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ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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CA-2000の質問にお答えいたします。その1
CA-2000パネル

SさんからCA-2000に関する質問がありましたので、お答えいたします。

「YAMAHA CA-2000のリアパネルスイッチで、DCのON OFFは何を意味するものですか?」

CA-2000リアパネル

下の段に、PRE OUT、COUPLER、MODE、MAIN INと並んでいます。
カタカナと漢字で訳しますと下記のようになります。

プリアンプ出力、プリアンプとメインアンプ切り離しスイッチ、メインアンプ入力直流カット
スイッチ、メインアンプ入力。

質問があったのは、MODEスイッチで、NORMAL、DC切り替えスイッチです。
NORMALは、
メインアンプ入力で、直流分をカットする。

DCは、
メインアンプ入力で、直流分をカットしない。直流(ダイレクト カレント→DC)でも
増幅する。

回路上の違いは、メインアンプ入力にカップリングコンデンサが入る(NORMAL)、
入らない(DC)の違いです。メインアンプは直流分まで増幅するDCアンプ構成と
なっています。メインアンプに1V程度の直流を加えれば、出力には30V弱の
直流が出力されます。この場合、多くのスピーカーは壊れてしまいます。

接続されたプリアンプに直流分が漏れていますと、DCに切り替えている場合は
忠実に再生されますので危険ですから入力で直流分をカットするために、
カップリングコンデンサを入れて直流分をカットするわけです。必ずNORMALに位置に
しておきます。1.5V程度の直流分が出力に現れた場合、プロテクトが働きます。
ところがプロテクトが動作するには、たいへん短い時間ですが時間差があります。

プロテクトが作動する瞬間的な時間にスピーカーが破損する可能性もありますので、
NORMALにしておきます。また、出力に1.5V程度以内でしたらプロテクトは働かない
訳で、仮に1Vの直流成分が+で漏れていた場合、コーン紙はその分だけ前に出た位置を
基点として動作しますし、-でしたらその分だけ奥に引っ込んだ位置を基点として
動作しますから正常なスピーカー動作とは言えなくなります。+、-がゆっくり変動する
入力があった場合は、コーン紙がフラフラ前後することになります。この場合は、
スピーカーの動作基点が常に変化していることになります。

上記の事は、不安定な入力でも起こりますし、メインアンプの不安定な動作でも
起こります。(オフセット電圧の狂い、温度変化によるオフセット電圧の変化など。)
理解はされませんが、アンプの性能は単に音が出るから完動品というものではなく、
温度によるオフセット電圧の変化(温度ドリフト)も重要で、解決するのに数日を要するという
のも希ではありません。必ずチェックしています。

DCカットスイッチの場合は数Hzですが、前面パネルのSUBSONIC FILTERは、
レコードの反りなどの成分をカットするためのもので、15Hz前後以下の周波数を
カットするためのものです。

余談ですが、この後部のプリメイン切り離しスイッチとMODEスイッチは、長い間
動かさないと接触不良が出ます。オークションで「音が出ません。」というものを
入手したことがありますが、このスイッチを数十回動かしただけで直ってしまった
ものがありました。機会がありましたらこの接点復活作業も紹介しますね。V(^0^)


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A-2000 22,000μの電解液漏れです。
ここのところブログを通じてのお客様とお会いする機会がありまして、ブログを
アップする時間が取れず少しお休みをいただきました。

埼玉県の遠くから来ていただいた方からたいへん綺麗なA-2000をお預かりしました。
程度はたいへん良好と思われましたが、出品中のA-2000と比べますと、歪みは
1.5~2倍程度でした。歪みの波形から右チャンネルには電解コンデンサの不良が
あるとお伝えしました。
底板に漏れた電解液です。


今日底板を外しましたら、写真のように22,000μの電解コンデンサから液漏れの
跡がありました。
ここから漏れています。

たいへん使用時間は短いようですから、この電解コンデンサは経年だけでも液漏れ
するのではないでしょうか。

出力波形を見ただけではわかりませんが、歪率計から歪み成分だけを取りだして
波形を見ますと電源リップル成分が現れます。左チャンネルには出てきません。
最終的には電解コンデンサショートに至ります。

出品中のA-2000の音を充分に聴いていただきました。驚いたと思います。
耳をつんざく大音量でも音がくずれません。それにしても困りましたなぁ(;_;)
修理レストア価格よりその時の入札金額がはるかに安いのですから。

10万円でもこのアンプ(出品中のA-2000)が欲しいと言われた時には
グラッと来ました。あと一週間早ければ、、、、、、出品しなかったのにィ(;_;)

CA-1000Ⅱ出品しました。超格安で入手出来るでしょう。恐らく
このようなレストア品はもう入手出来ないと思います。




TU-873落札ありがとうございました。
TU-873落札ありがとうございました。
いやぁ、とても安かったですね。(;_;)落札された方も驚いていたようです。
私の信用力もまだまだのようです。

カソード抵抗の1.5KΩは1KΩにしてお送りしました。1KΩにしますと歪率は
1W時0.26%に激減しました。これは、1.5KΩの方がバイアス電流は減少して、
真空管の寿命は長くなるかもしれませんが、この抵抗に消費する電力は多くなり
かなりの発熱により基盤のプリント面の剥がれが生じています。

真空管より本体の方の寿命に問題が生じますので,1KΩに戻しました。
歪率は大幅に低下し、出力は7Wになりました。聴感上も向上が見られました。

損はしませんでしたが、お駄賃は出ませんでした。(;_;)入札金額は、51,000円で
しばらく止まっていましたが、この時心臓も止まりそうだったのであります。

私の場合は、さて、いくらになるかと落札時間にパソコンでチェックしていますと、
落札金額が良くないというジンクスがあります。たいていは落札時間には
散歩に行っているか、仕事をしているかのどちらかです。

今回はとても寒かったですから家にいました。落札時間の20分前にパソコンを
見ましたら入札金額は61,000円で、、、、、、、この時気絶したのでありました。
永遠に目を覚まさないかと思いましたら、落札時間を2時間ほど過ぎて午前1時頃
目を覚まし83,000円の落札金額を確認した次第です。

ですから、落札時間にどのようなバトルがあったのかはわかりません。私の出品は
私より今までの落札者の方が見て楽しんでいる方が多いようですから、
多分楽しんでいただけたものと思います。TU-873はウオッチリスト登録が113でした。
只今出品中のA-2000もウオッチリスト登録は100を超えています。

今度の日曜日も心臓に悪い日になりそうです。このA-2000にかけた時間は半端なものでは
ありません。ご入札をいただいているのでどのような価格でも取り消しはいたしません。
TU-873は、落札者のお手元に届き評価もいただきましたので、今日からこのA-2000が
私のメインシステムで稼働しています。強力にウーハーを駆動しています。

もう一点、CA-1000Ⅱのレストア品を明日出品の予定です。YAMAHAアンプのイメージ、
繊細な音はこのCA-1000ⅡまでとA-1あたりでしょうか。出力段シングルプッシュの
音であります。出力トランジスタはSANSUI AU-9500、LUX L-309などと同じ
TOSHIBA製のCANタイプトランジスタのシングルプッシュです。

CA-2000同様、純A級、B級の動作切り替えスイッチが付いています。CA-1000Ⅲ、
CA-2000はリレーによる動作切り替えですが、CA-1000Ⅱまではマイクロスイッチに
よる動作切り替えです。このマイクロスイッチは内部のリークによるノイズが発生するという
不具合があります。この部分を明日、点検します。今のところ大丈夫のようです。
場合によっては純A級固定で出品いたします。この方が安心ではあります。

出力トランジスタ、ドライブトランジスタ以外の全てのトランジスタと電源ブロックコンデンサ
以外の全ての電解コンデンサを交換して出品いたします。部品交換数は80~90点ほどです。
純A級15+15Wのアンプでも殆どの方には充分な出力でしょう。

このアンプのレストア品はまず出品されません。このアンプにはブログで紹介している
2SC1345が山ほど使用されています。このトランジスタを全て交換しませんと
このアンプの本当の音はわかりません。この部分をNEC製の音の良いトランジスタに
交換しています。多分このアンプの落札日にはブログアクセス数が50,000を超えるでしょう。
一円出品です。落札価格は安いでしょう。

YAMAHA大好きな方に落札していただきたいです。私のノウハウもかなり入っています。
コレクターモデルです。外観もパネル洗浄等綺麗にしてあります。A-2000同様、
二度と出品しない可能性がありますから、価格より大切にしていただける方に
お渡ししたいものです。

それではまた明日。


 

再びYAMAHA B-2xです。
YAMAHA  B-2x基盤です。

このB-2xは、依頼者の方の手元にお届けしてから記事にしています。もう何ヶ月も
経過していますので、問題なく動作しているでしょう。

上の写真はB-2xの部品交換をする前の基盤写真です。基本的にはA-2000シリーズと
変わりません。A級アンプの電解コンデンサは、33,000μから100,000μになっていたり
抵抗やコンデンサが高級部品になっていたりします。

さて、歪率変動、バイアス変動がある左チャンネルですが、皆さんでしたらどのように
発見するでしょうか。電解コンデンサが怪しいと思われる方は、基盤上のコンデンサを
抜き出し、チェックするか交換するものと思います。トランジスタが怪しいと思う方は
トランジスタを抜き出し、チェックするか交換するでしょう。

一個疑問のパーツがあってチェックし交換するとします。その度に放熱器部分を
組み直さなくてはいけません。8個の出力トランジスタと4個のドライブトランジスタ、
2個のバイアス用トランジスタを放熱器に取り付け、更に本体に配線する作業が
必要になります。

もし、自分の予測したパーツが不良でなかった場合、この逆の作業をして分解し、
次の予測をしまた組み付けてテストするという作業を延々と繰り返すことになります。

今回は基盤上の電解コンデンサに膨らみがあるものがありましたが、歪率変動、
バイアス変動の原因ではありませんでした。トランジスタも増幅率に変化のあるものが
ありましたが、これも原因ではありませんでした。書けば3行ですが、ここまで
分解、組み付けを何度も繰り返し、たいへんな手間がかかっています。

それでは発表します。m(~o~)m 正座ッ(`_´) 気をつけ!礼!  
これだ!こいつだッ!(`Δ´)

最初に見つけたのは左側の1KΩです。基盤の裏から測定した時は、僅かに
抵抗値が増加していたというものでした。取り外してヒートガンで熱を加えますと、、、、
ぎゃぁぁぁあ(;_;)なんと抵抗値が無限大になったり元に戻ったりするではありませんか(`_´)

ここまで、ホトホト疲れていましたので、ここでまた組み付けてしまったのであります。
残念でした。バイアスの変動は改善されたものの、歪率の変動は改善されておりません。
また分解です。

右側二つの抵抗は目視では解りませんでした。ところが取り外して少し力を加えたら
一番右の抵抗が真っ二つに割れてしまいました。中央の抵抗も抵抗値はそれほど変化
しておりませんが、ノイズの原因です。

70年代の抵抗、電解コンデンサの耐久性は素晴らしいものです。80年代に入って
オーディオ用ローノイズ抵抗、オーディオ用電解コンデンサの耐久性はかなり落ちます。
救われるのは。ここに使用されているTOSHIBA製のトランジスタの寿命は
良好です。

もし、皆さんの中で同様の不具合に悩まされている方がいましたら、抵抗から
チェックされたらよいでしょう。写真にあります2種類の抵抗の数はそれほど多くありません。
私の経験では、一度発見された不具合は必ずこれから発生頻度が高くなります。

交換は、抵抗値が同じものであれば、写真のようなタイプでなくても構いません。
70年代でもB-1などにススム抵抗など同様の抵抗が使用されていますが、
30年経過した現在は、抵抗値に変化が出てきているものがあります。
注意事項としては、テスターで抵抗値を測定する場合は微少電流で測定しますので
不良が発見出来ない場合があるということです。
力を加えたら二つに割れた抵抗

一番上の写真で放熱グリスが綺麗ではありませんが、何度も組み付け直しをした
結果です。このB-2xはA-2000シリーズの問題点に加えて抵抗の不良を
チェックするという事になります。

一つの穴に二つのパーツの足が入っていたりとチェックに面倒な部分もあります。
交換の必要なトランジスタ、電解コンデンサ、そして抵抗を交換して
めでたしめでたしとなったのでありました。V(^0^)
スピーカー端子交換しました。

依頼者の方から入力ボリュームバイパス、スピーカー端子の交換を依頼されていましたので
その作業をしました。このアンプは重いアンプですので、取り回しがたいへんです。
上のスピーカー端子に大きいものを付けますと、下側が入れにくくなります。
下側の端子は少し小さいものにし、入れやすくしてあります。小さくても十分太いケーブルが
入ります。

依頼者が入力ボリュームをバイパスしてくれという依頼は正解でした。
片チャンネルのボリュームの心棒がアースから浮いていて不良でした。
ボリュームをバイパスして、入力抵抗を取り付けました。

大出力アンプで入力ボリュームがない場合、きちんと接続をしないと
スピーカーを破損する可能性があります。太さにこだわらず柔らかく
信頼性の高いものを使用するのがコツです。極太のケーブルで
固いものは入力端子を破損する可能性があります。

外観も綺麗になりました。出来るだけ洗浄してあります。

音が出ていても本来の性能からかけ離れた音のアンプは多くあります。
故障するなら音が出なくなった方がいいかもしれませんね。

完成したB-2xはとてもよい音でした。





今年もよろしくお願いいたします。
元旦、作業場を降りたところから撮影

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
元旦、初夕陽です。

皆様!笑ってください。(^O^)
私は元旦から、感冒性胃腸炎(胃腸風邪)にかかっております。二日間何も
食べることが出来ませんでした。(;_;)噂には聞いていましたが、こんなにひどいものとは
思いませんでした。この三日間でまともな食事は一食だけで、今日の夕食も抜きです。

皆様もご注意ください。この風邪にかかったら風邪薬ではなく、胃腸薬を飲むのだそうです。
私もひたすら胃腸薬を飲みました。ようやく好転の兆しありです。年末の秋葉原で
この病気をもらい、大晦日で気が緩んで一挙に噴出という感じです。

パイオニアM-25のシャーシー等を利用した超三結アンプは完成しておりますが、
出品を一旦取り下げました。データー取りをして明日、再出品いたします。
音はとても良いですよ。

明日から徐々に復活していきたいと思います。このブログが今年一年、少しでも
お役に立てますように願っております。
飛べ!

今年もこのブログをよろしくお願いいたします。



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