方で調整した方が解りやすい、、、、、、、というのがメールの
内容です。

SさんのC-2でやってみましょう。出力ボリュームが付いたCDデッキもありますが、私の経験では良質な
ものが付いているケースはあまり無いようです。これについても議論が出るでしょうね。CDデッキの
出力ボリュームで音を絞った場合、FIXから出力した場合で音は違うのかなどと。

私はそのような議論に一切参加しません。今回のSさんのC-2では何らかの結論が得られるかもしれま
せん。その時は、、、、、声を潜めてイッシッシV(^0^)と、、、、そのイッシッシも周りに誰もいないことを
確かめた上で発するのであります。

アンプの抵抗一本一本測定して仕事をしている人間です。アンプの中身を全く見たこともない方と
ネットの上で議論しても交わりません。レベルが違うという意味ではありません。誤解しないでください
ね。視点が違うという意味です。

B-1、B-2、CA-2000(勿論CA-1000~CA-1000Ⅲも)、C-1、C-2など色々な分析をしました。
宣伝はしていませんがB-1、C-1では徹底分析をしてあります。私のところに来るメンテナンス品では
訳のわからないものが付いていたりします。その結果、ノイズ発生、プリント損傷などマイナス要素に
なるものが多い結果となっています。

PRA-2000、PRA-2000ZR、L-01Aなど回路図が無いものについては解析せざるを得ませんでした。
私が手がけたPRA-、、、、、は音がよいですよ。そりゃぁそうだ。電源から解析し調整できない電圧も
きっちり揃えることからスタートしてますもの。

HMA-9500Ⅱも得意ですなぁ!このアンプの音は大好きであります。エッ?mazdaluce3000は
YAMAHA中心ではないのですか?違います。ただ、今までお会いしたYAMAHAファンはたいへん紳士が
多くブログ荒らしなどしそうにないので、記事が多いだけです。V(^0^)他のメーカーのアンプファンが紳士
でないという意味ではありません。

オークションの某カテゴリーで足の引っ張り合いをしているのを見て、あぁ、ここはおいらの参加するところ
ではないと思っていました。しかし、オークションということを考えなければ全方位いけるのであります。
その方が皆さんにとってもプラスと思います。

このブログで皆さんが音を考える場合のヒントになれば良いと思います。ネットを見ればDCアンプが最高
のアンプ、DCアンプでなければアンプではないとの記述があります。私はその様なことは思っていませ
ん。トランス付きの真空管の音でも「あぁ、こりゃぁいい音だぜ!」と思うこともあります。
YAMAHAの70年代アンプは好きですが、他のメーカーでも良いものが沢山あります。固定観念をお持ち
の方がとても多いのがこの趣味の特徴であります。

ネットでお勉強すると色々な誤解が生じます。誤りも沢山あります。ほとんどではなく全く出鱈目もあり
ます。ここで、それらをコメントすることは出来ません。裏ブログでも作ったら間違いについてコメント
出来るでしょう。

電解コンデンサ、電解コンデンサと騒ぐな(`´メ)。メインアンプで考えればDCアンプというのは
増幅ループに電解コンデンサは存在しないんだぜぇV(^0^) だからDCアンプなんだよ。
みんな電解コンデンサを交換すると喜ぶけれどわかってんのかなぁ(・?・)

次のB-2とCA-2000の記事で解りやすいように説明したいと思います。

あらら、いつもになく過激な私でした。ゴホンゴホン(/_;) ひどい風邪です。寝込む代わりにブログ記事を
作りながら体を休めることにします。ですから今日は記事多いかもしれません。冬の作業場はストーブ
焚いても7℃ということが多かったのです。この時期に風邪をひいたのは油断というほかありません。

「この項終わり」

3月22日22時
「この項終わり」のはずが終わりではなくなってしまいました。更に詳しい説明を加えます。
C-2に限らずCA-2000でもC-1でも同様に考えることが出来ますので参考になると思います。

C-2のフラットアンプ(トーンコントロールアンプ)の入り口と出口にボリュームコントロールが付いていま
す。C-2の詳細は解りませんが、CA-2000の場合、-6dB~-24dBまでを入力側、0~6dB、 -24~
-∞まで出力側で調整するようになっています。この値はどうでも良いのでありますが、注目すべき
点は、-24~-∞まで、、、つまりCA-2000でいえば-24dbというのは11時位置にありますから
そこから最小位置の∞までは出力側のみ関知してるということです。

届いたSさんのC-2をチェックしてみますと、、、、、、、、あらら(/_;)、、、、、ぎゃぁあああ\(@O@)/
こ、こんなところを使っているのぉ\(@O@)/

確かに左右の音量差が出ている部分があります。∞からちょこっと回したところです。少しではありませ
ん。正しくはほんのちょこっと、大げさにいえば恐ろしくちょこっとであります。時計でいえば無限が
7時としますと7時半には左右の音量が一致します。

CA-2000のメインアンプにC-2の出力を入れます。スピーカーはNS-20Mをつなぎます。能率は
91dbです。これで0.1Wの出力で鳴らしてみます。結構大きな音です。SさんのALTECではかなりの音量
でしょう。

間違いなく7時と7時半の間には左右の音量差があり、出力側の2KΩにはこの部分に左右の差が
あります。誤差は大きいところで30%以上ありました。それと-∞というのはボリュームのフラットアンプに
行く側とアース側が0Ωになるということなのですが、わずかに接触抵抗が残っています。

       ボリューム取り外し         C-2 六連ボリューム
右側から、バランスボリューム2個、入力側ボリューム2個、出力側ボリューム2個の六連です。今作った
ら、1万円以上するのではないでしょうか。

出力側の2KΩは実測1.93Kと1.86Kです。この差自体は問題ではありません。各ポジション自体の
比率が問題となります。つまり半分にしたいとき1.93Kと1.86Kが半分になっていれば良いわけです。

徹底的にメンテナンスしました。V(^0^)まず、ボリュームで改善できれば余計なものを付ける必要は
無いと思うからです。その結果、左右の差は改善されました。∞の位置でも僅かに音が出ていましたが
それも改善されました。(接触抵抗が無くなった) 無音から音が立ち上がっても左右のバランスは
変わりません。

CA-2000の場合、入力側ボリュームは-6db~-24dbの調整をするというのは時計の4時から11時程度
までです。入力側を最小にしても無音にならない、、、、、、そうそうB-1のボリュームがそうでしたね。
ボリューム最小位置で実測3.4KΩ程度アース側に対して残るようになっていました。50KΩですが
実測は44KΩでした。ボリュームはこのようなものです。驚くには値しません。50Kが44Kでも構わない、
回転位置の比率が合っていればよいというのは出力側と同様です。

半固定ボリュームでも2.2Kが1.8Kしかないものがあります。一流メーカー品です。2端子が基盤上で結合されているような場合は使用できますので、使い分けをしています。

まだまだ行くぜぇ、ちょっとおしっこV(^0^)

新品部品を納入する際、10%以上の誤差というのは少し考えにくいので、これは経年による変化かもし
れませんね。
手ぶれ失礼!
メインテナンスを行ったあとの手ぶれ写真です。(/_;) MATSUSHITA製です。かなり慎重に作業しまし
た。何度も繰り返しになりますが、全ての位置で左右の音量がピッタリというアンプはほとんど無いと
行ってよいでしょう。入力ボリューム、バランスボリューム、出力ボリュームが複雑に絡み合っています。

左右のレベル差が公表されているのは少ないです。0.数dbなら問題ないと思われます。無帰還アンプ以
外は増幅部分で左右のレベル差が出てくるということは殆どあり得ません。逆に言うと増幅部分で
明らかな左右のレベル差が生じた場合は故障といえます。ゲインは帰還の定数で決まります。
簡単に言えば2本の抵抗の比率で決まってしまいます。

アンプのトランジスタが劣化しても、なかなかレベル差にはなってきません。その前にノイズが出るでしょ
う。殆どの場合レベル差はボリューム、スイッチなどの接触抵抗の問題です。80年代になると見かけは
たいへん良くなりましたが、スイッチ、ボリュームの品質は何段階も落とされています。特にバランス
ボリューム、トーンコントロールボリュームについていえます。

皆さん、私が特別なYAMAHAファンではないと言いながら70年代後半のYAMAHAアンプを多く手がける
理由がこのブログを読んでいるとわかりますよ。80年代はスイッチ、ボリュームが小さくなりました。
70年代のスイッチは分解清掃が出来ます。

アンプをレストアする場合、良質なボリュームとスイッチは不可欠になります。トランジスタを交換し、
電解コンデンサも交換する。基盤洗浄、内部清掃、、、、、、、、あらら、とても長く使えるアンプとして
出来上がったではありませんか?

SさんのC-2も長く使用できると思います。
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SさんのC-2完成です。
SさんのC-2です。外した電源基盤を取り付け、歪率を測定しました。右チャンネルの
歪率が左に比較しやや悪い状態でしたが、ケースを取り付ければ改善するだろうと
全てを組み上げてしまったのでした。

w(:_;)wガックリ(+_;)右チャンネルに歪率の突発的な変動があります。つまりノイズの発生です。
下の写真は、0.0016%程度を示していますが、細かい変動とやや大きな変動があります。
この程度では音が悪いなどと判断できる程度ではありません。ノイズは聞こえない
レベルと思います。
右チャンネル10V出力

左チャンネルは0.0011%でピタッと安定しています。
左チャンネル10V

原因は、下の写真のYAMAHAオリジナルデュアルFETです。このFETの左右を入れ替えますと、
歪率も入れ替わります。今回はレストア依頼ではありませんので、このFETは交換しませんでした。
歪の絶対値、0.0016%はともかく、突発的な歪率の変動があるということは、このFETが、
劣化しているということです。
YAMAHAオリジナル、デュアルFET

①このFETは部品として入手出来ません。

②また、5本足のデュアルFETは、市販品としても入手できないでしょう。

③このFETはドレイン電流、Gm共にたいへん大きいFETで、恐らくYAMHAオリジナルFETの
2SK100相当品が樹脂封入されていると思われます。2SK100は中古品ならたくさん所有して
いますが、新品では在庫がありません。

④これだけ大きいドレイン電流のFETは、市販品でも品種が少ない。

⑤足の配列が特殊。

⑥特性の揃った2個を選別し、二組作るには多くのFETを用意することが必要。

⑦またバラスのが面倒だッ(i-i)

上記の理由により散々迷った挙句(1分位か?)このFETを交換することにしました。
以前からこのような時のために準備していたFETがあります。
C-2用デュアルFETを作りました。

ドレイン電流は0.05mA以内の差で選別し、カーブトレーサーで特性を確認しています。
オリジナルは、熱の影響を少なくするために樹脂封入されています。ところがここには
比較的大きな電流が流れていますので、FET側からすれば厚着をしていることに
なりますので、発熱が悪くなります。寿命の点では問題です。LUXのL90なども
このような樹脂封入されたものが使用されています。

ちょっと格好悪いですが、選別した2個の間にシリコン系の放熱シートを挟み込みし、
銅版をカットして熱結合してあります。ノイズのある右側だけ交換しようと思いましたが、
いずれ左も悪くなるでしょうから、両方とも交換しました。
FET交換後の歪率

写真はFETを交換した後の歪率です。5V出力ですが10Vでもほとんど変わりません。
0.0009%で、変動は全くなくなり安定しています。部品点数の多いプリアンプを
測定しますと、出力がフラフラしているものが多いのですが、C-2はとても安定しています。

レストア以上の仕事になってしまいました。イコライザーのデュアルFET2個以外
全て交換したことになります。C-2をお持ちの皆さん!ご安心下され。ボリュームや
スイッチ、外装部品の予備はありませんが、あとは大丈夫ですぞ。

出品中のB-2と組み合わせてテストしていますが、交換は大成功です。
このC-2はカバー等を洗浄しましたら外観がとても良くなりました。
多分、長くご使用いただけるでしょう。

SさんのYAMAHA C-2です。
SさんのYAMAHA C-2の電源基盤です。Sさんは、様々なメンテナンス品を入手されて
いますが、痛い目にあっているようです。今回はオークションで落札された動作品を
私に依頼されました。レストア依頼ではありませんが、結果的にはレストアに近い
作業内容となりました。

下の写真は電解コンデンサとトランジスタを交換した電源基盤です。接着剤は
取り除いたところですが、部品面、プリント面共に汚れがたいへん気になります。
電源基盤部品面
C-2電源基盤プリント面


基盤洗浄した写真です。フラックスクリーナーではこれほど綺麗になりません。
C-2電源基盤洗浄後その1
C-2電源基盤洗浄後その2


C-2電源基盤完成後

左下の電源基盤を見てください。とても綺麗になったのがわかります。

YAMAHAオリジナルFET以外のトランジスタ、FETは全て新品に交換してあります。
ミューティング回路のトランジスタ1個以外は全てオリジナルの型番です。
最低歪率は0.001%となりました。


SさんのC-2、交換部品です。
Sさんから依頼頂いた、YAMAHA C-2の交換のために抜き出した部品です。
電解コンデンサ33本、トランジスタ61個、計94個の部品を交換してあります。
C-2の交換部品です。

写真に写っているトランジスタのメーカーは、HITACHI、TOSHIBA、MATSUSHITA、SANYO
ですが、前の記事で紹介した仕様変更があり、SANYOからMATSUSHITA製に変更
されていて、SANYO製が無いC-2もあります。

今回はSANYO製が無いC-2バージョンで交換しました。電源部を除きオリジナルの
トランジスタで交換してあります。下の写真は新しい電解コンデンサです。
Fine Gold、MUSE、Panasonicです。
C-2電解コンデンサ

使用したPanasonic製の電解コンデンサは、ゴールドマーク(金印)で、105℃対応、長寿命、
低インピーダンスの優秀なものです。

電解コンデンサやトランジスタ一個の価格は高いものではありませんが、オリジナルの
型番でトランジスタを入手しようとすると結構諸経費がかかります。オーディオ用の
電解コンデンサ、トランジスタは次々と生産中止になって価格も高騰しています。

この交換により内部の電解コンデンサは全て新品になりました。YAMAHAオリジナル
デュアルFET4個はそのままですが、不良になっても大丈夫、交換出来ます。
かなり長く使用出来るプリアンプです。



YAMAHA C-2aです。
①バランスボリュームがメインボリュームと一緒に回ってしまう。
②左チャンネルからノイズが出る。
③歪みを測って欲しい

以上は全て直りました。メインボリュームがガリ音がするというのもありましたが、
これも直りました。今回は修理依頼品でしたが、電解コンデンサの交換、
電源トランジスタの放熱処理の再放熱処理などをしてあります。
30時間ほど連続通電をしましたが、問題ありませんでした。

このコントロール部分のトランジスタ、抵抗がかなり交換されていましたので、
この不調の修理で、かなり苦労された方がいらっしゃるのかも知れません。
トーンコントロールボリューム抵抗体の断線については、再発するかも知れませんが、
その時はバイパスするのがベストでしょう。現在は大丈夫です。

本来はレストア専門で作業を行っていますが、このC-2シリーズも修理を
受け付けることにします。

オシロスコープの写真が出てくるなど、修理を行う方のブログになってきたようで、
良くありませんね。(+_;)また、ネタばらしが過ぎるという批判も聞こえて来そうですので、
その点も考えなくてはいけません。

まぁ、こんな故障もあるということで、皆さんがオークションなどで入札する時に
参考になれば幸いです。




全てのYAMAHA C-2シリーズユーザーの方へ(続きです。)
特殊な4連ボリュームにより、中央にした時にトーンコントロールがキャンセルされるように
なっています。←ここから続きます。
トーンコントロールボリューム

このトーンコントロールアンプ兼フラットアンプはLOWとHIGHのボリュームが
中央の時がフラットアンプになります。

LOWだけに限定して説明します。4連ボリュームの内訳は左と右とで2個ずつですから、
片チャンネルは2連です。

2連の内訳は、低域を上げる方に一個、下げる方に一個使用されます。
中央から半分はショート(真ん中のピンに対して)半分は可変抵抗になっているという
特殊なボリュームです。(この辺は読む必要なし、要は特殊なボリュームということです。)

ローブーストした時に、ブースト側は抵抗値が上がっていきますが、ローカット側は
どの位置でもショート(抵抗値0)しています。同様にローカット側に回していきますと、
ローブーストは抵抗値0です。理解しなくても全く構いません。次が大切です。

中央ではローカット、ローブースト共に抵抗値がゼロでなくてはいけません。
今回のアンプはローブースト側が無限大になっていました。そのために
中央の位置でも低域が盛り上がり歪みの大幅な悪化を招いていました。

それではこのボリュームを分解して接点をクリーニングすれば直ると
考えるでしょうが、、、、、、、、、残念でした。接点の接触不良ではなく
抵抗体の断線なのです。(+_;)ですから、いくら清掃しても直らないということになります。
抵抗体の割れはハンダ付けは出来ません。(+_;)(+_;)(+_;)

このボリュームの予備はありません。ジャンクのC-2aもありません。
あったとしてもそこからこのボリュームを取れば一台パアになりますから、
修理代金は超高額になります。

今回の依頼者はお金をかけたくないとのことですから、ここから私の根性
丸出しで、突然板金屋さんになるのでした。夜遅く、私の作業場からは
いつもとは全く違う音、、、、バンバンバンとハンマーで金属を叩く音が
聞こえるのでした。
トーンコントロールは松下製

このボリュームは松下製です。今作ったらとても高額でしょう。抵抗値も
特殊です。悪戦苦闘の上、直りました。振動を与えても大丈夫です。

最も良い方法は、もし、トーンコントロールを使用しないなら、このボリュームを
固定の抵抗値に置き換えることです。今回の場合は低域側のみこの処置を
すれば良いことになります。

経年による劣化、衝撃などの原因が考えられますが、今後かなりの頻度で
発生すると考えられます。問題は使用者がトーンコントロールを使用するか
どうかです。ボリュームというのは音質に対して良いことはありません。

オーディオに関しては色々な物を売るためにインチキ理論が色々あります。
高価なケーブルを使用するより、不要なものをバイパスするなど内部をきちんと
していきましょう。
修理後の波形です。

これが証拠です。修理前には歪んだ波形もこのようになりました。比較しなければ
わかんないじゃん \(`o'゛;)と思うでしょうね。実はこの写真、入力と修理後の
波形二つを重ねたものなのです。一つに見えるでしょう。(^▽^)V

少しずらします。

この波形を片方ずらします。そうしたらほら、一つに見えた波形が二つに、、、、、
この時の歪率は0.00095%です。修理前は5V出力で7%の歪みでした。
5V出力時の歪率

7000分の1に歪みが下がりました。トーンコントロールのボリュームは入手出来ませんが、
もし、使用しない方ならこのアンプはいつまでも使用出来ることがわかったと思います。

どうしてもトーンコントロールを使用したいという方はその位置さえわかれば
設定することも出来ます。多段のロータリースイッチでこのボリュームを作るという
手もありますが、私はやりません。このアンプはトーンコントロールに価値が
あるものではないと思っているからです。

なんか、だんだん初心者向きでは無くなってきたような、、、、良くありませんが
必要な部分だけ読んでください。要はトーンコントロールを必要としない方は
この部分が壊れてもバイパスすれば大丈夫だということです。

つづく






全てのYAMAHA C-2シリーズユーザーの方へ!
下記のような内容のC-2aでした。

①バランスボリュームがメインボリュームと一緒に回ってしまう。
②左チャンネルからノイズが出る。
③歪みを測って欲しい

①バランスボリュームがメインボリュームと一緒に回ってしまう。
修理済みです。

②と③は原因が同じです。コントロールアンプの中を見れば、かなりのトランジスタと抵抗が
交換されています。左右の交換状況は同じではありません。イコライザー部分の
パーツは交換されておりませんので、この部分にトラブルが発生し、修理しようと
とても苦労した様子がうかがえます。

左チャンネルが右チャンネルに比較して低域で1.4倍の出力です。
左右のゲインが違うというのはバランスボリュームや接点不良などが考えられますが、
今回の場合はフラットの状態でも周波数特性を持っていますから、帰還回路の
トラブルということが予想されます。

フラットの状態でも低域が盛り上がっていますので、帰還回路、つまりトーンコントロールの
ローブースト回路の故障と考えられます。ほとんどのプリアンプはトーンコントロールの
ON,OFFスイッチがあります。このC-2aにはありません。

特殊な4連ボリュームにより、中央にした時にトーンコントロールがキャンセルされるように
なっています。

あらら(+_;)出かける時間になってしまいました。
この続きは後にします。



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