mazdaluce3000のブログ
ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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4月から色々変わります。
いつもこのブログをご覧いただきありがとうございます。

4月からはいろいろな面で変えていきたいと思っています。ブログに関しては内容は「理解しにくい
部分が多いが、楽しく読んでいます。」というコメントが多いようです。この理解しにくい部分を
なるべく少なくして行きたいと思います。

私の願いとして、半田ゴテを握る人を少しでも増やしたいという思いがありますので、どうしても
そちらの方向に行ってしまう傾向があります。どうだ、出来ないだろう、ならば私に依頼しなさいと
いうのではなく、こんなやり方もありますから出来る方は自分でやったらどうですかということなので
あります。少し方向性を変えてわかりやすいものにしていきたいと思います。

4月は、YAMAHAではC-1、B-1の記事が出る予定です。B-1についてオークションに出品しないの
ですか?という問い合わせをいただきましたが、出品の予定はありません。オークションに出品が
ありましたら、入手して、私にレストア依頼をお願いいたします。お駄賃高いです。

只今、C-1のジャンク品が出品されています。これはメーターアンプは壊れています。
音はほとんど出ていないとコメントされています。(極小で出ている)このC-1はB-1同様、V-FETが
使用されています。V-FETが全てダメになっていたら復活は難しいですが、一箇所だけ不良でしたら
一部機能を制限して復活可能です。出品されているものがどうであるかはわかりません。

PHONOでテストし、AUX入力し、TAPE入力でテストしなくてはいけません。このアンプは
AUXのバッファアンプとTAPEバッファアンプが別々です。AUX、TAPE各々のバッファアンプに
V-FETのコンプリが使用されています。(極性が違う特性が合った2種類のV-FET)

もしもAUXバッファのV-FETがダメな場合はTAPEバッファからAUXにV-FETを移動してCD等聴くことが
出来るようにすることが出来ます。TAPEバッファは使用できなくなりますが、録音は別なもので
行えば良いでしょう。

このアンプにはご存知、2SC1345が多数使用されていますから、復活にはトランジスタを多数交換しなくてはいけません。私以外の方に修理を依頼する場合は、必ずこのトランジスタの交換を指定してください。
出力段に使用されている中型のV-FETは、予備が若干あります。
YAMAHA C-1内部
出品されているものがどのような状態かは不明です。発売時定価40万円です。めったに出品されない
ものですから、参考にしてくださいね。メーターアンプは復活できます。その他に困難な部分が
多数ありますが、音はたいへん厚みのある良い音がします。ヘッドホンアンプは独立していまして
これまた良い音がします。

私がこのアンプのレストアをしますと250点ほどのパーツを交換します。電源とメーターアンプだけで
100点近くのパーツ交換になります。電源不良のケースも多いアンプです。外観はかなり綺麗になります。

たいへんリスクがあります。安かったらゲットですね。V-FETに問題が無く復活できたら最高の
プリアンプです。YAMAHAの繊細なイメージの音ではありません。B-1もC-1もど迫力の音です。
アンプを変えたら音が変わるという見本のようなアンプです。参考にしてください。

只今、YAMAHA B-2の入力改善工事を行っています。近いうちに報告いたします。
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珍道中なのであります。
昨晩の午前2時半、突然その事件は起こったのでありました。
ニッパーという線を切る工具は5~6個あります。面白いもので、線を切ると切った線が
空中を飛んでいくもの、切った線がニッパーに張り付いているものとニッパーによって様々であります。

私のお気に入りは、ダメになったスピーカーのマグネットで着磁したもので、細い線でしたら
空中を飛ばず、ニッパーに貼りついています。最近購入したニッパーは、電解コンデンサの
足を切ったりすると、手で押さえてないと空中高く切った線が飛んでいくのであります。

作業台いっぱいに部品を並べていましたので、膝の上に基盤を乗せ、電解コンデンサを交換し、
ニッパーで線を切ろうとしたところ、蛍光灯の陰になり暗いので、どれ、どこを切ろうかとかがんで、
チョッキン(実際はこんな音はせず、ブチッか?)、、、、、、、、、それではご唱和願います。

ぎゃあぁぁああ\((;◎_◎)/!、、、手元にお気に入りのニッパーが無く、空中高く線が飛んでいく
ニッパーで切ったのでありました。切った線は勢いよく右の鼻の穴奥に飛んでいってしまったので
あります。最初は何が起こったのかよく判りませんでした。しかし、間違いなく副鼻腔に入ろうとする
異物を感じ取ることは出来ます。

数年前から発症した花粉症のため、鼻毛お手入れは欠かせず、つい先日もカットしたばかり
なのでありました。あぁ、こんな事になるなら切るのではなかった、そうすれば入り口で防げた
かも知れない、いや、ここで引っかかったのは花粉症の鼻水のおかげだッ、、違う!小さい頃
鼻中隔湾曲症という診断を受けたことが一度ある。ここで止まったのは鼻が湾曲していたせいだ、
などと分析するも、さぁたいへん(;_;)。

鼻のエアーフローを止めるため、口から息をする、、、、これは当然であります。吸い込んだら終わりで
肺に入ったら死に至るかもしれません。指を入れたら奥に入ってしまうでしょう。掃除機で吸い
出すには、私の鼻の穴にあうノズルがありませんので無理のようです。

口でパクパク息をしながら冷静に対処方法を二つ考えました。
①着磁してある電動ドライバーのドライバー部分を鼻の奥に突っ込み、磁気の作用で取り去る。
②口から息を吸い、鼻から出す。この行為をひたすら繰り返す。気体の圧力によって取り去る。

まず、上を向かないようにしながら電動ドライバーを探します。ありました。しかし、そのドライバー
部分は錆びていたので、こ、これを突っ込むのは②の気体圧力の結果を見てからにしようと
思いとどまったのでありました。

チーン、チーンと鼻をかんだのであります。と、取れました。思わず涙と鼻水が出そうになったので
あります。この間、約5分色々な事を考えました。運が良かったのか悪かったのか、、、、、、
鼻に線が入る事など考えもせず運が悪かったといえるでしょう。完全に副鼻腔に入らなかったのは
運が良かったのであります。

そういえば以前に同じような経験を思い出しました。引越しの時、業務用のミートスライサーの
刃と本体の間に指を入れてしまいました。驚いて指を引き抜けば切断間違いなしの状態でした。
5分そのままの状態で対処方法を考えました。ついに俺の指も一本ダメになるか、、、、、
冷静でしたね。押すことも引くことも出来ない、動かすことも出来ない状態でした。片手で取れるものに
何があるか、それで何が出来るかを時間をかけて考えましてその窮地を脱したのでありました。

思えば死に直面したことは何度もあります。主に海の上です。静岡県御前崎の沖、暗黒の夜に
本線航路で36フィートのヨットがエンジン停止、前の帆を出そうにもジブファーラーという装置も
故障して波間に漂ったのでありました。すぐそばを大型船が次々と通り過ぎます。レーダーで
気づいているのかいないのか、、、、、広島から横浜までヨットを回航した時の出来事でした。
この時は覚悟しました。御前崎沖といえば難所であります。お月様がまったく出ていない暗黒の夜、
大型船に当てられる可能性はとても高かったのです。

深夜でも次から次へと船が前から後ろからやってきます。あぁ、あの船かなこの船かなと
当てられる船を予想したのでありました。自分でも恐ろしくなるほど冷静でした。停止した船は
木の葉のように揺れます。大型船が通過すればなおさらです。この状態でエンジンルームに入って
エンジンと格闘するなどこの話は長くなるのでやめておきますが、今は笑い話にしております。

結果的には知恵と工夫と努力でこのピンチを脱したのでありました。最後は御前崎漁港内で
漁船の方にお世話になり岸壁につけることが出来ました。驚きました。頼みもしなかったのに
あっという間に地元ボランティアの方が大きなフェンダーなどをお持ちいただきました。どこから
どのように連絡が行ったのかはわかりませんが、その親切さは頭が下がる思いでした。

私の中で静岡県御前崎という場所はとても良い人柄のイメージがあります。この御前崎には
第三管区海上保安本部の御前崎海上保安署があります。灯台から保安庁の方が見ていて
くれたそうですから、そこから連絡が行ったのかもしれません。あしたか(愛鷹)という保安庁の
船が清水に出払っていて、さて、どうしようと思っていたそうです。もう一人乗船していましたが、
疲れからか少し精神的に不安定になっており、保安庁に怒られる、怒られると訳のわからないことを
言っておりました。保安署に調書を書くために入った瞬間、、、、、「ご苦労様!」と大きな声で一声。

今まで死にかけていたのだから怒られるのなんかはどうって事はないと思っていましたが、
この保安署の人たちもいい人達でした。海の上での苦労を知り尽くしているのでしょう。
私にとってこの15時間は胃の中が空っぽになるほど吐くなど苦い思い出ですが、とても
プラスになる経験でした。

この他にも三浦半島毘沙門事件、千葉の布良から横浜事件など海の上でのピンチは何度も
ありますが、とても冷静に対処できました。今回の鼻の穴リード線突入事件も今までの
経験が活きているのかもしれません。(^O^)人生長く生きてくると想定外の事が色々出てきます。

昨晩、僅か5分の間に悲しくもあり可笑しくもある自分の人生模様を思い出したのでありました。
手の指は10本健在、肺にはリード線が入らずこうして生きているのであります。

この広島から御前崎経由で横浜にヨットを回航したお話は、実は北海道経由という皆さんが
想像もつかないチン道中がおまけにつくのでありますが、この話はオーディオには関係ないので、
いつかどこかで小説風に紹介したいと思っています。

4月から更に良いものを出していこうと思って必死で作業した昨晩の出来事でした。(^-^)V 
この出来事の写真はありませんのでご了承ください。

OさんのCA-1000です。
前面パネル清掃前前面パネル清掃前前面パネル清掃前ウッドケース清掃前
上の4枚がOさんのCA-1000で、作業に入る前の写真です。オークションで入手するものは、
汚いものが多いですから、綺麗なほうです。写真で綺麗に見えても実際は本来の色よりも
黄色くなっています。

下は作業後です。Oさんがこの写真だけ見たら自分のものとは判断できないかもしれません。
たいへん時間がかかりますが、これは見積もり外ですから無料ということになります。
傷は仕方がないとしても色は本来の色になります。見た目は変わりませんが、電源スイッチは
切れるようになりパイロットランプも点灯するようになりました。一番大きな変化は、、、、、
音が出るようになりました。\(*^ ^*)/
清掃後の前面パネル清掃後の前面パネル清掃後の前面パネル清掃後のアンプ全体
完成後の外観完成後の外観完成後の外観完成後の外観
オークションの出品では、外観は綺麗で当たり前で感謝されることはありません。せっせと何日も
かけて塗装などしても、ありがとうとは言われないのであります。「思ったよりも汚かった。」という
評価がほとんどないのが救いではありますが。今回のような依頼品では喜んでいただけるものと
思います。

あと一年もしたら外観はさらに綺麗に出来ていると思います。乞うご期待です。

※純A級、B級に切り替えるリレーにかかる電圧が、若干少なめでしたので改善しました。

OさんのCA-1000です。
増幅基盤部品交換電源基盤部品交換コントロール基盤部品交換コントロール基盤洗浄後
OさんのCA-1000です。一番左の写真は増幅部分のパーツ交換で、79点あります。そのうち
トランジスタは46点です。2枚目の写真は電源部分の部品交換で、22点です。ダイオードと
トランジスタは10点です。合計101個の部品交換で、半導体は56個となりました。電解コンデンサは
43個です。

こんなに部品交換が必要か?という疑問が出るかと思いますが、このアンプには2SC1345が
多く使用されていますので、少なくともこのトランジスタは全交換しないといけません。部品交換をする
理由は性能の復活と寿命を長くすることは勿論ですが、もう一点理由があります。

最近私のブログにお駄賃の話が度々出てきます。次々と半導体メーカーが、オーディオ用
トランジスタ、FETの製造中止をしているので、入手価格が高騰しているため、このようなレストアを
行うコストが大幅に増えています。今までの価格で作業を行うことが厳しくなっています。

デュアルFET1個で800円というものもあります。部品1個の価格としては大変高価なものです。
しかし、価格以上に大切なことは入手できなくなってしまう可能性があることです。トランジスタは
どんどんチップ化されており、70年代に使用されているトランジスタは、いまや巨大部品に
なりつつあります。

生産中止になったトランジスタは、2年程前に比べて価格が3倍程度になったものが増えています。
CA-2000に使用されているデュアルFET、2SK99や2SK100に互換のものはとっくに生産中止になっていますので、そのうちかなり工夫して交換しなくてはならないでしょう。

今まで30年使用できたなら、今交換しておけばこれから30年使用できる可能性があるという訳です。
入手できるうちに交換しておこうという考え方です。SさんのPRA-2000ZRの電源に使用されている
高耐圧の(100V)FETは調べましたら、なんとか入手できることがわかりました。製造中止品です。

このような部品が入手できない場合は、回路定数を変更して作り変えることになります。
以前、CA-2000のプリドライブ、ドライブのトランジスタを比較的新しいトランジスタに交換しようと
思い、バイアスボリューム最小の位置で電源ON、、、、、あっという間に出力トランジスタが
ブッとんであの世逝きになってしまったのでありました。オリジナルと特性が異なるためです。

それでは、この新しいトランジスタが使用できないかというと使用できるのでありますが、バイアス
回路の回路定数を変更しなくてはなりません。このような作業をする場合、回路図があるかないかで
作業時間は大幅に異なります。YAMAHAは回路図を出してくれませんので、復活は難しい機種が
出てくるでしょう。オリジナルの部品があれば、復活にかかわる時間は短くて済むのであります。
C-2aに使用されているMCヘッドアンプ用のトランジスタなども在庫を増やしたいと思っていますが、
そこまで手が回らないのが現状です。

このCA-1000もトランジスタを交換したからといって今後故障する可能性は十分にあります。
ヒューズ抵抗切れ、抵抗やダイオードなどがありますから、これらの部品が製造後何年持つかは
不明です。しかし、電解コンデンサ、抵抗、ダイオードが無くなることはないでしょう。
70年代の電解コンデンサは丈夫なものです。部品交換をカットするなら電解コンデンサですが、
性能向上が望めますので交換しております。

さて、このCA-1000は故障品で音が出ないものでした。原因はトランジスタ不良とそれによる
ヒューズ抵抗切れです。部品交換によりハイッ\(^ ^)/ 音が出たのであります。このブログを
お読みの方はもうおわかりですね。このCA-1000とCA-1000Ⅱは純A級とB級の切り替えを
マイクロスイッチで行っています。

不良としてこのマイクロスイッチの内部放電によりノイズが発生し、最悪の場合、切り替えが
出来なくなります。アンプに耳を近づけてこの音を聞くことが出来ます。B級の位置で音が出る場合が
多いです。今回のアンプのマイクロスイッチの隙間から内部を覗きますと、、、、、、、ガクッ。
放電の火花がマイクロスイッチの隙間から見えています。ジジジジという音も出ています。
ダメなのであります。

さて、電源を切ってしばらくしてもこの音が出ています。ずいぶん電解コンデンサに電気が
たまっているのだなぁと思っていました。深夜ですので正常な脳の働きをしていないのであります。
それでは皆さんご唱和願います。、、、、ぎゃぁぁああ!なんと電源スイッチがOFFにしても切れて
いないのでありました。依頼者のOさんのメールには、最初に電源スイッチの不良があり、
メーカー修理に出したとあります。ですから電源スイッチは正常と思い込んでおりました。

危ない危ない、、、、再度組み立てあがった前面パネルを分解し、電源スイッチを分解します。
電源スイッチ内部
内部は真っ黒で、一個の接点が磨耗しています。二組ある接点のうち一組しか動作していませんし、
電源OFFにはならない理由としてピンが外れていました。写真は内部と接点を洗浄して一部補修を
加えたものです。この接点が入っているBOXは上下対称ですので、接点が磨耗している方を
OFF側にして組み立てたのでありました。

正常になりました。OFFに出来ますし、接点の抵抗を測定しても正常です。私の場合、ジャンク品で
機器を所有しているものはほとんどありませんので、スイッチの交換はできません。もしも、また
切れなくなっったら方法を考えましょう。
純A級、B級切り替え用リレーです。
純A級とB級切り替えにはリレー方式に変更しました。写真では見えていませんが、金属側には
安全のため絶縁用のフィルムを入れてあります。最終的には軽く接着します。この切り替えは
バイアス回路とB電源の切り替え2種類がありますが、バイアス用スイッチは不良ではありませんので
B回路だけリレーで切り替えるようにしてあります。

CA-1000Ⅲ、CA-2000はリレー切り替え方式ですが、B電源がA級に切り替わるとバイアスも
自動的に切り替わる方式ですので、バイアス切り替えスイッチは存在しません。
依頼者のOさんから、修理とレストアの違いは何かという質問がありました。修理でしたら
不良のトランジスタの交換とヒューズ抵抗の交換で、部品交換は10点以下でしょう。

電源スイッチは部品なしでONのまま、純A級、B級のスイッチは見なかったことにするかチェックしない、
または部品がないので未交換というところでしょうか。このマイクロスイッチを交換したことがあります。
調整がたいへん微妙ですし、また同じ故障が出る可能性が充分あります。リレーのほうが確実です。

一台のアンプを完成するまでには実に多くの時間を時間を必要とします。外観を整える事は
見積もりには入っていませんが、見違えるほど綺麗になりました。近いうちに写真を掲載いたします。
私の大好きな言葉は「見なかったことにする。」であります。アシスタントのT嬢にも「見なかったことにしよう。」と連発しておりますが、これはそんなことが出来ればという願望であって実際は作業を
しておりますので、ご安心ください。

あっ、そうでした。電源のパイロットランプは電球で、切れておりまして交換しております。
ヒューズ2本交換しましたから、部品交換は104点になるのでありました。



OさんのCA-1000です。
CA-1000MCヘッドアンプ基盤洗浄前MCアンプ部品交換前CA-1000基盤洗浄後MCアンプ部品交換後
CA-1000イコライザーアンプ基盤洗浄前基盤洗浄後
OさんのCA-1000です。上4枚はMCヘッドアンプの手を加える前と部品交換と半田修正をし基盤を
洗浄した後のものです。30年以上経過したこの基盤には不純物がベッタリついています。この不純物は音にとって良いわけがありません。もうひとつ、抵抗やトランジスタは必ず熱が発生します。

この熱は、リード線(足)でも放熱されますが、基盤のプリント面でも放熱されます。言い換えると
トランジスタやダイオードのリード線、基盤のプリント面は放熱器でもあるわけです。私は付け替えた
トランジスタの足は長めにしますが、ほんの少しのことでも10年、20年と使用すれば違いが出ると
思っています。特にプリント面についてはフラックスなどの不純物で完全にコーティングされた
状態になっています。きれいに取り除きます。基盤面とプリント面のはがれについては効果があります。

下の2枚はイコライザー基盤です。MCアンプもイコライザー基盤も微小信号を扱いますから、
基板上をきれいにすると高い周波数では効果が出ます。ここまで綺麗にするには試行錯誤を
繰り返しました。拭き跡も残らないようにしています。

珍道中ですから勿論、最初の頃は失敗して、この洗浄のために故障してしまい、涙を流しながら
修理したものです。(;_;)今はパーフェクトになりました。色々なことをやりましたなぁ。部品を付けたまま
超音波洗浄器に入れて洗浄し、部品にどのような変化があるかなども実験しました。勿論、ダメに
なる部品は出てきます。そのダメになる部品を元に洗浄方法を考えました。基盤によっては
部品面も洗浄しています。

前の記事のPRA-2000ZRの基盤は熱による変色がかなりあります。トランジスタの足は
短いですが、高価なプリアンプですからウッドケースの分を少し削ってでも基盤に回して
欲しいものです。ウッドケースを外して使用している方もいるそうです。正解ですなぁ。

YAMAHAのプリアンプC-2シリーズでは、C-2aが最も発熱が大きいです。このシリーズは
アンプ全体が分厚い金属製のケースで覆われていますが、放熱器と考えて上に物を
置かないほうが良いでしょう。

あらら、もう皆さんご出勤の時間です。携帯電話で通勤時間に、このブログ読んでいただいて
いる方に間に合ったでしょうか?

外は台風そのものです。

それでは行ってらっしゃいまし。(^レ^)

SさんのPRA-2000ZRです。
PRA-2000ZRPRA-2000ZRPRA-2000ZRPRA-2000ZR
SさんのPRA-2000ZRです。Sさんは何人かおりますが、昨年12月末、ブロの記事にありますメンテナンス品B-2の依頼者でもあります。涙なくしては読む事が出来ない記事でしたからご記憶の方もいると思います。今回のPRA-2000ZRは、5年程前に購入されたもので、修理でメーカーと3回往復したとの事です。

*****************************************************************
第1回目  ノイズ発生(オーバーホール)
修理内容  各種基板点検修理、不良消耗部品交換、クリーニング整備調整、ランニ
ング動作テスト
交換部品  スライドスイッチ 2
        IPプッシュスイッチ 1
        リードリレー 9
        トランジスタ 12
        電解コンデンサー 14
        スチロールコンデンサー 20

第2回目  フォノ1の音が左右逆にでる。トーンスイッチON時ノイズ大きい
修理内容  基板修理、部品交換整備、各動作テスト
交換部品  プッシュスイッチ 1
 トランジスタ 6

第3回目  フォノ右ch音歪む、トーンスイッチノイズ
修理内容  Phonoアンプ(右CH)ハンダ補修、スイッチ基板AUX-029交換、調整整
        備、他各点検、ランニング動作テスト
*****************************************************************
フォノ1の音が左右逆にでるという面白い故障もありますが、これはMCトランスの結線ミスかも知れません。誤解を招くといけませんので、申し上げておきますが、私はメーカー修理にたいへん同情的です。
一日3万円の修理売上では一ヶ月実働日数でかけると60万円から70万円の売上、年間800万円で、修理している人の経費は出るかもしれません。しかし、修理にかかわらないスタッフもいるわけで、その経費や光熱費、家賃、諸経費、利益などを考えますと恐らく一日3万円ではやっていけないと思います。3万円程度の修理代金ではオーバーホールという作業は難しいのではないかと思っています。

場合によっては一日数台の作業をしなくてはいけないでしょう。メーカーはボランティアではないからです。時間をかけたくてもかける事が出来ない場合が多いのではないでしょうか?これは私の場合でも全く同じです。部品代込みで一日2万円と計上しても週休二日などとったら月に50万円以下の売上にしかなりません。これでは作業場の経費は出ません。部品を買いに出かけたらとなりましたら、
一日分がパアになりますし、交通費などの経費もかかります。正直なところ部品がありませんので、
直りませんと、メーカーのように断ったほうが得なケースがほとんどです。

しかし、それをやっていたら私が生き残る道はありませんから、せっせと部品を探し、無い場合は工夫してレストア、修理をする事になります。これは時間がかかりますから必然的に労働時間が長くなるという事になります。ブログの記事アップ、メールの返信は深夜か朝方、週休ゼロになってしまうわけです。
私のような仕事をしている方の共通事項は、メーカーで修理できる場合はメーカーに頼んでください、、、、、。そりゃぁそうだ。メールのやり取り、梱包をとく、梱包をする、修理、レストア、
部品代、光熱費、イライラした時のコーヒー代、甘いもの代、生活費など考えたら一日2万円では
良い仕事は出来ませんもの。

A-2000などは一週間はかかりますから、理想をいえば月に3~4台です。メーカーの修理が完全で無い場合があっても、一日2台も行わなければいけないケースがありましたら完全にするのにはかなり難しくなります。「メーカーオーバーホール済み」とコメントしてあるものがありますが、はて?オーバーホールとはどの程度のもの?、、、、修理伝票で2~3万円では修理は出来てもオーバーホールは
難しいのではないでしょうか。

今回の場合、3回も修理に出していますので、不具合があっても細かいところだろうと思っていました。
左チャンネル6.4V左チャンネル6.4V左チャンネル6.4Vを超えると左チャンネル6.4Vを超えると 
測定しますと左チャンネルは6.4Vまでは歪率0.0026%です。実際はもっと低いです。ところが6.4Vを
超えた瞬間から波形は大きく崩れ、写真3枚目と4枚目になってしまいます。波形が崩れて電圧が
正常に計れなくなっています。歪率は34%です。
右チャンネル10V右チャンネル10V電源電圧75Vに対して電源制御用トランジスタはアカン
右チャンネルは6.4Vはパスします。ところが10Vでは歪率2.9%です。このアンプの最大出力は12Vの
ようですから、これもダメです。電源電圧を測定しますと75Vに対して67.9Vと69Vしかありません。
この電源電圧は調整出来ません。電源制御用のトランジスタを測定しますとC3854はA1490の
四分の一しか増幅率がありません。これは67.9Vと69.0Vの差の理由にはなりますが、75Vにならない
理由ではありません。

このアンプは修理に出してからほとんど使用していなかったそうですから、大きな問題があり、その問題は解決していなかった事になります。規定の電源電圧が出ていない、最大出力電圧がとれない、
左右に特性差があるなどです。電源電圧±30VのYAMAHA C-2でも10Vは難なくクリアし、綺麗な波形が出ます。

このアンプは複合的な故障があるのがわかりました。故障だけ直すのかレストアをするのかは
Sさんにお問い合わせする事にします。電源に使用されている高耐圧のFET(100V)は手持ちに
ありません。レストアの場合、費用はかかります。

このアンプは基盤材質が耐久性のあるものではなく、焼けがかなりあります。これから何十年も
使用できるアンプではなさそうですからその辺も考慮しなくてはいけないでしょう。スイッチ類と
リードリレーは交換されていますので、レストアして性能が大幅に向上する事は考えられます。

私がレストア依頼を受けたら性格上、日本一のPRA-2000ZRを目指すことに(目指すだけデス(;_;))
なりますから、お駄賃は高くなります。これが言いたい為に上記ダラダラコメントしたのだッ!

再塗装の再塗装後の出品中YAMAHA B-2です。
黒艶消し塗装後黒艶消し塗装後黒艶消し塗装後黒艶消し塗装後
黒の艶消し塗装後のB-2です。
黒艶消し塗装後黒艶消し塗装後黒艶消し塗装後黒艶消し塗装後
こんなところも再塗装してあります。

YAMAHA B-2の初段がデュアルFETになりました。
出品中 YAMAHA B-2の変更部分です。
YAMAHA B-2を再出品いたしました。予告どおり8,000円出品価格を値上げしていますが、
殆どが部品価格です。落札されなければ更に改造して価格はアップいたしますので、そのうち
20万円になるかもしれません。\(^ ^)/

mazdaluce3000はどんどん進歩しなくてはいけないのであります。今回は価格値上げ分以上の
価値があります。前回の出品では増幅初段のFETはオプションでの交換でした。このFETは
作動増幅部分のアンプにとってとても重要な部分です。今までは私も2個の特性を揃えた上で
熱結合させて取り付けていましたが、今回はデュアルFETで交換いたしました。

オリジナルのFETは2SK43で、一般的なものと足の配列が違います。また、今回のデュアルFETは
7本足ですから取り付けには工夫が必要です。写真左に見えている横長の部品がデュアルFETで、
このFETは入手困難な部品となってしまいましたが、このB-2にベストマッチングな今回使用した
ランクのものはまず、入手出来ないでしょう。

オリジナルと殆ど同じ特性をカーブトレーサーで確認してあります。オリジナルの2SK43はまだ入手出来ますが、ランクが違うので、うまく動作しないケースが多いです。私の手持ちの2SK43は動作しません。また、特性の揃った合計4個を選別するためには数十個のFETが必要になります。

これで更に安定した動作が望めます。という訳でオフセット電圧調整ボリュームとバイアス調整ボリュームを、COPALのRJ-13Sに交換しました。デュアルFET2個とRJ-13S4個で安いトランジスタでしたら
100個買える位の価格です。RJ-13Sは、足が金メッキで温度特性等オリジナルよりは良いものです。

基板上にはMUSE電解コンデンサが1個見えていますが、これは信号経路ではなくバイアス回路に
使用しているものです。

変更部分の基盤裏です。
写真の四角囲っている部分は、7本足のデュアルFETを取り付けた部分です。裏から見ただけでは
オリジナルと殆ど変わりません。更にメーターアンプの半固定ボリューム8個を交換しています。
その他の仕事についてはまたお知らせいたします。

TU-883LE最終章です。
トライオードKT88エレハモ製KT88ゴールデンドラゴンKT66GEC製6L6GC
トライオードのKT88は、メソケットの方向の関係でメーカー表示が裏側になってしまいます。
エレキット付属のKT88は前にメーカー表示がきます。(12AX7も)

ゴールデンドラゴンKT66はソケットに差込むのがとてもきついですので、抜き差しは注意が
必要です。6L6GCはKT88に比べて小さいのでアンプ全体の外観が少し寂しくなります。
(可哀想に、あなたが悪いわけじゃぁないよ。)トライオードEL34は写真撮り忘れです。
(もっと可哀想デス(;_;))

6L6GCは少し明るく華やかな音になります。内部抵抗の違いかもしれません。最大出力は
EL34、6L6GCの方が大きくなります。これはこのグループの方がパワーが出る、、、、ではなく
流れる電流が少なくなるので、KT88よりカソード電圧も低く、出力トランスの電圧ダウンも少なくなり
実質的なプレートにかかる電圧が大きくなるためです。

さて、今回の依頼者は帰還管の12AX7をも交換して楽しみたい、、、、と、なんと欲張りな、、、、、
ど、どうしよう。ちなみに同じエレハモの新品と交換してみますと調整部分の電圧は違ってしまいます。
左右のチャンネル同じように変わってくれれば、音の変化として楽しむ事が出来ます。
調整部分の電圧が低くなれば、小出力の歪減少となるのは前の記事の通りです。ところが
左右で異なった電圧になります。これでは挿し換えは無理という事になります。

そこで、次のようにしました。
電圧調整テスターでマイナスをクリップする部分テスターで左チャンネルをクリップする部分テスターで右チャンネルをクリップする部分
いちばん左の写真は電圧調整風景です。テスター2台で測定しています。テスターのリード棒ですと
力加減を間違うとスパーク等トラブルになりますから、必ず写真のようにクリップできるものに
変更します。マイナスは電解コンデンサのマイナス端子に当てていますが、これですと危険ですので
依頼者のために測定用マイナス端子をクリップする部分を作りました。

2枚目の写真がそれで、マジックで黒く塗ってあります。3枚目は左チャンネルで、ここにクリップしろという部分を赤に塗ってあります。4枚目は右チャンネルで50Vという電圧を書いておきました。
テスターのリード棒は送って頂ければ加工します。なんと親切な方なのでしょう。

一枚目の写真にありますが、左右別の半固定ボリュームを時計ドライバーで調整します。
これで、私があの世に逝ってもこのアンプは残ると思います。その前に基盤のプリントが
ダメになるかもしれませんが。

50Vという電圧を調整できれば、挿し換えても大丈夫です。30V程度にしますと1Wの歪率は
下がります。超三結アンプは一時側の電源(AC100V)にたいへん敏感です。本当は
ここの電圧調整は使用する場所の電圧に応じて調整して頂くのがベストなのです。
50Vの調整値は、ある程度余裕を持った値です。50V近辺に調整できれば12AX7を交換しても
歪は大幅に変わる事はありません。

このアンプの周波数特性は11Hz~52KHz、-3dbでした。

TU-875改の真空管も交換して楽しみたいという事でした。オリジナルのAUXから入力した
1V出力の歪率は0.08%と0.09%でした。これを手持ちのEi(ユーゴ製)12AU7と交換してみますと
0.07%と0.08%になります。松下製のかなりの中古に換えますと。0.1%程度になります。
松下製は両ユニットが揃います。

違いが出ますからこれも色々挿し換えて楽しまれると良いでしょう。こちらは何もしなくても
差し換えるだけでOKです。Ei製新品3本と松下製中古3本を同梱しておきました。

依頼者の方はYAMAHA B-1など多くのアンプをお持ちの方です。これら4台の真空管機器を
トランジスタアンプと組み合わせるのが上手な使い方になると思います。TU-875の最終段を
トランジスタアンプのプリとメインの間に入れただけで真空管アンプの音の良さが出ます。

真空管バッファアンプが発売されているのも理解出来ます。CA-2000のプリとメインの間に
TU-875を入れただけでとても音が変わりました。マッチングはとても良好です。僅か1ユニットでも
真空管の音の良さの特徴が出ます。

機器を増やすのではなく、今回のような真空管を交換して楽しむのも一つの方向と思います。


TU-883LEの挿し換えデーターです。
TU-883LE挿し換え真空管
エレキットTU-883LE改超三結アンプです。初段は2SK150A、2SC1775Aを使用したカスコードアンプで、出力管との間を直結にしていませんので、出力管を挿し変えて楽しむ事が出来ます。反面、
アンプを作るほうとしては、様々な点に注意を払わなくてはいけません。

最終的に初段の定数を変えて作り変えたり、出力管のカソード抵抗を変えたのも挿し換えて測定した結果からです。難しい事は省きますが、この挿し換え用真空管に6L6GCがなかったら作り変えなくて
済んだのであります。(;_;)

***********************************************************
TU-883LEオリジナルの真空管はエレハモのKT88でした。
カソード電流は86.7と88.0mA

歪率は1W時
100Hz→0.12%、1KHz→0.50%、10KHz→0.62%  5W時、1KHzの歪率は1.9%
***********************************************************
スベトラーナ製KT88
98.9と96.3mA

歪率は1W時
100Hz→0.13%、1KHz→0.50%、10KHz→0.60%  5W時、1KHzの歪率は1.9%

***********************************************************
トライオードKT88
92.2と93.0mA

歪率は1W時
100Hz→0.11%、1KHz→0.50%、10KHz→0.62%  5W時、1KHzの歪率は1.9%
***********************************************************
ゴールデンドラゴンKT66
2本とも80.7mAで揃っています。

歪率は1W時
100Hz→0.13%、1KHz→0.52%、10KHz→0.64%  5W時、1KHzの歪率は2.9%
***********************************************************
GEC製6L6GCその1
71.0と73.4mA

歪率は1W時
100Hz→0.30%、1KHz→0.50%、10KHz→0.58%  5W時、1KHzの歪率は1.7%
***********************************************************
GEC製6L6GCその2
72.0と68.3mA

歪率は1W時
100Hz→0.28%、1KHz→0.66%、10KHz→0.66%  5W時、1KHzの歪率は2.0%
************************************************************
トライオードEL34
68.7と68.0mA

歪率は1W時
100Hz→0.50%、1KHz→0.66%、10KHz→0.70%  5W時、1KHzの歪率は2.2%
************************************************************
私が製作した超三結アンプより歪率が少し高めになりますが、これは初段の局部帰還の量が
少ないためです。オーバーオール帰還はかけてあるといっても僅かですので、ソフトディストーション
タイプです。最大出力は6.5W(歪率3%)程度です。

この測定結果を見て、この真空管は良いとか悪いとかの判断をしてはいけません。
この結果は超三結、カソード抵抗一定、という条件で、調整値をKT88にベストセッティングに
なるように調整した上での結果です。

調整値というのは、初段のカスコードアンプに調整ボリュームを付けてあります。調整ポイントの
電圧を下げると1W時の歪率はどんどん減少し、反面ドライブ段の最大出力も減少します。
電圧を上げれば反対の結果になります。

それぞれの真空管にベストな状態になるように各部を調整すれば結果は異なります。
このような実験を各真空管の優劣で表現している雑誌があったりします。そのような雑誌を
読むたびに購読意欲は薄れ、最近では殆ど雑誌を購入しなくなってしまいました。

太管は太い音がする、、、、、それじゃぁナス管はナスのような音がすんのかい(`´)
                  ダルマ管はダルマの音が、ストレート管はストレートな音が、、、、、

私はへそ曲がりでんなぁ。少し前の雑誌を読み返していましたら、オーディオで最も音に影響を
与えるのはプリアンプであるという記事がありました。バカ言ってんじゃぁねぇ(`´)確かにプリアンプが
悪ければその後に続くもの全てに影響を与えるわけですから重要ですが、メインアンプだって
同じですし、スピーカーは音に変化があると言う意味では更に重要です。まぁまぁ、表現の問題
ですから、と読み流した方が良いと思うかもしれませんが、責任のない記事が増えているのも
事実で、知識に飢えたオーディオファンは、このような記事にとびつき、次から次へと機器を
買い換えるという事になるのであります。自己顕示が強い執筆者が増えたのも購入しなくなって
しまった理由のひとつですが、それは別の機会に記事に致しましょう。

私がこのブログでもオークションの出品でも、あまり音質の細かい表現をしないのは、誤解を
与えたくないためです。皆さんが音質について最も知りたがっているのは百も承知で、オークションの
出品でもこの点に触れれば更に落札は容易になるかもしれませんがやめておきます。

横道にそれました。上のデーターは、今回の超三結アンプは低域の歪が少ないという事で、
TU-879Sより改善された出力トランスのようです。
TU-883LE 出力トランス
KT88はメーカが違ってもどれも歪率が揃っているということ、KT88を一つのグループ、EL34と6L6GCをもう一つのグループ、KT66をその中間と分類しますと、EL34と6L6GCのグループは低域の
歪率がKT88グループより悪くなります。EL34の100Hzの歪率は納得がいきませんが、ストックの
EL34が中古品しかなかったため他のメーカーでは測定しませんでした。

今まで私が製作したTU-879Sなどの超三結アンプは6L6GCとEL34が挿し換え出来ますと
していましたが、上記のデーターを見ますと納得がいきます。このグループに合わせた
カソード抵抗にすれば、このグループの性能は上がるでしょう。あくまでも今回はKT88中心です。

トライオードのKT88とEL34はペア特性が揃っています。エレハモも良好です。ゴールデンドラゴンは
ピッタリでした。

カソード電流で68mAから98mAまで異なりますから音も違います。実際に音を聴いて好みによって
差し換えると楽しいです。なお、この中で最もプレート損失が小さいのはEL34ですが、問題なく
定格に収まっています。

ありゃら、長くなりすぎましたのでつづくに致します。




TU-883LE更なる改造です。
エレキット4台です。エレキット4台です。エレキット4台です。TU-883LEです。
エレキット4台が揃いました。左からTU-884CD真空管CDプレーヤー、TU-882真空管ヘッドホンアンプ、
TU-875改電源トランス内蔵プリアンプ、TU-883LE改超三結アンプです。いちばん右の写真は、
TU-883LEの拡大写真で、エレハモのKT88を挿してあります。これで終わりと思いましたら、、、、、

ガクッ(;_;)
940.jpg基盤プリント変色出力管カソード抵抗カソード抵抗
一枚目と二枚目の写真を比較しますと黄色い線で補修してある部分のプリント面の色が変わっています。
これは、出力管のカソード抵抗の熱により変色しています。カソード抵抗は基盤から充分離して
ありますから、この変色は抵抗のリード線の熱によるものです。4枚目の写真でかなり発熱している
様子がわかります。小型のこの抵抗でも、大型のセメント抵抗でも発熱している量は同じですが、
問題はリード線の温度で、小型の抵抗は温度上昇が大きく、リード線を通じてプリント面に放熱されます。
このままでは、一年持たないでしょう。プリント面が剥がれます。この部分は、ぜひ改善して欲しいものです。

写真のようにプリント面が剥がれても大丈夫なように補修しました。また、この抵抗を5Wのセメント抵抗に
交換しました。出力管を挿し変えますと2W以上の消費電力になるものがありますから、3Wでは
余裕がありません。

分解したついでに初段部分を作り変えました。定数を一部変更しているのと、半固定ボリュームを
交換してあります。調整値がボリュームの左側に寄りすぎていたために抵抗値を変えて出来るだけ
中央の調整値になるようにしました。小型になりましたが流れる電流値はとても少ないので
大丈夫です。

次の記事は差し替えた結果についてお知らせします。

サーバー遅すぎて記事アップ出来ずごめんなさいです。
ブログの記事を作ろうにもサーバーが不調の状態が続いています。記事を作ろうと思っても
画像すらアップできない状態です。サーバーが不調なのか混んでいて追いつかないのか
わかりませんが、朝の5時なら大丈夫なのであります。(;_;)

このFC2ブログは無料ですから、文句は言えないのでありますが、他に移るなどの方法を
考えていきたいと思います。文章の他に画像を加工縮小してアップしなくてはいけませんが、
その段階で、反応が遅く延々と待っていなくてはいけない状態です。

昨年までとは全く違う状況で、一つの記事を作るのに数時間かかることも最近では出てきています。
僅かの方でも楽しみにされている方がいるようで、私も出来るだけ毎日記事を掲載できるように
するつもりですが、深夜何時間もサーバーの回復を待つというのはすこししんどくなりました。

今後もサーバーの反応が遅いのかどうか少し様子を見たいと思います。明日は時間を変えて
記事のアップにチャレンジしたいと思います。

TU-883LEヘッドホンジャック取り付けであります。
まじゅだるーじぇさんじぇんば、はなみじゅがだれでいまじゅ。かぷんちょうでじゅ。(;_;)
カバーをあけます。ステップドリルです。穴を空けました。ヘッドホンジャックです。
TU-883LEにヘッドホンが使用できるようにします。これは879Sでも870でも同じで真空管アンプに
ヘッドホンを使用する場合の共通事項です。

出力部のカバーを外します。位置を決め写真2枚目のステップドリルで穴をあけます。
このステップドリルは、一本で何種類の穴を空ける事が出来ます。大きな穴も綺麗に空きます。
真空管アンプを自作する方は必需品です。13ミリの穴を空けたい場合、ドリルの刃は馬鹿でかいもので
慣れないと危険でもあります。このステップドリルですとストンストンと簡単で、安全に空きます。

調子に乗りすぎて一段大きな穴を空けないように注意が必要で、予定の一段前から確認しましょう。
マジックでラインを引いておくと間違いが無いでしょう。30ミリの大きな穴を空けるステップドリルも
あります。材質が良いものは高価で、2万円程度するものもあります。写真のものは3,000円弱で、
安価なものの方ですが、アルミ板ですとこれで充分です。

穴あけに困った方は是非お試しください。写真のものは偶数バージョンで、6.8.10.12.14ミリ、、、、と
偶数の穴が空きます。奇数バージョンと二つ持っていると便利です。今回のヘッドホンジャックは
9ミリ径です。ストッパーがありますので、10ミリの穴を空けてもガタつく事は無いので10ミリで
空けました。8ミリをステップドリルで空けて残りの1ミリをドリルで空けようとしてはなりません。
急に喰いつきますから危険ですし、綺麗には空きません。ピッタリの穴を空けるなら、8ミリで
空けて、ヤスリで削りましょう。

4枚目の写真はヘッドホンジャックを裏から写した写真です。ヘッドホンを使用するとスピーカーの
音が切れるタイプのものです。マイナスラインを入れると9個の端子があります。なぜこんなに端子があるのでしょうか?出力トランスからくる入力ラインが左右で2個、スピーカーに行く出力ラインが2個、共通マイナスラインが1個で、合計5個、、、、、ここまでは誰でもわかります。

残りの4個は、、、、ヘッドホンプラグを差し込まない状態で短絡されている端子が左右で2個、この
端子はプラグを差し込むと開放されます。もう2個は逆で、プラグを差し込まない状態で開放、
差し込むと短絡(ショート)される端子が左右で2個、合計9個です。
抵抗取り付けました。配線終了しテスト終了。ハイッ、完成です。どうでしょうか?いい感ジィ。
真空管アンプでヘッドホンを使用するためには下記の事が必要になります。

ヘッドホンを使用しない場合は、スルーの状態。←当たり前

ヘッドホンを使用する場合は、ダミー抵抗が出力トランスの2次側に入る。なおかつ、出力減衰用の
抵抗がヘッドホンに対し直列に入る。なのであります。これをこのスイッチつきヘッドホンジャックで
実現します。写真ではダミー抵抗を22Ω並列で11オームにしています。減衰用の抵抗は56オームです。
ダミー抵抗が8オームでないのは、減衰用の抵抗とヘッドホンのインピーダンスが直列になった分が
ダミー抵抗に並列に入るからです。10オームくらいの方が良いかもしれませんが、手持ちに無かった
のでありました。それほど厳密で無くても構わないでしょう。

トランジスタアンプの場合は簡単です。減衰用の抵抗だけで済んでしまいます。330Ωとか270オームとかの
抵抗を出力端子とヘッドホンの間に直列に入れればOKです。真空管アンプの出力トランス2次側に
接続されるインピーダンスによって1次側のインピーダンスもインピーダンスも変化してしまいますので
これを防ぐためにヘッドホンを使用する場合はダミー抵抗を入れる訳です。

このブログで紹介したエレキットのヘッドホンアンプでもローインピーダンスにミドルインピーダンス、
ハイインピーダンスにミドルインピーダンスを使用すると大幅に音が変化してしまいます。

このTU-883LEの場合は、2次側にダミー抵抗である程度クランプされますから、使用するヘッドホンの
インピーダンスに音は左右されないのではないかと思います。(勿論、若干の違いは出ます。)
TU-882ヘッドホンアンプの場合、ベストマッチングは16、32、64オームのヘッドホンインピーダンスの
ものです。こちらは減衰用の抵抗が直列に入らないという音質上の利点があります。

2枚目の写真は結線終了のものです。このヘッドホンジャックは高級品の部類です。TU-870超三結
アンプの出品で、このヘッドホン端子をオプションで3,000円でお受けしますとしました。本音は、
面倒なのでオプション無しでねッと思っていました。時給換算しますとかなりお安いです。

このアンプの場合、出力は8Ωと4Ωがあります。ヘッドホン端子は8Ωから取り出していますので、
4Ω端子にスピーカーを接続している場合は、スピーカーの音は切れません。切り替えスイッチで
切り替える事も出来ますが、あれこれやっていくとモンスターマシンになってしまいそうですので、
やめておきます。

4枚目の写真はTU-882と並べたものです。ヘッドホンの音はどうでしょうか?減衰用の抵抗が
入ってもTU-883LEの方が良いです。物量の差があります。なんと言ってもこのTU-883LEは
超三結のアンプです。低域の出方がかなり違うように思います。依頼者の方はかなりの種類の
真空管をお持ちですから差し替えてヘッドホンの音を楽しむというのは贅沢ですね。エレハモの
KT88でとても良い音に聴きいってしまいました。

昨日、ブログの記事をアップしたのは5時半(ブログには4時となっていましたが途中保存したため)、
今日は只今朝の6時であります。少し生活を変えないといけません。只今ジョンコルトレーンが
必死になって演奏しているのでありますが、暗いうちには似合っても朝の光には不似合いなのであります。
さぁ、皆さんご出勤ですぞ。必死に働いてmazdaluce3000の作品を手に入れるためにへそくりを
するのだッ!頑張れ!頑張れ!、、、、、、ゴミだし行ってきま~す。(^レ^)



TU-875改造プリアンプ完成です。
TU-875増幅基盤TU-875A基盤裏TU-875は2階建て基盤です。B基盤をめくると、、、
エレキットのTU-875改造アンプです。前半分が2階建てになっています。上のB基盤と下のA基盤は
28本のケーブルでつながっています。この作業はアシスタントのT嬢が行っておりました。

突然悲鳴が、、、、、「ぎゃぁぁあああ!(;_;)失敗したぁ、どうしよう、修復不可能だぁ!」、、、、、、
ま、また何かやらかしたかぁ(`´)←声には出しておりません。心の中です。ガックリ。

聞けば、このケーブルを1個ずらしてハンダ付けをしてしまい、途中で気がついてハンダを外して
いる時に3本の線が切れて短くなってしまったとの事でありました。確かに3本短くなって先が
無くなっているのでありました。

T嬢が失敗しても怒った事はありません。見事な美しいハンダブリッジをして、その発見、修復作業が
深夜に及んでもです。ただ、考え方の違いには修正を加えるのであります。今回は、聞き捨てならない
言葉、、、、「修復不可能」なのであります。私の言葉は「線が3本短くなっただけで修復不可能になるなら修理、レストアなぞやってられないぞ。」なのでありました。

もしもこのケーブルがダメになったとしても新しく28本の線を切ってケーブルを作れば良いのであって
面倒でも修復可能です。今回のミスはたいした事ではなく、あっという間に写真のように綺麗に
修復したのでありました。

本人も「失敗したぁ、、、、」という言葉を発するまでガッカリし、葛藤もあったでしょうね。私は修復不可能
という言葉を聞いたとき、基盤でも割れてしまったかと思いました。知恵と工夫と努力、、、、、この事を
いつも頭に入れ、ネバーギブアップなのでありますが、、、、、、、
3点セット苦労の末、、、、出来ました。失敗!
さて、Rトランスとリップルフィルター、定電圧基盤のセットを小さいケースの中に収めなくては
いけません。この他にヒューズホルダーが入りますし、電源ケーブルも入ります。
2枚目の写真のように入りますが、2枚の基盤の取り付けにはとても苦労しました。ギブアップは
出来ません。この2枚の基盤はこの位置にしか収まりません。何に苦労したかというとネジを
留めるのに苦労したのであります。奥のネジを留めるのに指が入らず、ナットを落としてばかりで、、、

私が不器用なのではない、、、これは指が太いからいけないのダッ。と、利尿剤まで飲んで、
指を細くしやっと取り付けたのでありました。電圧チェックも済んでさぁ、完成です。
3枚目の写真のように出来ました。ところが、7Vと200Vと2種類の電圧のうち、ケースに取り付けた
7Vの定電圧基盤の方がA基盤に配線すると電圧が出なくなるという現象が出るのでありました。

ぎゃぁぁぁああ!なんと苦労して取り付けた定電圧基盤のレギュレーターICの絶縁ブッシュを
入れ忘れていたのでありました。そのために基盤に配線すると出力がショートし、保護回路が
働いて電圧が出なくなるという現象なのであります。トホホ、また分解して同じ事の繰り返しを
したのでありました。

今回は秋月電子のキットの基盤を利用したのが裏目に出て苦労しました。自分で作れば
小さく作れたのであります。完成してから試聴、測定をした結果、リップルフィルターをもう少し
強力にする事にしましたが、もう分解したくはないので、もう一段増やすことにしました。
ここも狭いです。何とか取り付けました。3枚目、4枚目は電源ケーブル取り出し装置です。

後ろのDCアダプターのジャックがあったところに穴が空いていますが、ここから電源ケーブルを
入れますと、プリアウトのすぐ隣に来てしまい、誘導ノイズが考えられますので、上部ケースに
入れる事にしました。インレット等、内部に突起が出るものは全てNGですので、ヨットに使用されて
いるケーブル取り出し装置を使う事にしました。金属製で丈夫な防水仕様(ムダッ)です。
ケーブルは太いので穴をドリルを使用して広げました。
新しく製作したリップルフィルターもう一段リップルフィルター取り付けました。ケーブル取り出し装置こんな感ジィ

大きさ見てね完成したTU-875改
このTU-875を知らない方は大きさがわからないと思います。CA-2000の上に置いてみました。
小さいでしょう。TU-875電源トランス内蔵アンプの完成です。作業台の上に届いたばかりの
(落札した)ナショナル製の小型スピーカーとピエゾツィーターの試聴も兼ねてテスト中の
写真です。音を聴いて驚きました。とても品位の高いクリアな音がします。

普段の私はノイズを聞こうとしているのであって、音楽を聴いているとは言い難いのであります。
久しぶりに音楽を聴きました。皆さんに聴かせてあげたい音なのであります。ピエゾツィーターは
おもちゃのように軽いもので、想像どおりですが、なかなか良いものですぞ。

あらら、夜があけてしまいました。また今日お会いしましょう。

ボリューム特集なのであります。
CA-2000 トーンコントロールボリュームA-2000 トーンコントロールボリュームYAMAHA C-70 バランスボリュームです。パイオニア D-23
左からCA-2000トーンコントロールボリューム→A-2000トーンコントロールボリューム→C-70バランスボリューム→特別出演、パイオニアD-23エレクトロニック・クロスオーバーネットワーク周波数切り替えボリューム

C-2xトーンコントロールボリュームC-2aトーンコントロールボリュームC-2トーンコントロールボリュームC-2メインボリューム
C-2xトーンコントロールボリューム→C-2aトーンコントロールボリューム→C-2トーンコントロールボリューム→C-2メインボリューム

パイオニアのD-23は、私がメインシステムで使用しているデバイディングアンプで、先日音が
出なくなるという故障があり、緊急修理した時に写真に撮っておきました。CA-2000と同タイプで
抵抗値はたいへん精密なものです。お金がかかっています。測定しましたが左右のバランスは
ピッタリあっています。このボリュームは50KΩなどという単位ではなく、32.8KΩや23.7KΩなどと
小数点下一桁まで規定されています。

A-2000とC-70になりますとずいぶん違いますね。CA-2000より5年も後に製造されたアンプですが、
バランスボリュームやトーンコントロールボリュームはガリガリになります。特にA-2000のバランス
ボリュームはひどいです。隙間が多いですから酸化し易いですが、復活剤も入れやすいという
利点?もあります。やってみるとわかりますが、A-2000シリーズのバランスボリュームは
作業しにくい場所にあります。

C-2xとC-2aは同じものではありません。C-2aは松下製、C-2xはALPUSだったと思います。
外から見ただけでは部品の状態はわかりにくいですね。A-2000シリーズは定価を上げてでも
良いボリュームを使用して欲しかったと思うのは私だけでは無く、使用している方の中にも
同感していただける方も多いと思います。

※文字の色が変わっている部分を修正しました。C-2のトーンコントロールボリュームを追加しました。
C-2のトーンコントロールボリュームは全体は樹脂でカバーされていませんが、抵抗体の部分は
ご覧のように密閉されています。C-2のメインボリュームはCA-2000と同タイプのものです。

CA-2000コントロールアンプのお話です。
                        CA-2000交換部品です。
CA-2000の交換部品を抜き出した写真です。右上のチューブラ型電解コンデンサは後パネルの
NORMAL、DC切り替えスイッチ基盤に付いているカップリングコンデンサでその下は抵抗です。
(電解コンデンサ2個、抵抗2本)

その左に電解コンデンサが4本、トランジスタが20個(FET4個を含む)は、コントロールアンプ(フラットアンプ
の交換部品です。この部分の交換した抵抗は写真にはありません。

下の電解コンデンサとFETの合計4個はメーターアンプ基盤のものです。
少し離れた1個のトランジスタは、純A級、B級切り替え用トランジスタです。
この写真だけで33点の部品交換で、写真に写っていない抵抗を含めますと35点になります。

                        CA-2000メインボリュームは六連です。
CA-2000のメインボリュームです。C-2シリーズと同タイプです。特注品ですので市販品には
同じ抵抗値のものはありません。先日、秋葉原で4連のものが店頭に並んでいましたが、
9,000円弱でした。このボリュームを現在作らせたらとても高価でしょう。

六連のうち2連部分はバランス用です。(左右1個ずつ)。残りの4連は音量調整用です。(左右2個ずつ)
なぜ各チャンネル2個なのか、、、、、以下の文章はスイッチの切り替えノイズに関しての
メールのコピーです。ご質問の内容は、CA-2000の場合は、ボリュームの位置に連動して
スイッチ切り替えノイズの音の大きさも変わるが、CA-1000Ⅱの場合は、ボリュームの位置に
関係なく一定なのはなぜかという内容です。

**************************************************************************
、、、、、、、、CA-1000Ⅲから回路が変わります。
ミューティング、サブソニック、ハイ、ローの各フィルター、トーンコントロール切り替えなどの
コントロールアンプ(フラットアンプ)の入り口と出口にボリュームで挟み込んでいます。

ボリューム→コントロールアンプ→ボリューム→出力

という構造になっています。これですと、仮にスイッチのノイズがあったとしても
出力の前にボリュームがあり、これで減衰されますからアンプのノイズも含めて
出力にはあまり出てこないことになります。バランスも含めて六連の高級ボリュームが
使用されている理由はこの事にあります。チャンネル毎でいえば3連で、バランスが
1個、アンプの入り口に1個、出口に1個で3連、これが左右で六連になります。

CA-1000Ⅱは

ボリューム→アンプ→出力

となりますので、バランスを含めて4連です。これですとコントロールアンプに
あるスイッチは、出力にボリュームが無いので全て最大限で出力されます。
各切り替えスイッチがボリューム最小でもノイズが出る理由は、出力部に
ボリュームが無いからです。したがって僅かな切り替えノイズでも
たいへん目立つ事になります。
*************************************************************************
CA-2000の場合は、コントロールアンプの出力にも入力ボリュームに連動したボリュームが
あるので、コントロールアンプに残留したノイズ(切り替えノイズも含む)は、ボリュームを絞れば
ノイズも減る事になります。

CA-1000Ⅱ以前のアンプでは、コントロールアンプの入力ボリュームしかないので、コントロールアンプ自体の
ノイズは、ボリュームの位置に関係なく常に最大限という事になります。言い換えると、CA-2000の
コントロールアンプ出力部分ボリュームはいちばん大きい音量のところで固定という事になります。

CA-1000Ⅱ以前のアンプでは、少しの切り替えノイズが大きく聴こえるのは、CA-2000と
回路の違いがあるからです。LUXの古いアンプなどもCA-1000Ⅱと同じですから切り替えノイズは
やや大きく聴こえます。

C-2シリーズも同様に六連ですが、バランスボリュームを別に設けたアンプは4連で良い事になります。
(A-2000シリーズなど)
YAMAHAでは、このアンプにお金をかけすぎた(定価が安かった)ので、このアンプ以降は大幅に
部品のコストを下げた機種が連発されたのでありました。もうこのブログを読んでいればおわかりですね。

検印の押されたウッドケース、六連ボリューム、高価なヒューズ抵抗など、C-2シリーズの
定価と比べましたら、とても儲からなかった機種といえます。YAMAHAのA-9も内容が良く似ていますが、A-9の定価が245,000円になってしまいました。

CA-1000Ⅲ、CA-2000、C-2シリーズどれも儲からなかったのかどうかよくわかりませんが、
この後の機種はパーツがずいぶん変わるのであります。整然と配置されたコンストラクション、
純A級、B級切り替え、正確なメーターなど、日本のアンプの中でも名機中の名機であります。
(レストア機一台ありますのでいかがV(^0^))



TU-875改造プリアンプです。
TU-875改電源基盤です。TU-875改電源基盤その2TU-875改電源基盤その3
エレキットのTU-875の電源を電源トランス方式に改造するというお知らせを致しました。
紆余曲折、2枚の基盤を製作いたしました。電源トランスはRコアトランスです。エレキットシリーズと
全く同じ形状、メーカーも同一ですが、エレキットのものではありません。上部のケースに何とか入ります。

位置決めは少々たいへんでした。基盤を入れるスペースを作らなくてはいけないからです。
トランスの台座を削りました。この2枚の基盤を何とか入れなくてはいけません。

左側は整流ブリッジダイオード、電解コンデンサ、ダーリントン接続リップルフィルターです。
出口に電解コンデンサでは無く、フィルムコンデンサを私用した関係で基盤は大きめになりました。
リップルフィルターの放熱器は銅版で自作しました。放熱器は必要ないほど消費電力は少ない
ですが、念のためです。

右側は、リレーや、真空管のヒーターに供給する定電圧電源です。部品の割には基盤は大きめですが、
秋月電子のキット未組み立て品がありましたので、回路定数と部品を変更して流用する事にしました。
レギュレーターのIC(LM350T、3A)はケースに取り付けて放熱します。

電源トランスの裏側のシャーシーに防磁用の銅版を取り付けていますが、その必要は無いと思います。

このような製作はたいへんですが私は好きですなぁ(^・^)


CA-2000コントロールアンプです。
メーターアンプとコントロールアンプ基盤洗浄後のコントロールアンプ基盤洗浄後のコントロールアンプトランジスタ、電解コンデンサ交換後です。
重要な部分のコントロールアンプ(フラットアンプ)です。メーターアンプの下にあります。
この基盤にトラブルが出ると厄介で、前面パネルを外し前面を全て外さないと部品交換が出来ません。
この部分の部品交換をしているものは少ないのは、この部分の作業に入りますと作業時間が
大幅に増えるからです。

今までにこの基盤にトラブルが出たケースは数台あります。現象としては、ボリュームを上げると
プロテクトがかかるというものです。部品交換そのものは誰にでも出来ますが、故障原因の
特定になりますとかなりの知識が必要となります。

最後の写真で、白い横長の部品がありますが、これはヒューズ抵抗です。80年代のアンプにも
ヒューズ抵抗が使用されています。定格容量の何十倍かの電流が流れると切れるというものですが、
このヒューズ抵抗はきちんと電流値が決められてその電流値以上で切れるという高級品です。
価格はトランジスタ以上に高いです。

写真ではFET、トランジスタは交換してあり、カップリングコンデンサはFine Goldに交換してあります。
更にノイズが発生する事を防ぐために予備的に交換している抵抗もあります。基本的な回路は
イコライザー、メインアンプと同じ構成ですが、この部分にデュアルFETは使用されていません。

したがって、この部分のFETの交換は測定した選別品を使用します。FETは同じロット、ランクでも
バラツキが多く、測定せずには使用出来ません。ただ交換しただけでは良いアンプは出来ません。
C-2では、この初段部分はデュアルFETですから、このFET交換にはとても気を使った選別をします。

抵抗はノイズを発生しているものが出てきています。イコライザー回路に多いですが、抵抗値が
高いほどノイズ発生比率は高いです。今回は予備的交換です。

プリント面のハンダはかなり近接しています。部品交換はアシスタントのT嬢に任せました。
私の指示は「ここはミスがあると組み立てたものを更に分解するのがたいへんだから絶対に
ミスをするな。」でした。

信用して組み上げると動作しないのであります。トホホ(+_;)また分解して部品チェックをしたり
電圧チェックをしたり、、、、、わからん、わからん、原因追求の作業は深夜まで及びました。
なんじゃい(^_^メ) あまりにも美しいハンダブリッジが三箇所もしてやがんのでありました。

ハンダ作業が綺麗であればあるほど見た目ではわかりにくくなります。私はハンダブリッジを
見つけるのは大得意ですが、今回は難しかったです。修理にオシロスコープを使用する事は
めったにありませんが、今回は使用しました。週に何日か来てもらっているアシスタントのT嬢は
技術が上がって来ていますが、時々私に課題を与えて帰るのであります。

最後の写真で、トーンコントロールのボリュームが見えていますが、デテントタイプの高級品で、
C-2シリーズと同タイプのものです。CA-1000Ⅲは一般的なタイプになります。パーツは同じ方向で
整然と並びとてもきちんとした設計になっています。私は70年代YAMAHAアンプの設計者ファン
なのかもしれません。

CA-2000 純A級、B級切り替え用トランジスタです。
                純A級、B級切り替え用トランジスタです。
純A級、B級切り替えスイッチの基盤です。右側に黒い半円形のトランジスタが1個付いています。
このトランジスタでリレーを駆動して純A級、B級動作を切り替えます。電源電圧は半分以下に、
バイアス電流は大幅に増えます。

トランジスタは消耗部品ですから、このトランジスタが寿命が来るとどうなるか、、、、、
音は出ます。(^_^) ただし、切り替えても全て純A級動作となります。正常な場合は切り替えますと
チンとリレーの音がしてメーターの照明が一瞬暗くなります。チンという音がしない場合は、
切り替わっていません。今までこのトランジスタ不良で切り替わらないものはありました。

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CA-1000Ⅲ、CA-2000については、電源ON時プロテクトが解除するまで数秒の間は、
スイッチが純A級、B級の位置にかかわらず純A級でスタートします。プロテクトが解除されないと
このトランジスタは働きません。プロテクトが解除する数秒の間、カチカチ切り替えても
切り替わりません。また、プロテクトが解除されないものは、動作切り替えが出来ません。
純A級のままです。言い換えるとこのスイッチはB級動作に切り替えるためにあるといえます。
プロテクトが解除されないとこのトランジスタに電圧がかからないと考えてください。
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純A級でも30Wの出力がありますから、このトランジスタが故障しても音的にはわかりませんが、
いつもアッチッチのアンプになります。放熱グリスを交換していないと熱暴走により出力トランジスタが
あの世に逝きます。

囲んだ部分の解説は殆ど無いと思います。プロテクトが解除しない場合、純A級、B級の切り替えが
出来ないのは二つの故障ではなく、プロテクトが解除しない故障の要因と考えます。
勿論、二つの故障の可能性はありますが、頻度としては少ないと思われます。参考にしてください。

なお、ヤドカリCA-2000超三結アンプは動作は全て純A級で、ここはヘッドホン切り替え
スイッチに流用しています。チンという音します。(^レ^) ヤドカリCA-2000真空管プリアンプの
オーダーをいただいていますので、このスイッチどのように使おうかしら。

YAMAHA CA-2000メーターアンプです。
CA-2000メーターアンプメーター基盤洗浄後メーターアンプモードスイッチ
CA-2000のメーター照明ユニットの下にメーターアンプ基盤があります。一番右はモードスイッチです。
三枚目の写真は、メーターアンプユニットです。このアンプはこれから故障が多くなるでしょう。
オークションでの出品コメントで、メータが振り切れているというコメントを見た方もいると思います。
もちろんYAMAHAで補修部品はありませんし、修理も行いません。日本中でこれを復活している
ところは何ヶ所あるかわかりませんが、私は行っています。

メーターなんか壊れていても構わんという考えもありますが、壊れているところがあるというのは
なんとなく気分の悪いものです。このメーターアンプの復活はちょっとたいへんですが、今のところ
全て成功しています。

最後の写真はモードスイッチです。取り外して洗浄します。少しスイッチの感触が重くならないかという
ご依頼がありました。写真のようにボールベアリングでクリックストップを実現しています。
若干の調整は可能です。

皆さんのメーターアンプ正常に動いていますか?


TU-875基盤です。
昨日は、サーバーが落ち着くまで待っている間、写真の加工をしようと撮影したメモリーカードを
読み取ろうとしましたら、、、、、、「ファイルが壊れて読み取れません。残念でした。」という
メッセージが、、、、、、(残念でしたというメッセージは無かったかも)

この瞬間、前日の睡眠時間が2時間というのを思い出し、後の事は覚えていないのであります。
たいへん失礼しました。メモリーカード2枚をポケットに入れて持ち運びしましたが、同じポケットに
携帯電話を入れておりましたので、その影響かもしれません。何枚かあるメモリーカードで
同じ事が同一カードで起こっていますから品質の差があるのかもしれません。Rコア電源トランスを
シャーシーに取り付けた写真は撮りなおします。

下の写真はTU-875の基盤全体像です。真空管ソケットの下は2段構造になっています。
TU-875基盤です。B基盤をめくると、、、真空管増幅部分入力部分、入力切替部分
この基盤は、スルーホール基盤になっております。写真では一部の穴の部分に半田をしておりませんが、後で行っておきました。皆さんが作業する場合、部品を取り付け間違いして半田をしてしまいますと、
このスルーホール基盤の場合、半田を抜くのが面倒になりますから、確実に作業していくことが
大切です。

2枚目の写真でわかりますが、前部は2段構造になっています。キットとしては部品点数が
多いほうでしょう。一枚目と二枚目に2本の線が見えていますが、これはオリジナルには
ありません。

3枚目は増幅部分です。4枚目は入力をリレーで切り替えていますのでその装置です。
エレキットのホームページで。標準作業時間は9~10時間となっていますが、この時間で
全てを完成できる方は、とても早い方と思います。このアンプの場合は、たとえ時間がかかっても
確実に間違いなく作業を進めたほうが近道です。このキットを購入しようと思っている方は、
この事を頭に入れておいてください。それさえ守れば誰にでも出来ます。


読者の皆さん!
只今作業場から戻りました。夕食食べずに記事を書こうと思いましたが、サーバーが
たいへん遅い状況ですので、夕食とってからのんびり記事を書きます。

今日は早めに寝てよろしいデス。(^レ^)

エレキットTU-875について
エレキットのTU-884CD、TU-882(ヘッドホンアンプ)、TU-883LE超三結アンプ改造と紹介して
きました。皆さんの中には、な~んだエレキットか(`´)と思われるかたも多いかもしれません。
とても良心的なメーカーだと思います。真空管アンプの普及に大貢献しています。TU-870などは
どうしてこんな価格で発売できるの?と思うくらい良心的な価格です。

TU-870、TU-879S、今回のTU-883LEなどは超三結アンプにする事によって驚くほど音の良い
アンプにする事が出来ます。私のお勧めの超三結アンプは、TU-879Sや今回のTUー883LEで、
真空管の交換によって音の違いを楽しめるという新しい楽しみ方が出来ます。

これなら増えつづける機器によって奥方様からケリを喰らう事も無くなるわけで、押入れに隠す事も
容易に出来ます。汚くない、邪魔にならないのであります。

音はとても良いです。TU-875が完成した時点で音質の評価を記事に致します。TU-875は
内部がスイッチング電源です。ACアダプターで100Vから7V程度のDCにアダプターで変換します。
それを本体の内部のスイッチング電源で200Vを作り出します。コイルを巻いたトランスがありませんから
誘導ハムが無いというのがエレキットの考え方です。たいへん小型のアンプですので、この考え方は
当然ですが、スイッチング電源というのは耳に聞こえない高周波ノイズが出ます。TU-875を
測定しますとスイッチング電源特有の高周波ノイズが出ています。

さぁ、どちらを選びますか?という訳で今回はTU-875のスイッチング電源をやめて、電源トランス方式に
変更するという、あまり今まで試作例が少ないと思われることにチャレンジ致します。なぜこのような
事をするのかというと、昔と違って現在ではパソコンなども含めてデジタル機器に接続されるケースが
たいへん多くなりました。真空管アンプに通すことによってノイズカット効果があるともいわれていますので、真空管プリ内部に聴こえないとはいえ、ノイズ発生源があればまずいわけです。

電源トランスを使用した場合の漏洩磁束によるハムは対策がいくつかありますので、今回は
頑張ってチャレンジします。電源トランスは漏洩磁束が少ないRコアトランスを使用します。
スイッチング電源基盤部分に電源トランスを入れ込み、超小型のリップルフィルターを製作します。

真空管のヒーター電源も定電圧化します。小さく作るのは得意ですから多分出来るでしょう。
TU-875は、MCヘッドアンプがついていたり、リレーがあったりと部品点数が多いです。
どんなアンプになるか楽しみにしてください。1~2日でお目にかけます。

あら、もう朝の5時半です。少し寝てからご出勤致します。

そうそう、そこのあなた、、、、TU-883LE超三結アンプの音を聴いたら必ず欲しくなりますので、
へそくり貯め込んでくださいね。お駄賃沢山いただきまして夜12時前には寝るようにしたいと思います。
ヽ(´▽`)/~♪




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