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ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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B-2の後部パネル内です。
後部パネルを外します。ホットボンドで補修されている入力端子入力端子をハンダで修理取り出したスイッチ
YAMAHA B-2の後部パネルです。このB-2は後部スイッチに不具合があります。以前、メンテナンス
品として入手したものだそうです。音が出ないときがあるというトラブルで、入力スイッチの整備、
増幅部分やメーターアンプのトランジスタの交換、電解コンデンサなどかなりの部品交換をした
ものです。(大サービスです。)

以前メンテナンスされた方が、スイッチは作業しているだろうと甘く見たのが間違いでした。
前面の入力切替スイッチは等は作業されておりませんでしたので、昨年行いましたので、
今回は後部切り替えスイッチを作業します。まず、最初の写真で、この入力基盤を外す事が
出来なかったのであります。

小さなネジの頭が完全にナメておりネジが回せない状態です。あぁ、最初からつまづいているので
ありました。リューターにダイアモンドカッターの刃を取り付け、頭をカットし、マイナスのネジにして
回すことにします。後部パネルに傷を付けないようにしてカットします。なんとか写真のように
外す事が出来ました。この基盤を外す事にトライしたということは、何か不具合があったけれども
ネジが回らなかったのでやめたという事が予想されます。

あらら、やっぱり予想どおりでした。入力端子がホットボンドで修理されています。外れなかったので
上から修理したのでしょう。B-1、B-2共この部分の不具合は多いです。ぶつけたり太いケーブルで
ガタがきます。マイナスラインの不具合です。大出力アンプの場合は、この部分の不具合で
あっという間にスピーカーを破損するケースがありますから注意が必要です。

スイッチ修理の前にこの部分を修理する事にします。三枚目の写真のように半田で補修します。
きちんとヤスリをかけ、容量の大きい半田ごてで半田付けします。逆に言うときちんとヤスリを
かけないと半田はのりません。B-2よりもB-1に多いトラブルですから参考にしてください。
元々はカシメられていますからガタがきても不思議ではありません。写真ではガタを補正した上で
半田しています。

4枚目の写真は取り出したスイッチです。ボールベアリングが入っていますのでこの部分に
注意です。
後部スイッチ分解スイッチバラバラの図接点部分メインテナンス後の図
ボールベアリングも含めて全て洗浄し、接点を磨きます。銅色をした可動接点は柔らかいので
注意が必要です。取り出すときにバネでベアリングが飛び出さないようにするなど注意すれば
どなたでも出来ます。使用しないスイッチはバイパスするのが最も音には良いのでありますから、
回路がわかる方はそのようにしてください。

最終的にメーターアンプのボリューム8個を全て交換し、バイアス調整用のボリュームも
高級品に交換した上でお送りしました。交換すれば全ての調整をやり直しします。
カットした後ろのネジを黒で塗っておくのを忘れてしまいました。w(:_;)w

慎重に作業すれば皆さんでも出来ますので参考にしてください。
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メンテナンス品B-2その⑤です。
最終的に部品交換は120点を超えました。FET,バイポーラトランジスタは全て
新品になりました。残っているのはV-FETですが、これは新品のストックは
ありません。電解コンデンサは電源のブロックコンデンサを残して全て古いものは
無くなりました。
ボリューム付近手を加える前

今回は赤です。

入力基盤も洗浄し、前回のB-2はコネクタにピン折れがありましたので、今回は
赤の線で結線しておきました。

その他として定電圧電源の出口の重要な電解コンデンサ容量が少ないものが
取り付けられていましたので、オリジナルの容量のものに交換しました。

整流用ダイオードを3個交換しました。

整備前の100Wの歪率は0.015%以上でしたが、0.0015%と十分の一に
下がりました。パルス性のノイズは無くなりました。電源ON後のノイズも
無くなったと思います。

今日は大晦日で、夜に記事を掲載したくても出来ない状態が考えられますので、
大急ぎです。これでメンテナンス済みのB-2記事は報復さえ無ければ終わりにします。
私のお駄賃は高いですから、ここまでやれということではありません。
基本を重視しましょうということです。リレー、折れた定電圧ダイオード、防爆弁、
そして2種類のノイズは問題でした。参考にしてください。
良いものを出せるように頑張っていきましょう。

メンテナンス品のB-2です。その④
ダイオードが1個違う

一個だけダイオードが違うというのはマズイです。オリジナルと交換しておきました。

ヒューズ抵抗と抵抗が接触

ヒューズ抵抗と抵抗が完全に接触しています。

メーター基盤洗浄前

メーター基盤裏です。洗浄前です。

メーター基盤洗浄後

メーター基盤洗浄後です。このメーター基盤は前回のB-2同様、トランジスタが
交換されていましたが、2SA1015(Y)では増幅率が低すぎます。実際にメーターは
正確ではありませんでした。電解コンデンサは交換されていませんでしたので、
全て交換し、必要なトランジスタを交換しておきました。左右とも0.1W、1W、
10W、100Wでピッタリになりました。
機械的0点の調整

機械的0点の調整が狂っていましたので、先にこの点を調整の上、電気的
調整をします。

メンテナンス品B-2の電源です。
この辺からなぜ今回のB-2を記事にしたかおわかりいただけると思います。
腐った定電圧ダイオードのリード線

±85Vを供給する定電圧電源の+側の定電圧ダイオードの足が腐食して
断線しています。黄色い特殊工具の先です。このアンプは電源ON10分後の
ノイズの他にパルス性のノイズが現れていました。
パルス性のノイズ

このノイズは増幅基盤なのかこの電源によるものかはわからなくなりました。
問題のないマイナス側は85Vでしたが、この+側は電圧が大幅に高くなっていました。
この電圧をチェックしていればこの不具合が判ったはずです。
定電圧ダイオード

腐食して完全に断線しています。
腐食した抵抗

この抵抗も危ないので、交換しておきました。同じものが無かったので大きいものを
付けておりますが心配いりません。温度特性が違うといけませんので、左右とも
交換しておきました。

+側の定電圧電源が動作していなかったことになります。バイヤスやオフセット電圧は
それほど狂ってはいませんでしたので、そのまま調整したのでしょう。アカンです。(`Δ´)
トランジスタは、ここも交換されていませんでしたので、全て交換しておきました。


メンテナンス品のB-2です。その3
新春からネガティブな事を記事にしたくないので、今日で、このメンテナンス済みB-2の
記事は、今日で最後にしたいと思います。皆さんもとても気分が悪いでしょう。私もとても
残念な気持ちでこの記事を書いています。

繰り返しますが、この出品者が誰であるか、落札金額はいくらであるかなど、依頼者には
一切問い合わせておりません。それと私は他の出品者のコメントは殆ど読みません。
「ノークレーム、ノーリターンでお願いします。」などの文を読むと自分のやっていることが
崩れそうになるからです。(^.^)

今回の記事は、誰かを誹謗中傷することでは全くありません。それどころかこの出品者の
為になることと思っています。商売上手なことは問題になりません。いつも言っていますが、
どのような内容、価格で出品しようがオークションでは問題にならず、落札者の「読み」が
重要なのが今のオークションの現状と思います。

正直に言えば「コリャァ アカン!」と感じる出品者もいますが、今までその事に
触れないで来ましたし、これからも触れたくはありません。今回で最後にしたいものです。
今回記事にした理由は、リレーの接点に焼けがあり、しかもそのメンテナンスが何もされていないものでした。これではメンテナンス品とはいえません。写真でその程度を見れば
おわかりになると思います。

入手から数ヶ月、高いお金を出して落札したであろうものをまた私に高いお金を
出さざるを得なかった依頼者はとても残念な気持ちと思います。この出品者が私に
腹を立てるのは筋違いで、訴えられなかっただけ得をしたと思ってください。
出品者がこのブログを見ていて改善点があれば、ぜひ、改善してください。
私もまだまだです。更に良いものを出していけるよう努力していきます。

私に依頼してきた理由は、電源ON後10分程度で微少なノイズが出るという理由でした。
このノイズが無かったら依頼者の方はこのまま使用していたことになります。

私が手を加える前の増幅基盤

私が手を加える前の増幅基盤その2

増幅基盤裏

防爆弁が塞がれている。

電解コンデンサがホットボンドで留められています。コンデンサの振動を抑える目的と
思います。後始末がとても汚いですが、問題はそのことではありません。
電解コンデンサの頭部、防爆弁がホットボンドで密閉されていることです。
これはいけません。私は電解コンデンサの静かな爆発、強烈な爆発を経験しています。

先日も真空管アンプの実験中に、350V耐圧のものと100V耐圧を間違え、
何かホットな感じがするなぁ(;_;)と思った瞬間、頭部(マークのように切り込みがある)から
プシュ~っと数秒間電解液が噴いたのであります。これは静かなものです。

強烈な爆発は何回かありますが、一番ひどかったのは電解コンデンサの中身が
3メーターくらい飛んだのがありました。以前ですが、PRA-1000の電解コンデンサが
爆発した写真を紹介したことがあります。なぜこの弁が閉じられているか私には
全くわかりません。静かな爆発も強烈な爆発に変わる可能性があります。

それと、B-2を修理しているプロの方ならすぐにわかると思います。
元々この増幅基盤には電解コンデンサが1個しかないのです。写真一枚目の
中央からやや左の赤いコンデンサです。元々は黒ですから交換されています。

B-1、B-2、CA-2000など70年代のYAMAHAの高級アンプは、電解コンデンサの
使用を可能な限り抑えていました。メインアンプの電解コンデンサの少なさは
他のアンプと比べればすぐに判ります。このB-2のバイポーラコンデンサ1個は
バイアス回路に使用されているものです。

電源ON後10分のノイズというのは時定数があるわけで、追加された電解コンデンサが
原因と思われます。使用者のスピーカー能率は100dbと高能率ですから、
能率が低いスピーカーでしたら気づかないかも知れません。

0.1μのフイルムコンデンサを47μの電解コンデンサに交換され(470倍)、0.1μの
電解コンデンサに100μ(1,000倍)の電解コンデンサが並列に接続されていました。
全て元に戻しました。
防爆弁のホットボンド取り去りました。

交換されていた電解コンデンサを取り去りオリジナルのフィルムコンデンサを取り付けました。
並列にされていた電解コンデンサを撤去しました。

トランジスタは1個も交換されていませんでしたが、今回は初段のデュアルFETも
交換希望でしたので、基盤上の全てのトランジスタを交換しました。
私が作業後の増幅基盤裏

ハンダ修正して、基盤洗浄をした後の増幅基盤裏です。3枚目の写真と
比べてください。10分後のノイズが私の所に来た理由ですが、実際はその他に
問題点があります。次の記事はそのことについてです。

メンテナンス済みのB-2です。
溶けたアルミシールド板

メーターアンプ入力段のアルミシールドは増幅部分とショートして溶けていました。
増幅部分は、トランジスタが交換されておらずショートの気配がないので、基盤を交換した
ものと思います。

放熱器の色が、、、、、

放熱器の色が違います。これも交換したものと思います。内側がブルーになっているのは
絶縁体です。マイカ不要で、これに放熱グリスを塗りV-FETを取り付けます。初期型と思います。

左の放熱器にJとKと書いてあります。これは2SKと2SJのV-FETの意味ですが、これは
反対です。完成してスライダックで一次電圧を上げていきます。0,10V、20V、、、、
バイアスを監視しながら行います。突然このJ,とSが目に入り、、、、、、ぎゃぁぁああσ(^_^;
取り付けを反対に付けてしまったぁ(ToT)胸はドキドキ、汗はタラタラ、、、、

V-FETを取り外してカーブトレーサーにかけて8個の無事を確認。アァ、ヨカッタ(^◎^)

そして、放熱器に書いてあるとおりに取り付けたのでありますが、、、、、、
ちょっと待てよ?取り外す時はT嬢がきちんとメモを取っているはずだし、
取り付けた時、ネジを締めたのは私である。そんな間違いがある訳がない。
メモを確認し、念のために過去の作業写真を確認し、、、、、、
バッキャロー(`。'メ)このJとSの記入が反対なんじゃないかぁ(`Δ´)

つまり、私たちは間違っていなかったのであります。通電しなくて本当に良かったです。
通電していればV-FET8個があの世行きです。m(~o~)m
またV-FETを取り外して付け直したのであります。これまでも余計な仕事がかなり多かった
アンプなので、これで爆発寸前になりました。\(`o'")

アルミシールドは溶け、放熱器は色が違い、リレーは焼損したままと重大な
事故があったアンプのように思えてしまいます。

私はこのアルミシールドは撤去しています。ショートの危険性があるからです。
上の写真は、作業開始時に撮ったものです。増幅基盤が手前に見えていますが、
これがまた問題なのでした。


メンテナンス品B-2のメーター照明用電球です。
なんか変だなぁ(ToT)

前面パネルを外しましたらメーター照明用の電球が下に垂れ下がっているように見えました。
電球の熱でメーターカバーが白く変色し始めています。電球が長すぎて、
前面パネルに当たって下に下がっている状態でした。私はこの電球交換作業が
好きではないので、交換してあると喜んだのでありますが、、、、、、


電球が長く、きちんと入っていないからダァ

電球が長いだけでなくゴムソケットに入る部分の加工もマズイので、外に出る部分が
長くなっているものでした。


なんじゃぁ、これは

これにはちょっと驚きました。(@_@) 線が剥けなかったのでしょうね。焼き切っています。


正しくはこれです。

私も加工しています。YAMAHAにオーダーしますとゴムソケット付きで4個1,000円位ですが
配送料、代引き手数料を含めますと2,000円を超えます。CA-2000の場合は5個、
B-2は4個です。私は切れていなくても全数交換しています。見えないところだから
構わないという考え方もあると思いますが、そのうちメーターカバーにダメージが
出るでしょう。何度も申し上げていますが、私の仕事も完璧ではありませんが、
見えない部分に時間を使う傾向はあります。見えないから評価されない、、、、、
このジレンマとの戦いなのであります。




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