mazdaluce3000のブログ
ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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久しぶりにオークションに出品します。
SANSUI CA-3000
SANSUI CA-3000プリアンプです。部品交換点数200点程度。ヤフオクに出品予定です。

あらら、出品したら落札して頂きました。ありがとうございます。

9月1日23時

出品時間9月1日午前1時28分
落札時間9月1日午前4時53分

出品価格        1円
希望落札価格  80,000円

アクセス総数   44
ウオッチリスト数  8

入札は最初の入札が希望価格でしたので件数1件です。

これじゃぁ皆さん出品を見ることが出来なかったでしょうね。(+_;)

それでは下記に出品のコメントを記載しますのでお楽しみください。なお、下記のコメントを見て
このブログ上で、希望落札価格で落札することも出来ますし、入金することも出来ますが、
品物は送りませんのでご注意ください。(^▽^)V

なお、赤文字の部分はオークションコメントは赤ではありません。重要なポイントです。
V-FET(2SK75)出力バッファアンプ完成しております。皆さん、mazdaluce3000の今後に大注目!

SANSUI CA-3000 SANSUI CA-3000 SANSUI CA-3000


オークションには滅多に出品することは無くなってしまいました。
今回は二点だけ出品しますが、今後は未定です。

今回出品するSANSUI CA-3000は現在私が使用しているものです。
使用しながらコツコツと部品交換をして200点程度の部品交換をしたものです。

プリアンプではYAMAHA C-1とこのSANSUI CA-3000が最も好きなデザインです。
アンプの音質は物量と回路構成、パーツが重要でありますが、このCA-3000は
物量は充分ですが、残念ながらパーツと回路構成は一昔前のものとなります。

ならば、回路構成はともかくもパーツを良いものに交換したらどうなるか、、、、、
やってみましょうという訳で、コツコツと交換していったものです。

130点まで部品交換点数は数えていましたが、それからかなり増えていますので
200点前後にはなっていると思います。写真三枚目の右側基盤の2枚は電解コンデンサ、
トランジスタとも交換されていませんが、実際は交換済みです。

手を加える前は残念ながら音はたいへん良くない状況でした。トランジスタは
劣化しております。では、トランジスタと電解コンデンサを交換したらどうなるか、、、
音は一変します。

恐らく同じCA-3000をお持ちの方が聴いたら驚くかもしれません。回路構成は
一昔前のものですから超低域に少し甘さがあったりしますが、手を加える前に
比べたら数段の向上があります。

オリジナルのCA-3000の音を目指してパーツ交換をしたものではありませんので
入札はご注意ください。交換したトランジスタも同型番のものではありません。
交換した電解コンデンサもニチコン Fine Gold、日本ケミコンLXZ、ELNA STARGETなど
とオリジナルとはかけ離れたものです。CA-3000の中ではベストに近い音質と思います。

オリジナルに近いものを求めている方は他に出品されている方から入手するのが
良いでしょう。実はこのアンプは私が長く使用しようと思い、出力段をYAMAHA
C-1とほぼ同様のV-FETを使用したバッファアンプに改造しようと思っていたものです。

残念ながら基盤が入りませんでした。基盤は完成していますので
予定を変更しての
出品です。出品のアンプの特徴的なポイントは下記の通りです。

①前面パネルに一カ所ひっかき傷があります。簡単な補修をしておきます。
 (写真2枚目、メインボリューム左上、傷は深くはありません。)

②①以外は前面パネルは良好です。

③上部に傷があります。上からの外観を重視する方は入札不可です。
 私は上にランチョンマットを敷いていましたので、全く気になりませんでした。

④後部入力端子のパネルに錆があります。錆止めを塗布してあります。
 後の外観を重視する方は入札不可です。
⑤元々は120V仕様の海外向けです。100V仕様に変更してあります。
 後に120Vのシールが貼ってありますが、無視してください。

⑥スイッチを全て脱着して分解洗浄はしておりませんが、実用上問題のない程度には
 なっています。全て完璧ではありません。

⑦メーター左右に各1個ずつゴミが入っております。写真でもわかりますので、
 よ~く見てくださいね。

⑧イコライザーの2SK58と2SC1124は交換致しません。まだ使用出来ます。
 特徴的な半導体ですのでそのままにしておきます。故障するまで使いましょう。

⑨ヘッドホンアンプは独立しています。良い感じですよ。

上部一枚のパネルを塗装すればかなり綺麗なアンプになりますが、塗装は致しません。
後も綺麗ではありません。ラックに入れる方には良好な外観でしょう。外観重視の方は
トラブルの元ですので入札しないでください。

これだけの部品を交換したCA-3000は少ないと思います。このデザインを好きな方も
多いでしょう。多くのトランジスタ、電解コンデンサを交換していますから長く
使用出来る可能性があります。

一日8時間程度通電して聴いています。快調です。
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YAMAHA C-1の続きです。
前の記事に移動しました。

再びL-01Aであります。
TORIO-KENWOOD L-01Aです。金額指定でお受けしましたが、実際はその3倍程度の仕事は
してあります。上の段はメインアンプユニット、下の段はプリ部に分かれており、メインアンプ基盤は
スルーホール基盤になっています。
L-01A内部 メインアンプ基盤
下の写真9枚は説明不要!まぁひどいものです。
メインアンプ基盤は不良だらけです。 メインアンプ基盤は不良だらけです。 メインアンプ基盤は不良だらけです。 メインアンプ基盤は不良だらけです。
メインアンプ基盤は不良だらけです。 メインアンプ基盤は不良だらけです。 メインアンプ基盤は不良だらけです。 メインアンプ基盤は不良だらけです。 メインアンプ基盤は不良だらけです。
見た目も実際もボロボロです。このスルーホール基盤を綺麗に補修するのはなかなか困難です。
                    いきなり綺麗になりました。
文章では一行ですが、実際はとても時間がかかりますし、ここまで綺麗にするのにはたいへんな
作業となります。
                     手を加える前の基盤
C-70と同様のいけないリレーが使用されています。このリレーは写真以外にもありますが全交換します。
                     失敗の巻(+_;)
電解コンデンサなど部品交換をしリレーも交換しましたら、、、、、、、あらら(+_;)一部のリレーが動作しません。
黄色いリレーはとても高価ですが、このリレーはコイル部分に極性がありL-01Aの極性と逆で
動作しませんでした。3千円がパァとなりました。プラスとマイナス二分の一の確率ですが、全く
ついておりません。(+_;)
ボリュームにもガリがひどい状況で、洗浄しましたが僅かに取り切れない部分があります。
                    正解はこちらです。
せっかく交換したリレーを再度交換です。さて、この状態でテストしましたら片方の音がおかしくなりました。
原因は、デュアルトランジスタの不良です。(+_;)取り外して測定しましたら不良でした。共通エミッタの
デュアルトランジスタです。共通ベースのデュアルトランジスタも使用されていますが、こちらはOKでした
ので、交換しませんでした。
                     デュアルトランジスタを作ります。
このデュアルトランジスタは同じものとは交換しません。私の中ではとても信頼性の低いものです。
写真ではわかりにくいかもしれませんが、厳密に測定したトランジスタを熱結合して取り付けます。
NEC製のトランジスタを使用しました。不良ではないもう片チャンネルも交換しました。

出力トランジスタの放熱器については以前の記事を参照してください。このアンプは電源スイッチが
不良でした。内部が破損しています。この電源スイッチは2回路で、リレーを動作させるだけですので
容量は大きくなくて構わないのでありますが、下の写真のボタンがきちんと取り付かなければ
いけません。また奥には電解コンデンサがありスイッチの長さは短くなくてはいけません。
                    電源スイッチボタン
ヒジョーに苦労しました。何種類ものスイッチを買い求め、そこら中の部品屋さんを探しました。
交通費など、このスイッチにかけた費用は半端なものではありません。部品屋さんを巡っている時間も
計算したらたいへんな金額となります。CA-2000のメーター切り替えスイッチがOKでしたが、これに
ついているボタンが取れず結局NGでした。某YAMAHAアンプのものでやっと収まりました。

いつもこのブログで言ってきてますが、スイッチなど外装部品を大切にしてください。ボリュームも
含め、特注部品が多いです。
                     前面部分です。
ご覧のように電源スイッチは全く正常に動作するようになりました。根性で修理しました。途中で
なかなか合うものが見つからないので、壊れたスイッチの内部を修理しようと、ホームセンターで
内部部品を製作するための部品を購入したりともの凄い時間をかけました。依頼者の方は
「なんだ!スイッチくらい(`´メ)」と思ったかもしれませんが、状況によってはたいへんな場合もあるのです。
                別電源です。    アンプ本体はヒジョーに軽いです。

電源は別になっています。たいへん重い電源です。逆にアンプ本体はたいへん軽いです。見た目から
持ち上げると天井に舞い上がってしまうかもしれません。非磁性体、、、、、、カバー、底板は木です。
木で出来ています。

美しいアンプです。部品交換は150点程度です。超赤字になりました。ここのところ超赤字アンプ
連発しています。途中2度ほど煙が出ました。皆さんがご自分で修理するにはたいへんと思います。
調整を容易にするため線を延長するなどかなりの改造をしています。
                     プリ部電源です。
写真はかなり撮りましたが、メモリーカードから読み出せなくなってしまったため、プリ部の写真が
殆ど無くなってしまいました。上の写真はプリ部の電源です。電解コンデンサはFine Gold等を
使用しています。
                     たいへん美しいアンプです。
前面部分はスイッチ交換の際、全て脱着しています。前面のガラスも洗浄しております。この前面の
分解はやっかいですぞ(+_;)

デザインも音も美しいアンプです。置物になるアンプです。復活の課程で色々トラブルが出たアンプですが、
無事完了しました。次回からお駄賃たくさんいただくことにしましょう。(^▽^)V

さぁ、作ってみようA-2000シリーズスピーカー端子だッ!
                         A-2000シリーズスピーカー端子です。
試験問題には出てきませんでしたが、A-2000シリーズの大きな問題点、、、、、スピーカー端子で
す。A-2000シリーズを所有している方、これから所有する方全ての共通問題です。というのは
もう皆さんご存じと思います。(^_^.)

一見無事なものでも裏を見れば細かいクラックだらけのものがほとんどです。いつか割れますし
割れているものも多いでしょう。電気は見えないから嫌だという方も多いでしょうが、このスピーカー
端子は見えるのでありまして、ぜひ製作してください。

       製作したスピーカー端子です。     製作したスピーカー端子です。    製作したスピーカー端子です。
実は今回、この端子の製作手順を写真撮影したのでありますが、デジカメのメモリーカードと
携帯電話を同じポケットに入れ、そこに電話がかかってきて、、、、、、、、200枚の写真の読み出しが
出来なくなってしまいました。(+_;)  残念!

必要材料、工具・・・・・・アルミ板(2ミリ厚)、ホームセンターに売っています。3ミリ厚になりますと
加工がたいへんです。

スピーカー端子8個、写真のもので8組送料含んで7,000円弱です。プラスチックカバーがない方が
私の好みですが、あまり良いものが無くなりました。必ずアンプ取り付け用のストッパー付きのものを
購入します。

3ミリネジ、ナット、スプリングワッシャ4組・・・・・・ホームセンターです。出来れば黒いネジを。

金ノコかジグソー・・・・・・・これはアルミ板を切り出す時に使用します。見えませんから精密に
               切る必要はありません。金ノコで充分です。

精密ヤスリ・・・・・・写真では見えていませんが、端子のストッパー穴を加工するのに使用します。
           細い丸ヤスリが必要です。ホームセンターで売っています。

ドリルとドリルの刃・・・・・・3ミリのドリルの刃と写真の端子は11ミリの刃が必要です。11ミリは
               ステップドリルを使用するのが便利です。オークションでも出品されてい
               ます。注意すべき点は偶数ミリと奇数ミリがありますから使用するスピー
               カー端子に合ったものを購入してください。2,000円以下で購入出来ます。

黒の塗料・・・・・・・写真では完成したアルミ板に下地塗装としてプラサフを塗り、黒の艶ありスプレー
            塗装を3回塗り重ねています。外から見える部分は少ないのであまり気にしなく
て良いでしょう。

半田ごて・・・・・・・60W程度のもの
                     基盤との結合
スピーカー端子とプロテクトなどの回路が入った基盤が結合されています。この基盤はスピーカー
端子に支えられていますので、結合しなくてはいけません。最も簡単なのは元の端子から支柱部分を
切り離し、これと新しい端子をハンダ付けする方法です。写真は私が製作したものではありません。
ご覧のようにリレーを半田ごてで溶かさないように注意してください。このハンダ付けは容量の小さい
半田ごてではダメです。60W程度は必要です。

                    別なスピーカー端子です。
写真を探しましたら別なものが出てきました。これは私が製作したものです。端子の径がこの位の
ものが使いやすいです。太いケーブルも使用出来ます。塗装はかなり塗り重ねていますが、2回も
塗れば充分です。

さぁ、皆さんドンドン製作しましょう。私のところに修理、レストアを依頼する前に作っておきましょう。
必要な工具を揃えても2万円以下で出来るはずです。この端子を製作する時にリレーも外して
接点を清掃しておきましょう。この場合、ハンダ吸い取り器かハンダ吸い取り線が必要です。

私は今までこの端子製作をひじょ~に安い作業工賃で行ってきましたが、体を壊す元となるので
値上げをさせて頂きます。製作は難しくはありません。

会員の皆様は好きなスピーカー端子を入手してください。私のところで作業すればアルミ板、工具
ネジ、塗料、全て用意しておきます。指導料込みで1万円です。この方が安くできるかもしれません。
予約が必要です。指導はしますが作業は自分で行ってください。一日かかります。

同様に問題のある電解ブロックコンデンサ22,000μ×4本の交換があります。これを自分で行いたい
会員の皆様は38,000円です。電解コンデンサ、取り付け金具込みの価格です。シャーシー加工が
必要ですので工具は全て用意致します。これも一日かかります。この作業を覚えてしまえば
このアンプを長く使用出来ることでしょう。

電解コンデンサの交換とスピーカー端子の交換を両方行う場合は一日では出来ません。二日通って
いただきます。

上記2点の作業は私にとって大赤字作業です。(+_;)この作業が無くなるようにこの記事を作りましたが
いかがなものでしょう。(^▽^)V


祝!治療は終了です。(^▽^)V
たくさんの方にご心配をおかけしました。ブログをしばらくお休みさせていただきました。
私の中でどうしても治療しなくてはいけない部分がありました。昨年は三ヶ月もの間
ブログをお休み致しましたが、今年はそのようなことが無いように先手を打ちました。

また今日からお時間のある時に覗いてください。よろしくお願い致します。(^_^.)

テストの答え合わせをします。気をつけ!礼!
こちらはMさんのA-2000aです。レストアではなく修理依頼です。もう皆さん、このブログを
読んでいただいている方は、例えA-2000をお持ちでなくても、そしてこのアンプに興味が
無くても、このアンプの不具合については充分に理解されているでしょう。

それでは、お勉強の結果についてテスト致します。下記の写真についてタイトルとその説明について
述べてください。

写真はいつもより大きく掲載しています。問題は難しくはありません。このブログを読んでいれば
全て答えられます。全てあっという間に写真を見て理解された方にとって、このブログはかなり
役立っているでしょう。なお、カレーライスの作り方を記入された方はその内容によっては
減点の対象にはなりません。

なお、このアンプは音が出ていました。繰り返します。このアンプは時々不調になるというもので
基本的には音が出ていたものです。わかりますね。このアンプの音が出ているというのは
全くあてにならないものです。制限時間は60分です。電気のことなど全くわからない女性の
方が読んでいたら正解率が高いかもしれません。素直な心で読んでいる方の方が正解率が
高いようです。(^▽^)V   それでははじめっ。

               なんだッ、この接着材は!(`´メ)   何のために接着材を塗るの?
この写真2枚は回答頂いた方全員正解です。接着材は電解コンデンサの固定で塗布されているのでしょう。
大きな問題は、この接着材が金属を腐食する物質が入っていることです。したがって、この接着材が
付いている金属部分は全て腐食の可能性があります。この点は重要で、A-2000シリーズに関しては
色々なことを言う方がいますが、交換しなければいけない部品は存在し、部品を交換したら音が
変わるからしない方が良いなどというのは全くナンセンスであることは明白です。

電解コンデンサを固定するならこの塗り方は全くいけないですね。抵抗やダイオード、トランジスタは
必ず発熱しています。本体からもリード線からも放熱しています。毎度同じことを書きますが、
本体→リード線→ハンダ→プリント面の順番で放熱されています。

ですから、この接着材で埋まっている部分の部品は腐食だけでなく、放熱という問題にさらされて
いるはずです。中央付近の抵抗12KΩ2本、見えにくいですが左側の灰色の大きい抵抗のすぐ左に
ある定電圧ダイオードの足が接着材に埋もれている部分が黒く変色しているでしょう。

つまり、これは熱で変色しているのであり、この熱で更にリード線の腐食が進むことになります。
今までの私の記事を見れば、この定電圧ダイオードや抵抗を交換していたことに気づくと
思います。理由があるから行っているのです。オークションなどではこの抵抗の交換については
ほとんど出てきません。しかし、私が見たA-2000シリーズは全滅です。今までの記事を見れば
解りますぞ。

更にもう一点の問題があります。これが一番大きい問題かもしれません。ものを作る場合に
これほど心のこもっていない作り方があるのかということです。この接着材の塗布に関しては
きちんとした指示があるはずです。しかし、一台ごとに状況は違います。残念ながらいい加減と
言われてもやむを得ない状況です。現在のYAMAHAのアンプの中身は見ていませんが、
このようなことは全くないはずです。過去の状況はフィードバックされているはずでしょう。

この接着材の問題、スピーカー端子の問題、基盤プリント面の小さすぎるランド、多発する
ハンダクラック、、、、、、80年代のこの時期、70年代YAMAHAと物づくりにおいて何かが
違います。実はこのA-2000シリーズだけではなく近いうちに紹介するMX-2000というアンプに
おいても同じです。音は良いけれども造りが悪いというアンプは多いですナァw(:_;)w
これはYAMAHAに限ったことではありません。バブルまっただ中という時代背景もあるでしょう。

幸いなことに半導体の品質は70年代に比べれば格段の向上があると思います。このA-2000
シリーズはTOSHIBA製半導体が多く使用されていますが丈夫です。A-2000には一部SANYO製も
あります。出力トランジスタはきちんとメインテナンスすれば長持ちします。70年代のアンプは
抵抗は丈夫、コンデンサもOK、トランジスタ不良多し、基盤良好ですが、80年代になりますと
逆になります。こぞって売るために大出力、スペック重視、発熱大となったため抵抗やコンデンサが
イカレルものが多くなりました。抵抗の不良率は70年代よりも80年代の方が多くなります。

大出力でA級動作をするために可変バイアス機が登場しましたが、これで更に寿命が短い
アンプが増えたのであります。(私は可変バイアス機を純A級とは区別しております。)

この接着材を見る度に、このような仕事をしてはいけないと私自身も反省するのであります。
上記苦言は、せっかくのYAMAHAの名機を復刻させようとしている私に、回路図を一切出してくれ
ないYAMAHAに対する恨みがかなり入っていますのでご注意ください。

写真2枚でずいぶん記事が書けますなぁ。まだまだいけますぞ。ですが、今回は試験の回答と
いうことですからこの辺でやめておきます。皆さん正解です。カレーライスの作り方を記入した
方はいませんでした。(^▽^)V  この調子でいきますと全部回答するには画面で3メーター
位になりそうです。写真のタイトルを入れておきました。少しずつ回答しておきます。
それでは(--)zzz.。ooOO○

                   エミッタ抵抗にも接着材が、、、、
ずいぶん長い(--)zzz.。ooOO○でした。w(:_;)w
エミッタ抵抗にも接着材が塗られています。よく見ると足は緑色に変色しており腐食の傾向が
見受けられます。33,000μの電解コンデンサの頭にも塗られています。w(:_;)w良い仕事していません。
よ~く見ておいてください。この基盤と似たような基盤がこのブログに多く出てきます。恐らく
同一メーカーで製造されたものと思います。トラブルが多いです。
                   これは接着材によるハンダの剥がれです。
このシリーズは純A級出力トランジスタとAB級のドライブトランジスタには必ずといって良いほど
ハンダクラックが発生しています。ところがこの写真でわかるように、基盤中央部にもハンダクラックが
発生しています。純A級出力部やAB級ドライブ部分は小さいランドと発生した熱によりハンダクラックが
発生しますが、こちらは別な理由です。製造工程で接着材で部品を固定した後にハンダ行程に
入るものと想像されますが、接着材が穴から下に垂れた為にハンダ不良となったものと思います。
よく見ればハンダクラックが生じている部分には接着材が漏れているのが解ります。

右上に同心円状にクラックが生じている部分があります。ここもハンダ修正をしようとして、半田ごてを
当てますとポッカリと穴が空いて接着材が出てきます。そのままハンダをしようとしてもハンダは
付きません。接着材を掃除しないとダメなのです。これはやってみれば解ります。接着材で穴が
塞がれているため、空気の泡が出てきちんと付きません。部品面の接着材をきちんと取り除かないと
いけません。部品交換は誰にでも出来ますが、その前に出来るだけ清掃するのがこの基盤再生の
コツです。
                    AB級ドライブトランジスタハンダクラック
こちらはAB級ドライブのトランジスタのハンダクラックです。これをAB級ドライブ部分と判断出来た方は
素晴らしいです。(^▽^)V  このように完全に剥がれていなくても同心円状にクラックが生じている
ものがほとんどです。これは力を加えると簡単に剥がれます。ドライブはPNPとNPNの2個のトランジスタが
ありますが、どちらもクラックが生じます。ここはこのままハンダを盛るのではなく、プリント面を
加工し、ランドを広げる加工をして補強します。
お決まりの純A級出力トランジスタのハンダクラック純A級出力トランジスタハンダクラック、これもだッ!純A級出力トランジスタハンダクラック、これもだッ!結局、全滅だっ!
定番!純A級出力トランジスタ部分のハンダクラックです。同じ写真に見えるでしょッ。同じ写真では
ありません。左から順番に1個毎に写真を撮影したものです。つまりトランジスタ4個全てハンダが
割れています。全滅です。これでもプロテクトがかからず音が出る素晴らしいアンプです。w(:_;)w

数多くのA-2000シリーズを見てきましたが、この部分が無事だったのは一台だけでした。
完動品というのは、部品交換をしていなくても分解してハンダを完全に修正していないとダメです。
この写真は放熱器から外しただけでそれ以外は手を加えていません。あなたのA-2000はいかがですか?
       接着材を取ると、、、、       ハイ、この通りデス。       これもリード線が腐食しております。

これも定番、接着材による部品の腐食です。多いのは抵抗、定電圧ダイオードです。力を加えると
ポロッと足が取れてしまいます。この接着材は金属を腐食する物質が入っていますから、接着材が
塗られている部分全てが怪しいことになります。一番上の写真を見れば解りますが、電解コンデンサを
固定するのには接着材の量が多すぎますね。
                 部品交換終了。
いきなり完成です。腐食した抵抗が交換されております。33,000μの電解コンデンサ2個はニチコン製です。
無負荷でも6.3V(ロクテンサンボルト)を超えませんから耐圧は6.3VでもOKですが、6.3V33,000μは
入手出来ませんので16V33,000μを使用しています。基盤に加工が必要です。オリジナルでは
大電流が通過する関係で、プリント上にジャンパー線が飛ばされています。私はこの部分を更に
強化しています。

AB級出力トランジスタの放熱シートは信越化学製のシリコンシートに交換してあります。電解コンデンサは、
Fine GoldとSTARGETです。これはA-2000aですから80V470μの2本は基盤上にはありません。
接着材が綺麗に取り除かれているのにご注目ください。この基盤は電解コンデンサを交換した程度では
長持ちはしないでしょう。
     電解コンデンサは、nichicon  Fine GoldとELNA STARGET     抵抗もアブナイものは交換。     基盤は埃無く綺麗に。
交換した電解コンデンサや抵抗の写真です。どなたも回答されませんでしたが、、、、、残念!
注目していただきたかったのは、本来は基盤は汚れているはずですが、埃と汚れが全く無いでしょう。
それもそのはず、部品面も洗浄してあるからです。更に鋭い方はトランジスタが交換されていないの
がわかったはずです。フルレストア依頼品ではありませんので、トランジスタは交換しておりません。
抜き取り測定では大丈夫です。
                    両ユニット完成。
左右同一ユニットです。
          スピーカー端子が付いている基盤     リレー取り付け部分
この問題は正解率が低かったのであります。w(:_;)wこの基盤はスピーカー端子や出力リレーが
付いている基盤です。ミューティング回路やプロテクト回路もこの基盤にあります。
追加した写真で、グレーに塗りつぶされている部分の裏にリレーが付いています。このリレーを
外すにはスピーカー端子を外さなくてはいけません。プリント面は薄いので半田ごてを当てすぎると
プリントが剥がれやすいので注意が必要です。リレーの接点が汚れていて音が途切れる、音が歪む
等の現象が多く見受けられますので、必須の作業です。

この基盤に振動を与えて音が変わるようでしたらまともな音では無いと考えてください。あまり大きな
振動を与えますとメインアンプ基盤のハンダクラックに影響しますから注意してくださいね。
リレーのカバーは工具無しで簡単に外れますが、密閉度が低いリレーですので、接点が酸化しや
すいです。一度も清掃されていないものは歪みだらけです。

この基盤を取り出すのは難しくはありませんが、スピーカー端子やリレーを外す時にプリントを
痛めてしまうことが多いと思います。プロの方に任せた方が無難です。
                   ハイッ、取り付きました。
完成したユニットを取り付けました。手を加える前に比較したらとても綺麗です。手を加える前は
純A級部分は動作していませんでしたから発熱も多くなります。この写真で注目していただきたいのは、
放熱器と電解ブロックコンデンサの隙間です。放熱器は高温になります。コンデンサの下には穴が
空いておらず下からの空気の流れは殆どありません。放熱器からの輻射熱でコンデンサは高温に
なります。これがこのコンデンサの寿命が短い原因です。今回はコンデンサは交換していませんが、
私が交換する場合は出来るだけ放熱器から遠くなるように細く長いコンデンサを使用し、下に
空気の対流が出来るように穴を空けます。たいへん手間がかかりますが、寿命の点では
かなりの差が出ると考えています。通電時間や周囲の環境によって寿命は異なりますが、オリジナル
のものは必ずダメになる時がきます。


通電していない時間が長くなるとプロテクト解除の時間が長くなったり解除しない、ブ~ンという
音(ハム音)が出たり、最後にはショートしてヒューズが切れ電源が入らなくなります。電源ONから
プロテクト解除までの時間が長くなるというのは、電解コンデンサの不良によって+と-の電圧差が
出来て出力に現れるオフセット電圧が大きくなっているのでありまして、時間と共に差が小さくなり
(自己修復作用)プロテクト解除規定電圧以内に入りカチンと解除されるのであります。

このブロックコンデンサの+と-の電圧差を測定し、時間と共にかなりの変化をするのはダメですなぁ。
良品は「差」は殆ど無いはずです。以前、不良のコンデンサでオフセット電圧を測定したことがあります。
電源投入時はなんと3Vものオフセット電圧が発生し、時間と共に減少、、、、、、1V台でプロテクト解除、
(ここでスピーカーを繋げておけば当然バンという音がします。)最後は0.3V程度に落ち着きました。
このような状態でも音は出ます。歪率を測定しますと当然ダメでありますから正常な音ではありません。

ドリルで穴を空け、ヤスリで加工する作業はとても面倒な作業です。オリジナルはコンデンサの
線の引き出しはコネクタですが、直接配線する作業も必要になります。このコネクタも不良が多いです
ので、直接配線のメリットもあります。この種の電解コンデンサの入手自体困難になりつつあります。

                   内部は見違えるほど綺麗に。
カバーを取り付ける前です。内部は清掃してありますので綺麗です。
           イコライザー基盤ハンダ修正前、洗浄前。     イコライザー基盤も全数ハンダ修正。
イコライザー基盤をサービスでハンダ修正をしておきます。この基盤も不良予備軍のハンダ箇所が
多数あります。全箇所修正しますがちょっと面倒です。2枚目の写真はカバーをつけてしまいましたが
基盤洗浄してありますので綺麗になっています。

回答いただいた方ありがとうございました。恐らくA-2000シリーズを所有していない方が殆どで
あったと思います。皆さん良く勉強されています。この試験問題に出ていないこのアンプの問題点も
多数あります。スピーカー端子等です。

このアンプを復活させるのはたいへんでかなりの時間がかかります。近日中に誰もやらないで
あろうというレベルのA-2000を紹介します。メーカーでは製造後25年も経過して使用されるということは
考えても見なかったでしょう。復活はたいへん手間がかかり困難な作業ではありますが、可能で
あります。「チョットやってみよう」と思って出来るレベルではありません。殆どがハンダ修正や
電解コンデンサの一部交換程度の修理品で出回っていると思いますが、それでは不完全なことは
お解りいただけると思います。



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