mazdaluce3000のブログ
ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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A-2000シリーズファン必読です。
34.jpg

***********************************************************************
初めまして。いつもオークション出品、楽しく拝見させて頂いております。
お忙しいところすいませんがお願いします。
ホームページのa-2000aのページによると、プロテクト解除の際、
ボッと鳴るとまずいようですが、どの程度の音になるとまずいのでしょうか。
以前、ヤマハ様に質問した時、アイドル電流?があるので多少は音がするが
大丈夫です。とのお話でしたので、大変気になっております。

また、最も問題となる基板上の33000μFのコンデンサー(在庫なしですよね!)を
105℃対応のものに交換されたような記事がありますが、
どのような手順でされているのでしょうか。
もう少し詳しくお聞かせ願えませんでしょうか。
もし、ボッ音が問題でしたら修理などいろいろ考えたいと思いましたので、
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。
*************************************************************************
上記の質問をいただきましたので、お答え致します。

まず、プロテクト解除時の音ですが、音の大きさではお答えできません。
なぜなら、同じ0.5Vでもスピーカーの能率によって音の大きさは全く
異なるからです。もし、気になるならば1,000~2,000円の投資をしてください。

デジタルテスターを購入します。最近ホームセンターで見つけたものは
1,480円でした。レンジは自動で切り替わりませんが、電圧は正確でした。
厳密なオフセット電圧測定の仕方など、堅いことは言わずにスピーカー端子に
テスターをセットし、測定してください。

プロテクト解除時に音が出るのでしたら数百ミリボルト(0.数ボルト)の電圧が
出るでしょう。そのままテスターをジッと見ていてください。時間の経過によって
どんどん変動するならば、、、、、(T.T)  電解コンデンサなどのパーツの劣化
変動しないなら、、、、、、、、、(^◎^)  何らかの劣化があるかもしれないが
                     まだそれほどでも、、、、、
電解コンデンサには自己修復作用があります。これは通電していることが条件です。
ところが、劣化してきますと自己修復作用が間に合わなくなります。
電源OFFの時間を長くとると音が大きく、OFFの時間が短い場合に音が小さい場合は
電解コンデンサの劣化の可能性があります。

テスターが無い場合は、ある程度通電しておいて電源OFFの時に音が出ない場合は
ゼロボルトに近づいていると考えられます。このオフセット電圧の狂いの原因は
色々考えられますが、温度に関係なく時間に関係する場合に電解コンデンサの
劣化を疑います。


ヤマハに質問した時に、アイドル電流が、、、、、とありますが、これは保護回路
(プロテクト回路、プロテクション)があるから大丈夫ということだと思います。
保護回路が解除するのは8オーム換算で0.数Wの出力(電圧で1.5V前後)が多いです。
ということは、プロテクトが正常であればまずスピーカーを壊すことは無いはずです。
1Vの直流がスピーカーにかかりますとかなり大きな音です。スピーカーが壊れるかと
思ったという程度のものでしょう。

さて、ここでお茶でも入れて頭を整理してください。
殆どのアンプにはミューティング回路がついています。(無いものもあります。)
アンプが不安定な状態の間、スピーカーを切り離しておく回路です。これを仮に
5秒としておきます。この時間が長くなっていきなりバンと音が出る場合は
かなり心配な状況です。

この場合は、ミューティングは解除している時に、プロテクトが働いていて
時間の経過と共にオフセット電圧が下がり、1.5V前後になった時に出力リレーが
ONになるケースです。電解コンデンサが不良のアンプをスピーカー端子ではなく
アンプの出力で(リレーの前)で測定しますと、ミューティングが解除されても
3ボルト程度のオフセット電圧が出ていています。どんどん時間の経過でオフセット電圧が
下がります。電源オンから数十秒でリレーがカチンという場合はこの場合です。
(ただし、A-2000シリーズの場合、他のアンプでは、ミューティング回路の不良のケースもあり)

ミューティングとプロテクトは別ですので混同しないようにしてください。
更に電解コンデンサが不良になりますと、ジ~っという音が出たりします。
ついには電解コンデンサがショートして、ヒューズが飛んで電源が入らなくなります。

このA-2000シリーズは、出力トランジスタの放熱不良で熱暴走でもヒューズが飛んで
電源が入らなくなりますから判断は難しいです。A-2000シリーズの重要なポイントは
電解コンデンサの状態と、出力トランジスタの放熱処理、ハンダクラックの3点です。
私の出品では放熱処理をやり直してありました。16個のトランジスタを取り外し、
ハンダ修正を1000カ所以上やり直し、中には基盤上の電解コンデンサ(A級)、大きな
電解コンデンサ(4本、AB級)も交換して出品したものもあります。

YAMAHAには電解コンデンサの在庫は無いと思いましたが問い合わせてください。
A級用、AB級用共に高さが低いもので互換製品を探すのは難しいでしょう。
私はシャシーに穴を開け直して位置を下げ通風を確保し、一般用のコンデンサを
取り付けています。基盤上のものは並列にして容量を確保します。

いずれにしても相当な技術に自信を持った方でないと出来ないと思ってください。
80年代のYAMAHAの発熱があるアンプに関して、必ず電解コンデンサは不良になると
考えてください。電解コンデンサは消耗品です。内部の温度はもの凄く高くなりますし、
下からの通風の穴も開いていません。更に85℃対応なのですからダメになって
当たり前です。

上記を出品のコメントに記載しておりました。出品価格は10万円程度でしたが
いつかは理解されるだろうと思っておりましたが、皆さん美品がお好きなようで
手を加えたとしているものでもインチキなものが多いので理解されなかったようです。
10万円で出品してもお駄賃はあまり出ませんでした。(T.T)という訳で出品が
無くなってしまったのであります。(^.^)

もし、参考になりましたら1拍手お願い致します。朝の5時からかなりの時間を割いて
お答えしていますので、無駄のようでしたら時間効率を考えたいと思います。
この拍手をアンケート代わりに使いたいと思います。ブログに使える限られた時間を
有効に使いたいと思っています。このブログに批判的な意見をお持ちの方は
読まないでください。ですが、読んでいただける方はどのようなものを読みたいのか
記事の優劣に限らずお好きなカテゴリーに拍手を入れてください。

それに迎合するつもりはありませんが、参考にさせていただきます。くだらん話など
拍手は無いのであります。(/_;)私はこれを考えている時は楽しい時間であります。
ひゅ~ドロドロ大好きなのでありますが、つまらんならやめてしまおうかとも
考えております。

あら、皆さんご出勤のお時間ですね。
私はやっと一日が終わりました。頑張りましょう!

写真はAB級用電解コンデンサをYAMAHA純正でないものに交換しているの図です。
難易度は高く、真似をしない方が良いでしょう。電解コンデンサの周りに黒く見えるのは
穴ではなくプチルゴムテープです。
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私の仕事その2
105.jpg

こちらも点検に戻ってきた私製作のEL-34三結PP無帰還アンプです。
出品のコメントで40,000時間以上使用しているアンプというのが
何度か登場していますが、このアンプのことです。

電源トランスはSANSUIのPV-270、出力トランスは同じくSANSUIの
SW-50-5です。大きく重いトランスです。このトランスの丈夫なことには
驚きです。購入したのは35年以上前になります。毎日15時間程度、365日
休むことなく7年以上動作させて、リップルフィルターのトランジスタが
1個劣化しただけという頑丈なアンプです。

回路を言葉で説明するのは難しいのですが、左右別のリップルフィルターが
付いております。業務用に使用していましたので、ヘビーデューティ使用です。
自己バイアスでメタルクラッド抵抗、110℃対応電解コンデンサがEL34の
カソードに使用されています。

初段は6922のSRPP、位相反転管のカソードに負電源を使用した定電流ダイオードを
使用しています。6922,6CG7、EL34という構成ですが、6922と6CG7までヒーターを
直流点火しています。ややゲインが高いアンプですがJBL D-130+4530BK専用に
製作したアンプで、D-130の能率103dbという高能率にもかかわらず、ノイズレベルは
極小です。D-130専用無帰還アンプは製作が難しいですぞ。

D-130+4530BKはトランジスタアンプでは全く音になりません。YAMAHA B-1なら
どうかといえばこれもダメです。全てオーバーダンプで低音感が得られませんので
バランスが悪くなります。それではと製作したのがこのアンプです。

D-130がうまく鳴らせていない方は、三極管、もしくは三結に十分のコアボリュームを
持った出力トランスの無帰還アンプと組み合わせてみてください。きっと驚きます。
D-130を上手に使うにはダンピングファクターがとても重要なのです。

このブログにあります感電秘話で私をシビレさせたアンプはこのアンプです。(+_;)


私の仕事その1
103.jpg

104.jpg

mazdaluce3000とは何者か?
メールアドレスは、バキュームチューブファクトリーなどと
しているが、真空管アンプなどはあまり出品していないではないか \(`o'゛;)
最近ではTU-870の超三結などを出品しているが、本当に真空管アンプを
作っているのか、、、、、という疑問もあるかも知れません。
オークションではトランジスタアンプのレストアばかり出品しているので、
無理もありません。

私の仕事の一部を紹介致します。3年前に製作依頼されて納めた845シングル
アンプです。点検のためにお里帰り致しました。置いてある場所が悪かったようで、
埃だらけになっていました。ウウッ(/_;)なんというお姿なのでしょう。
許せませんです。綺麗に体を拭き拭きしてあげました。ご覧のように
ピカピカになりました。見違えるようになりました。

写真ではわかりにくいですが、大きなアンプです。重量は40キロ程度あります。
845という大きい真空管が小さく見えるほどです。私が持ち運べる限界の重さです。
このような真空管アンプをオークションに出品して、希望落札金額ん十万円と
しても理解されませんので、出品致しません。オークションは安く入手する場所と
認識しています。

TU-870の超三結は48,000円の希望落札金額でしたが、落札して頂いた方には
とても好評でした。たとえ小さくても色々なノウハウが生きていると思います。
7台出品しましたが、今後出品の予定は今のところありません。前回迷われた方は
次回出品の際、ぜひ入手してください。本体購入費、部品代、オークション手数料を
除きましたらお駄賃はあまり出ないのでありますが、真空管アンプの音の良さを聴いて
いただきたくて出品致しました。

CA-2000、B-2、B-1のレストア品につきましても、出品の機会はどんどん減りつつ
あります。近日中にmazdaluce3000が手がけたものでなければ入手できないような
YAMAHAのB-1のレストア品を出品する予定です。



5月27日
102.jpg

正解は電解コンデンサです。

セレクターの接続間違いによって、メインアンプ出力が
プリの出力に接続されてしまったものです。

修復依頼された方のお話ですと煙が出たとのことでありますが、
実際は中でご覧のようなパーツが爆発していたのでありました。
外観が変わっているものだけ写真に撮りましたが、実際は
多数の部品が破損しております。

また、基盤のプリント面が焼損していました。人間でいえば
重傷ではなく重体なのであります。大手術を経て、CDやAUX入力は
完全に直すことが出来ました。あとはPHONOから音が出ていませんが、
IC2個を交換すれば完治致します。

このアンプは各出力段にICによるサーボがかかっているため、
今回のようなメインアンプの出力でオカマをホラレますと、
ICが全て(合計4個)ブッ飛びます。写真のICは最もプリアウトに
近い部分のICですが、その他のICは目視ではOKですが、内部は
破損しています。

今回の修復で最もたいへんでしたのは、基盤プリントの目に見えないような
焼損でした。大きく焼損している部分は修復が簡単ですが、0.何㍉の目視では
判らないような切れている部分の発見にたいへんな時間がかかってしまいました。
表面にコーティングされている上に、フラックスが大量に付着していますので、
発見は困難です。

基盤を洗浄した上で、部品取り付け面に明るい光源をあてて、レントゲン状態で
プリントをチェックします。それと思われるところをテスターで
一個一個あたります。あらら(ToT)、こんなところが、、、、、、
ほとんど死角になっている部分のプリント断線でした。0.1ミリ程度です。

電源をレストアしたのにもかかわらず、ミューティング解除時に電源の
中点電位が1ボルト程度変化するという不思議な現象でしたが、電源のアースが
増幅部と共通アースになっていないアンプのため、修理は難易度がやや高い
アンプです。電源が修復できませんと、他の部分が修理できませんので、
電源の全てのパーツを抜き出して測定するという、たいへん地味な作業を
致しました。

電解コンデンサはMUSEです。内部でかなりブッ飛んだはずです。基盤の
プリントの幅の広い部分が何カ所も焼損していましたので、大電流が
流れたはずです。以前、電解コンデンサに逆電圧をかけましたら、CANの部分が
部屋の端から端まで飛んでいったのであります。

このように派手にブッ壊れるのはありがたいものです。基盤プリント焼損も
派手であれば判りやすいですが、その派手さに気をとられやすいですね。
目で判別出来ないような断線があるとは思いませんでした。これが発見できたのは、
基盤のフラックス洗浄を行ったからでした。急がば回れ!です。

これはなんだッ!
101.jpg

あまり見たことが無いと思われる写真です。さて、これは何でしょう。
\(@O@)/正解は明日です。

お知らせです。
一部写真が入れ替わってしまったものがありましたので、
修正致しました。


B-1 重要ポイントです!その2
25.jpg

はいッ!これが作業後の放熱器とトランジスタです。

赤マークが付いている2SC1577は元々のものです。2SC1116Aと2SA747Aは
新品に交換しています。このトランジスタも入手が難しくなってきました。
入手できても価格はかなりの金額になっています。

絶縁マイカはシリコン系の絶縁シートに交換しています。いつもの
電化シートではありません。出品の時にデンカシートに交換していますと
記載しても理解されないのでありますが、ガラス繊維のようなものが
中に織り込められており、安心して使用できます。

今回はシリコン系シートです。右の取り外し品はショートしております。(/_;)
放熱器は洗浄し、コネクタはピカピカにしておきます。
以前、この放熱器とトランジスタセットを出品しましたが、入札は
ありませんでした。トランジスタも全てチェックした良品でした。
ん~ん、理解されなかったのでしょうね。B-1、2SK77にとって
最も重要なポイントのひとつです。

お忘れ無く、放置しておくと2SK77があの世に行くかも知れませんぞ。m(~o~m)
+のドライバーと放熱グリスがあれば作業できます。

B-1重要ポイントです!
24.jpg

B-1を長く使用する上で、最も重要な項目の一つです。
詳しいことは省きますが、この電源供給用パワートランジスタが
破損しますとV-FETのバイアスがオープンになり、
大電流がV-FETに流れます。

この場合、V-FETを保護するものは電源トランス一次側の5Aのヒューズしか
ありません。以前、私のところに持ち込まれた故障品のB-1で、このヒューズが
30Aに交換されていたものがありましたが、このようなことは絶対に
してはなりません。

この写真のパワートランジスタが破損することはあるか?ということですが、
大いにあります。放熱不良による劣化だけは避けなければいけません。
2SK77の放熱処理と違い、作業は難しくはありませんから、定期的に
行ってください。繰り返します。このトランジスタの故障はV-FETの
破損に直結します。保護回路の出口のトランジスタですから、このトランジスタの
故障について保護回路は動作しません。

2SK77の絶縁マイカと同様、グリスはカラカラに乾いてグリスが硬化して
いるケースがたいへん多いです。グリスの交換は自分でも出来ます。
2SK77の絶縁マイカと違い、TO-3タイプのマイカはまだ入手できますから
マイカも交換すると良いでしょう。

2SK77側の放熱グリスです。


こちらは2SK77側の放熱グリスの状態です。
絶縁マイカと併せて見ていただければ、
かなりヤバイ状態です。

2SK77の絶縁マイカです。
22.jpg

B-1の2SK77に使用されている絶縁マイカです。

放熱グリスが塗布されていますが、グリスの劣化が
激しい状態です。特に黄変している部分は硬化して
しまっています。

取り出してそのままの状態です。動作しているB-1の
放熱器に直接手を当ててみれば、30年経過して
このような状態になるのは理解できます。


HMA-9500MKⅡの修理の修理


Lo-D HMA-9500 MKⅡです。B-1同様、このアンプに
興味をお持ちの方も多いと思います。出力段にMOS-FETを
使用したアンプです。

所有者が動作品をご自分でヒューズ抵抗や電解コンデンサを
交換したものです。修理のサイトは多く見受けられますので、
修理を自分で行う方も増えて来たと思います。

ところが、、、、、、、(+_;)完成し電源を入れましたら
(ブチッ)ヒューズが飛んでしまったのでありました。

私のオークションの出品時に自己紹介欄からメールをいただきましたが、
内容は、とても落胆しているようでありました。MOS-FETを破損して
しまったと思われたようです。この気持ちは想像できます。
なにしろ動作品を更に良くしようと手を加えたらブッ壊してしまったので
ありますから、、、、、「あぁ!こんなことなら何もしなければ良かった(+_;)」
と思って当然なのであります。

車で30分程度の距離にお住まいの方でしたので、直接作業場に持ち込んで
いただきました。簡単な点検後、見積もりを出しましたら奥方様から
決済が得られるだろう金額と私の見積もりの間に大きな隔たりがあり
お断りしたのでありました。

私は修理だけというのは行っておりません。オークションでの出品価格は
特別な価格で行っております。TU-870を超三結に改造したものはピュア
オーディオに使用できる優れた音質を持っております。出品価格の48,000円は
少しでも真空管アンプの音の良さを知って頂きたいと思って価格設定を
しております。

CA-2000やB-2のレストア品は150点程度の部品交換をしております。
場合によってはレストア依頼するよりオークションで落札した方が
安く、美品を入手出来ます。また、今までの経験から人の手が加えられて
いるものはたいへん手間がかかるケースが多いのであります。

「奥方からの決済金額はどうしてもこの位しか得られない。」(+_;)
「申し訳ない、その金額では出来ませんです。」(ToT)

しばし上記の押し問答が続いた後、決定的な発言が、、、、、、、
「それじゃぁ、捨てるゥ」
「、、、、、、、、、、、」(;_・)

ぎゃぁぁあ\(@O@)/なんという発言なのでしょう!
まさか本当に捨てるとは思いませんでしたが、この言葉に弱いので
あります。条件付きでお預かりしたのでありました。外観は
綺麗ですから直ればかなりの価値があるものと思われます。

つづく、、、、

不良はどっちだッ(`^´)
良品コンデンサ

不良コンデンサ

ブロックコンデンサを抜き出すことが出来ました。
不良だったのは左側の電解コンデンサです。

不良のものを左手に持って、良品を右手に持って、、、、、
「こんにちは!」と下から女性の声、「はぁ~い」と
返事をして下に降りましたら、、、、、、、

あらら、どちらが不良か判らなくなってしまいました。
置いてあるとおり、左にNGと記入し右にNGと記入して
おきました。

ん~ん、これは怪しい!もし、間違ったら面倒なことになる、、、、
というわけで、再度チェックすることにしました。

31V程度の電圧を両極に与え、しばらく放置して電圧を
計ります。上の方は良品で、電圧はほとんど変化していませんが、
下の方は大幅に電圧が下がっており、特に-の方は更に
下がっています。

これで不良の方が判りました。で、見ると、、、、、、
ありゃりゃ(/_;)、良品がNG、不良がOKと書いてあるのでした。
最近になり脳からの指令が右手、左手で、よく間違う時があります。
下から声がかからなかったら間違わなかったと思うのであります。

ところで8時間経過した不良のコンデンサは、両極性とも1ボルト
程度に下がっております。良品の方はほとんど電圧が下がっておりません。
以前、この方法でYAMAHAのA-2000シリーズの電解コンデンサを
チェックしようと60Vの電圧を加えておきました。

その事をすっかり忘れて二ヶ月を経過した頃、インピーダンスメーターで
測定しようとしたところ、、、、、インピーダンスメーターが爆発したので
ありました。この電解コンデンサは全くの良品でほとんど電圧が下がって
いませんでした。22000μのチャージはかなりのものであります。

もぅ、このコンデンサが不良でしたらインピーダンスメーターは無事だった
のであります。これを読んでいる皆さんは真似をしないでくださいね。
写真に写っているテスターはボロボロであります。私はたいへん物持ちが
良いのでありますが、接続ミスによって煙を吐き両方とも抵抗は測定できません。
電圧はたいへん正確です。20年以上使用しているものです。

テスターで電圧を測定する場合、リード棒は使用しません。隣に触れて何度も
スパークさせているので、写真のようなものを使用します。


B-1電解コンデンサの図
15000μ×2/100V

B-1本体交換の図を見て頂けましたでしょうか。

さて、もう一台B-1の作業をしておりますが、気になって
電源を入れましたところ、、、、、、ぎゃぁぁあ(/_;)
こちらもヒューズが飛ぶのであります。しかも同じ左であります。

基盤は何も刺しておりませんので、これは電解コンデンサに違いない!
その通りでありました。左チャンネルの-側がショートしております。
全く同じ現象ですが、昨日紹介したものはショートまでには至って
おりませんでした。

抜き出した電解コンデンサの図であります。
松下製です。

続く、、、

本体交換の図
本体交換の図

B-1の電源ブロック電解コンデンサは、左右に一本ずつです。
この1本の中に2本分の電解コンデンサが入っており、
これを+、-用に使用しています。

片方がダメになりますと、整流後の+、-の電圧バランスが
崩れてきます。中に封入されている2本分が同時に劣化すれば
話は別ですが、今回のものは右チャンネルは良好でしたが、
左チャンネルが完全にバランスが崩れていました。

この時点で、ノイズの発生はありませんから、使用者は
気づかないと思います。ですが、ヒューズが飛ぶように
なります。

電解コンデンサは、使用環境(周囲の温度など)や使用時間に
寿命が関係しますから、一本がダメになるということは、
もう片方も劣化の可能性があります。

依頼者は、部品取りのジャンクのB-1もお持ちでしたので、
思い切って本体を交換いたしました。シリアルナンバー
1000番台のものから3000番台のものに全てを入れ替えたのが
今回の写真です。

あわよくばV-FETが少しでも生きていたらと思いましたが、
ジャンクの方はV-FETが全てショートしておりました。(ToT)
3000番台の方は+、-の電圧配分は良好です。

この前に基盤は全てレストアしてあります。写真でもCOPALの
巻線型半固定ボリュームやその他の半固定ボリュームも交換
されているのがわかります。

B-1はたいへん重く、重量配分も全面に偏っていますので、
移動がたいへんであります。今回のものはV-FETを片チャンネル交換や
多数の部品交換、本体の交換などかなりの時間がかかってしまいました。



YAMAHA B-1のどでかいコンデンサです。
2.jpg

他で見ることが出来るものは他に任すとして、私はめったに
見ることが出来ないものをこのブログに載せることにしますね。

これはYAMAHA B-1の中央のカバーを外した写真です。
でっかい電解コンデンサが見えます。小さなトランス、でっかいリレー、
などです。

最近になり、この電解コンデンサの不良を発見しました。
この電解コンデンサを交換するためにカバーを外したものです。

この電解コンデンサの不良は外観では判りません。さぁ!交換と
思いましたが、、、、、、、、続く(;o;_;)

YAMAHA C-1のメーターアンプです。
1.jpg

たいへんトラブルが多いC-1のメーターアンプです。
基本的にはB-2、UC-1と同じ回路です。
このメーターアンプのトランジスタがショートして
電源回路から煙が出ていたなんてものもありました。

写真では全てのトランジスタ、電解コンデンサが
交換されています。写真に写っているトランジスタは
28個です。

調整はチャンネルごとに4点ですから正確に合わせる
ことが出来ます。

メーターは大きくありませんが、回路はシケておりませんぞ。
ちゃんとYAMAHAらしい作りです。

YAMAHA C-1です。
20.jpg

YAMAHA C-1の内部写真を掲載しておきます。

B-1の定価が335,000円、C-1が400,000円です。
あらら、たいしたことないじゃん!などと思ってはいけません。
この裏側にも多数の基盤があります。B-1より高価な理由が
解ります。

V-FETを使用したプリアンプです。C-1だけにしか使用されていない
V-FETがありますので。開発費用から考えますと高価なのは
仕方がないですね。

このアンプのレストアは何台も行っていますが、私の手元に
来たものは全て不動品でした。「長い間お疲れ様でした。
2SC1345です。」で紹介した2SC1345が多数使用されています。

このトランジスタは全て交換しなくてはいけません。また、
YAMAHAオリジナルV-FETがダメになっているケースがありますから
オークションで音が出ないものについては注意が必要です。

レストアではかなりの時間がかかりました。YAMAHAオリジナルFET
以外の全てのトランジスタ、FETを交換した大作でした。
レストアしたものは全て元気に動作しています。

電解コンデンサです。
19.jpg

A-2000シリーズの電解コンデンサ不良の図です。
全てNGです。大きい方はAB級、小さい方はA級用です。

液漏れが無くてもショートしているものがあります。
これをご覧になっている方は、俺のは大丈夫だと思っている
でしょうね。ところが外してみると写真のようになっている
ものが多いです。

ダメになり始めますと、しばらく使用していないと
プロテクト解除に時間がかかります。(電源OFFの時間が長いと)
すぐに電源再投入するとプロテクトがすぐ解除します。

初期の不良では、オフセット電圧がプロテクトが働く前段階ですので、
プロテクト解除の際にボッと音が出ます。どちらもドリフトが
大きくなっていますので、しばらく使用していない状態と
すぐに電源再投入して、状態が変わるようでしたら要注意です。

完全にダメになりますとショートしてヒューズが飛びます。
電源入らずの状態です。(その前にジ~というノイズが出るケースあり)

もし、チェックする場合は、電源OFFからON迄の間隔は1分程度
空けてください。

トランジスタの寝所です。


CA-2000から抜き出したトランジスタです。測定して大幅に劣化しているものは
足をネジって廃棄処分にしますから、ここにはありません。

トランジスタは消耗品です。この中には劣化していないトランジスタも
含まれていますが、2000個以上あると思います。殆どがCA-2000ものを
このケースに集めていますが、この他にいくつかのケースに保管していますので
10,000個以上あると思います。

2SC1775AのランクFなどは山ほどあります。真ん中の仕切りはヒュージング抵抗で
左側はCA-2000のドライブ、プリドライブのトランジスタです。

CA-2000のデュアルFETです。


写真の上段が抜き出したトランジスタとデュアルFETで
下段が新しく取り付けるデュアルFETです。

HITACHI製の2SA872Aと2SC1775Aは丈夫なトランジスタですが、
30年経過していますので特性の劣化も見られます。

デュアルFETはYAMAHAオリジナルでY-K99の型番表記がありますが、
2SK99です。

トランジスタの足が酸化して黒くなっています。柔らかくなって
しまいますが、デュアルFETの足は折れて無くなっています。

このデュアルFETは特性劣化の度合いが激しく、不良になると
プロテクトが解除されません。私は必ず交換していますが、
YAMAHAにこのデュアルFETはストックがありません。



CA-2000のメインアンプから抜き出したパーツです。
15.jpg

レストア時にCA-2000のメインアンプから抜き出した
トランジスタ、デュアルFET、電解コンデンサ、半固定ボリュームです。

バイポーラトランジスタ40個、デュアルFET2個、電解コンデンサ8個
半固定ボリュームは2個しか写っていませんが、実際は6個交換します。
オリジナルは中出力トランジスタに放熱グリスが塗られていますが、
放熱シートを8枚追加します。

メインアンプだけで64個パーツが新品になります。

A-2000シリーズ基盤上の電解コンデンサです。
14.jpg

A-2000シリーズの電解コンデンサ不良の一例です。

このアンプはメインアンプがA級とAB級の二つのアンプで
構成されています。今回の写真はA級の方の電解コンデンサで
低電圧、大容量(33,000μ)のコンデンサです。

これがメインアンプ増幅基盤上に片チャンネルあたり2個あります。
写真を見ていただければ不良であることはおわかりいただけると思います。
電解液が漏れてしまっています。音が出ていてもこれに近い状態のものが
あります。

実際にはカバーがかかっていますので、このように見ることは
出来ません。カバーだけが膨らんでいる場合もありますが、
触ってみると解ります。使用時間、使用環境にもよりますが、
私が見たものはほとんどダメでした。105℃対応のものに
交換します。

A-2000シリーズのハンダクラックです。
13.jpg

A-2000シリーズは、ハンダ修正を多数行うとコメントしましたが、
写真を参考にしてください。さて、この中にハンダクラックが
いくつあるでしょうか?メインアンプ増幅基盤です。

内部の発熱のみでなく、ハンダの量も少なく、ハンダを盛る部分(ランド)も
小さいなど複数的な要因によるものと思います。

ちなみにイコライザー基盤も補正が必要です。70年代のYAMAHAアンプには
少ないトラブルです。元の写真サイズは大きいですから拡大してご覧ください。

ブログ開始から一ヶ月、ありがとうございます。
ブログを公開してから一ヶ月が経過しました。アクセス数は先程見ましたら
4,000を超えていました。たくさんの方にご覧いただき、ありがたく思います。

当初はのんびり構えていましたが、想像以上のアクセス数に驚きました。
出来るだけ頑張ってアップ致します。

オークションでの出品では、部品交換点数や歪率の測定など、出来るだけの
情報を公開するようにしてきました。動作保証も一ヶ月から三ヶ月、そして
現在の六ヶ月になりました。今後も更に確実な商品を提供していきたいと思います。

出来るだけ信頼されるというというコンセプトの他に、もう一点考えてきた
ことがあります。仕事から疲れて帰って来てホッと一息ついた時間、、、、
一日の終わりにニコッと(^.^) していただけたらいいなぁ、、、と思ってきました。

オークションの出品のコメントにオーディオに関する珍話を掲載してきました。
ニコッとしていただいたかどうかはわかりませんが、ブログでは「くだらん話」
というカテゴリーを設けました。基本的にはノンフィクション劇場で
ありますが、脚色はかなり行っています。(^O^)

オーディオの趣味でもオークションでも楽しくなければいけません。
以前、「オーディオに疲れたので出品します。」というコメントをオークションで
見ました。疲れたらいけません。高価なものを持っていなくても、原音に忠実で
なくても構わないではないですか。オーデイオの趣味の楽しみ方は色々あるのです。
自分なりの楽しみ方を見つけたらそれで良いと思います。

オーディオに関するお勉強の機会は減りました。オークションの出品のコメントを見て
お勉強してはいけません。残念ながら物を売るためのコメントが多く見受けられます。
メーカーのスペックやカタログなどが掲載されているサイトは多くありますので、
私は逆に出来るだけ知られていない項目についてお知らせしたいと思います。

古いオーディオ製品を大切にしたいという方には参考になる部分もあると思います。
出来るだけ解りやすい言葉でお伝えしたいと思います。

高価なアンプが良い音を生み出すとは限りませんぞ!「知恵と工夫と努力」なので
あります。私が出品したTU-870超三結7台は、とても良い評価をいただきました。
私の「知恵と工夫と努力」の結果でもあります。信じていただいた落札者の皆様に
この場を借りてお礼申し上げます。

今後もmazdaluce3000のブログをよろしくお願い致します。

5月14日 記
B-2が落札されました。ありがとうございました。

写真一枚しか掲載していませんでしたが、カバーの塗装が
納得いかず、もう一度塗装をして写真を追加する予定でした。
また、今回のB-2は入力ボリューム4個も新品に交換していましたので、
その件をコメントに追加しようと思っていたところ、、、、、、
落札して頂いていたのでありました。

しばらくはB-2の出品予定はありません。2台私のシステムに
入っておりますが、動作保証をしておりますので、V-FETの
ストック用です。一台はのっぺらぼうであります。

お気づきの方も多いと思いますが、ジャンク品も含めて
オークションでのB-2の出品は激減しております。
CA-2000なども減りましたね。今後70年代のアンプは
YAMAHA製品に限らず入手が難しくなっていくような気がします。

出品されたとしてもジャンク品の比率が高くなっていくものと
思います。C-1が2台出品されていましたが、音が出ないものでも
15万円弱の価格で落札されていました。B-1に関しても音が出ない
ものでも10万円程度は当たり前になってしまったようです。

80年代のYAMAHA製品はオークションに多く出ています。
A-2000シリーズはジャンク品が多く出てくるものと思います。
このアンプはハンダクラック、スピーカー端子の割れ、
出力トランジスタの放熱不良によるショート、電源の電解
コンデンサ不良と多くの欠点があります。

たいへん音の良いアンプですが、長く使用するためには
かなり手を加えないといけません。ハンダ修正1,000カ所以上、
時には電源の電解ブロックコンデンサを交換し、放熱処理は
全てやり直して10万円程度で出品しましたが、これはもう
ボランティァ価格であります。

A-2000シリーズの出品はやめてしまいましたが、入手ご希望の
方もいらっしゃると思いますので、年間1~2台を目標に
スペシャルなA-2000シリーズを完成したいと思います。

私自身のオークションへの出品も減ってしまいました。
今回のB-2のパーツ交換は150点弱です。外観は綺麗ですから
何も手を加えていなくてもオークションでしたら5万円程度
行くと思います。お得だったと思います。

私のレストア金額は安くありません。オークションでの
出品はお得です。今後の出品予定はCA-2000が一台、
B-1が一台です。部品交換はCA-2000が160点前後、
B-1はもう、たくさんです。少しずつ紹介していきます。


メーター照明用電球です。


B-2のメーター照明用電球を交換したところです。
この電球は昨年YAMAHAに確認したところ在庫がありました。

CA-2000も同じ電球を5個使用しています。価格は
@\280と記憶しています。ゴムソケット付きの電球です。

送料がかかりますので、電球だけでも2,000円以上に
なってしまいます。私は同等品の電球を加工して
ゴムソケットに取り付けていますが、やや面倒な
作業です。

なお、B-2の全面パネルのお話「のっぺらぼうその1」は
くだらん話のカテゴリー、9話に掲載されています。


B-2のパネル裏その2


電源、プロテクション表示LEDを接着したところです。
オリジナルと同じようにウレタンを使用した場合、
位置合わせがたいへん面倒です。

製造時には位置合わせの治具があるでしょうから、
簡単でしょうね。

接着剤が十分乾いてからメーター基盤に線をハンダ付け
しないと線が短いので引っ張られて剥がれてしまいますので
注意が必要です。

B-2のパネル裏その1
10.jpg

全面パネルを外した写真です。顔を横にしてご覧ください。

電源スイッチ周辺ですが、プロテクション表示LEDと
電源表示LEDは本体に分厚いウレタンが貼られており
そのウレタンに両LEDが貼られております。

30年経過すれば、当然ウレタンは風化しております。
100%再使用には耐えません。最初はウレタンで同じように
取り付けていましたが、そのうち両面テープになり、
現在は全面パネルに接着しております。

この部分を何もしないといずれLEDが全面パネルと
離れてしまう可能性があります。

5月11日 記
只今、B-1が3台出品されています。たいへん珍しいですね。

明日終了するものが入札数45、只今の金額92,000円です。
動作していないものですからずいぶん高くなりました。
エッ!どこにも不動品とはコメントしていないぞ!と
思われるかもしれませんが、コメントしているのです。

2枚目の写真で、ちゃんとプロテクトのオーバーロードランプが
点灯しています。ただし、電源を投入してからミューティングが
働いている数秒間にシャッターを押していたのなら別ですが、、、、

入札者は自分で修理するか、修理するルートを持っているのでしょうね。
くれぐれもV-FETを破損しないように修理して欲しいものです。
修理に出してV-FETが破損して戻ってきた例がいくつか報告されています。

このアンプはバイアスが完全であることを確認しない限りV-FETを
装着してはいけません。お気軽に修理するとV-FETがパアになります。
レストアでは基盤一枚ずつ完全であることを確認しながら行います。

このブログの「キレたらあかん」で紹介したVーFETの放熱処理や洗浄の
作業は最初に行っておきます。これはV-FETが完全であることを確認するため
測定等の作業をするためです。この作業を行ったら最後の調整まで
本体に取り付けません。

バイアスやオフセット電圧の調整が完全にあることを確認してから
取り付けます。取り付ける前に本体を揺すったり叩いたりと
そりゃぁもうたいへんです。バイアスが何らかの原因でオープンに
なると大電流がV-FETに流れます。

同時に電源関係のパワートランジスタが破損します。バイアス調整の
半固定ボリュームが不良でも過大電流が流れますから、ハンダ不良のチェックも
含めて振動テストをします。コネクタに差してある基盤が7枚、V-FETも
含めれば11箇所のコネクタがありますから振動チェックは必要です。

さて、クエスチョンです。明日終了のB-1と残り4日のB-1で外観に
違いがあります。さてどこでしょうか(+_;)

もうおわかりですね。残り4日のものはSUBヒューズが切れていて電源が
入らないとコメントがあります。明日終了のは、、、あらら後面の
パネルにSUBヒューズホルダーがありません。ピンポン(^ニ^)
正解です。

明日終了のは前期モデルで、よ~く見るとシリアルナンバーが
1,000番台です。残りの2台はよーく見るとシリアルナンバーが
2,000番台です。正面から見て同じでも微妙に設計変更されています。

私がレストアしたもので、基盤がかなり違うものがありました。
かなりの初期のものでした。これはもうたいへん苦労したレストア
作業でした。入力端子のLとRが逆でLに入力するとRに出力し、Rに
入力するとLに出力するものでした。

後ろのパネルから完全に分解し、順に配線を追って行ってもおかしい
ところはありません。私の頭の配線も完全におかしくなった頃、
フッとLとRの印刷を見ますと人の手でLとRのマークがされているではありませんか!

バッキャロ~(`´メ)、テメエ、コノヤロ~(`。'メ) 失礼!お上品な
私もこの時はかなりお下品な言葉を連発したのでありました。

なんと入力端子のプリントが反対なだけなのでした。まさかメーカーで
こんな間違いをするとは思いませんので、ドツボにはまってしまいました。
量産体制にする前のものなのだと思います。これは本当の話で、
レストア依頼されて今でも快調に動作しています。

なかなか報われない仕事なのであります。私の仕事を見て
「まだやってんの?」「まだ終わってないの」と言う方がいます。
上記のドツボも含めレストアしていると色々な問題にブチ当たります。

説明すればLとRのプリントが逆だったというだけなのでありますが、
完全でありたいという気持ちで作業している本人は真剣そのものです。
ちなみに修理だけでしたら私の仕事のスピードは自慢できる位早いです。
レストアになりますと珍道中です。

さて、今回のB-1は3台とも残念ながら不動品です。プロテクトが
かかっているもの、音が出ないもの、電源が入らないものです。
出品者は隠さずコメントしていますので良かったと思います。

B-1に関しては外観はあまり気にせず、必要なら質問をして
入札してくださいね。特に自分で修理できない方は注意してください。
部品取りなら別ですが、V-FETが完全であることは絶対条件です。



放熱グリスです。
9.jpg

2SK77の放熱処理に使用する放熱グリスです。東芝GE製です。
2SK77は大きいので一台に使用する量は結構な量になります。

2SJ26と2SC1403Bが上部にありますが、このタイプ(TO-3)には
マイカの代わりに電気化学製のデンカシートを使用しています。

2SK77の発熱量はかなりのものですので、このグリスは乾いて
性能が劣化しています。これから長く使用する上で重要な
ポイントです。「キレたらあかん」でも紹介しましたが、
面倒な作業です。

この部分と増幅基盤にあります片チャンネルあたり2個の
V-FET、2個のトランジスタもグリスはカラカラに乾いて
いますので交換が必要です。




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