mazdaluce3000のブログ
ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
プロフィール

mazdaluce3000

Author:mazdaluce3000



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2カウンター



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



フリーエリア



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


YAMAHA B-1の電解コンデンサを交換したら、、、、、
YAMAHA B-1の電解ブロックコンデンサを交換しましたら下の写真のようになりました。
交換する前は無負荷で左チャンネル90.5V、-62.7V、 右チャンネル90.4V、-91.0Vでした。
なぜ無負荷かといいますと2SK77を挿しますとヒューズが飛んで測定出来ないからです。

今回は不良側のみ交換をご希望でしたので左チャンネルのみの交換です。2SK77を挿した
バイアス既定値の実働状態での測定です。
左チャンネル+側左チャンネル-側右チャンネル+側左チャンネル-側
左2枚が交換した電解コンデンサを測定した写真です。左は0.1V、右が0.2Vの差がありますが、
撮影している途中にも変動しますのでほとんど差はありません。右側はオリジナルの電解コンデンサ
ですが、オリジナルとしてはたいへん電圧差が少なくて良好です。

交換した左側の方が電圧が高くなっていますね。ところが左側は13,600μで、右側がオリジナルの
15,000μです。交換した方が容量が少ないですが、この程度なら問題ありません。問題無いどころか
新品を付けた左側の方が容量が少ないにもかかわらず電圧が高いという結果になっています

交換した電解コンデンサは最大許容リップル電流は13.4Aで高性能のものと思います。
ほかのメーカーのものも調べましたが同容量で12.0Aでした。コンデンサによって違いがあります。
耐圧は100Vですが、50Vのものを直列にしますと容量は半分になります。この方法ですと
電圧のバランスを取るための抵抗を入れなくてはならないなどやや面倒になります。
もしもの事を考えますと100Vの方が安心です。

これでB-1の電解コンデンサが劣化しても交換出来ることが解りましたね。
これでヒューズが飛んで使用出来ないB-1の復活です。このB-1も色々ありましたから
そのうち紹介しますね。レストアではなく修理依頼でしたがサービス工事連発でした。

エッ、どのように交換したかって?

ちょっとだけね↓
交換したの図
もう、何でも復活させちゃおう\(*^^*)/


スポンサーサイト

B-1電解ブロックコンデンサについて
この記事で457番目であります。まぁ、よくもこれだけ書いたもんだァ(^▽^)V
ここのところ予告すれども記事無しで空振りさせて申し訳ないです。m(;∇;)m
頭が強烈に疲れております。深夜に記事を作ろうとしても、呼んでもいないのに、、、羊が一匹、
羊が二匹と軽やかに登場し、羊が三匹目で気づいたら朝の5時であります。
少し頭の疲れを取るべくブログ記事作成時間を睡眠に回しております。記事数を増やしたいと
思っていますが、もう少しお待ちくださいね。皆さんは復習をしておいてください。

B-1の電解コンデンサのお問い合わせがありました。ブログ記事を参照してくださいとお答えしましたが
探しても解らなかったそうであります。そりゃぁそうだ。記事数500弱もあれば探しにくいですね。
http://mazdaluce3000.blog100.fc2.com/category4-3.html

皆さん復習をしていないか、それともよほど記事がつまらなかったか解りませんが、上記記事の
「不良はどっちだッ(`^´) 」「B-1電解コンデンサの図」はとても重要な記事なのですが、
拍手が1しかありません。これはたいへん心外です。(`。'メ) でありますからB-1の記事は少なく
なるのであります。

              B-1整流後の電圧測定         B-1整流後の電圧測定
このように底板を外して電解ブロックコンデンサの電圧を測定します。±左右で4カ所です。
トランス2次側の電圧が同じと考えればここの電圧がプラスマイナス側で異なるのは電解コンデンサの
不良によるものが大きいです。

2SK77を全て外した状態では90V前後、取り付けた状態では85V前後と思いますが、皆さんの
一次側の電圧が100Vでない可能性がありますから、多少の数値の違いはあります。
要は+と-側の電圧がほぼ一致し、それが80V以上あれば良いでしょう。

今回お問い合わせ頂いたB-1は、左チャンネルのこの部分の電圧差が大きく動作不良になっています。

写真が更新されないというサーバー障害により記事が作れません。復旧しましたらすぐに記事を
作ります。

再開です。10月23日
電解ブロックコンデンサ端子電圧電解ブロックコンデンサ端子電圧電解ブロックコンデンサ端子電圧電解ブロックコンデンサ端子電圧
「不良はどっちだ!」ではブロックコンデンサを取り外して測定しましたが、上の写真は2SK77を
全て取り外して電解コンデンサの端子電圧を測定したものです。スライダックで正確に一次側を
100Vにしておりませんので若干の相違があります。

あらら、左チャンネルの-側が62.7Vしかありません。+と-の電圧差は28V程度もあります。
これでは動作しないばかりかヒューズが飛ぶでしょう。右チャンネルは問題ありません。
整流ダイオードを出たあとの電解コンデンサの容量によって電圧が変わります。したがって
左チャンネルの-側の電解コンデンサの容量が大幅に減少しているのがわかります。

この部分の波形をオシロで見てみますと明らかにリップル波形が大きく出ています。右側とは
全く違います。

更に、電源を切って様子を見ると左側の-以外は電圧を保持していますが、不良のこの部分は
あっという間に電圧がゼロになってしまいます。漏れ電流もかなりあるのでしょう。外観は
全く正常です。

B-1は2SK77がダメになったら終わりですが、この電解コンデンサ不良で将来は全滅になります。
動作しているものでも「全く正常」といえるものは少ないでしょう。
                     B-1電解コンデンサ
写真の電解コンデンサも不良です。2個共に小さく×が書いてあります。電解コンデンサの性能が
音に影響を与えるならばB-1の本来の音が出ているケースは少ないと思います。熱です。
このアンプは強烈に熱を発生しますので劣化が激しいのです。A-2000も同様です。

+⇔コモン⇔-という端子の15,000μ×2、ネジ端子というコンデンサを特注したらどの位の金額に
なるかはわかりません。使用している限りいつかは不良の時期が来ます。さぁ、どうする、、、、
さぁ、さぁ、さぁ、、、、、、(+_;)

只今ブログサーバー故障中です。
せっかく作った記事が消えてしまいました。この記事アップ出来るかな?
写真がサーバー上に保存されなかったりとここのところ記事がアップ出来ません。
もう全く(`。'メ) たいへんな時間を無駄にしたぞ。

文句を言いながら記事がアップ出来るかどうかテストしています。
ちょっと待っててね!

あかん!写真が入ると記事がアップ出来ませんです。
ず~っとこの繰り返しでござんす。

月曜日からなのでいつ正常に戻るのか不明です。
記事数が500弱、写真が千数百枚、、、、無料の容量1GBの残量がわかりませんが、そろそろ
良い環境に移行の時期かもしれませんね。

さて、ここまでアップ出来るかな?
ハイッ、アップ出来ました。それではもう一度トライ、、、、、

やはり写真が入るとダメでした。(+_;)もうどうしようもありません。(+_;)

あらら、一部掲載出来ました。19:10

実況生中継であります。

Nさん、Tさん、YさんそしてCA-2000フアンの皆様、、、、
明日の記事をお楽しみにネッ(^▽^)V

今日はもうくたびれた~
一つの記事を書くのに3時間はかかりますので、明日にします。

一日の拍手数合計がゼロになったらお約束どおりしばらくお休みしようと思っているのでありますが、
今日が1,昨日が2と限りなくゼロに近づいているのでありますが、粘りますなぁ、、、ゼロには
ならんとです。

では、また明日!


究極のCA-2000、続きの続き、、、ここからが本論です。
さて、これから究極のCA-2000のオリジナル版、MOS-FET版、V-FET出力プリアンプ版と紹介は
続くのであります。

オリジナル版はメインアンプ基盤の全ての部品を交換し、銀マイカや出力トランジスタをR.E.T
(リングエミッタトランジスタ)にしたものでメインアンプの回路そのものはオリジナルです。

MOS-FET版は、メインアンプをMOS-FETにしたものですが、このユニットを落札していただいた方が
抵抗、半固定ボリューム、スピーカー端子等全て交換をご希望ですので少しお時間をいただくことにします。

ヤドカリCA-2000プリアンプは真空管イコライザーを入れる予定でしたが、バッファアンプをC-1ライクな
V-FETバッファアンプ兼ヘッドホンアンプにするものです。

これから紹介するのは上記三台に共通して行った作業で、依頼者に断り無しに作業を行いました。
しかし、三人の依頼者の方は私をたいへん信頼していただいていると勝手に判断し、設計変更を
行ったものです。

CA-2000のプリアンプはずいぶんお時間をいただきました。これは単にCA-2000をプリアンプにしました
というのでは意味が無いのであります。プリアンプにし、真空管イコライザーを入れるのは私の過去の
実績からはそう難しいことではありません。超三結メインアンプを入れたりB-2に三極管結合メインアンプ
を入れたりM-25(パイオニア)を超三結アンプにしたこともあります。

しかし、どうしても引っかかるものがありましたので、お待ちいただきました。最終的にはV-FET(2SK75)
のバッファアンプ兼ヘッドホンアンプに落ち着きましたが、ここでまた引っかかるのであります。

それは、メインアンプがRETやV-FET、プリの出力がV-FETになってもフラットアンプを経由し、この
フラットアンプの音が良くなければそれ以上の音にはならないということなのです。

(ここで一旦保存、これから2時間くらい記事を作り続けますので、暇している方はリアルタイムな
記事作りを見てくださいね。ちょっと作業場まで行ってきます。またネッ!)

再開!
大きく分ければ物量と回路、パーツに音質は関係します。CA-2000をツインモノ構成には出来ません。
電解コンデンサは22,000μ×2本で大きなリップル電流が流れる純A級ではもう少し容量が欲しいところ
です。これは松下製のSUPER AUDIO CAP.の22,000μ×4本をケーブルで外部に接続し実験したのは
過去に記事にしました。確かに音質は改善されましたが実験機なので部品を取り外したり測定したりと
頻繁に移動する事態が発生します。

その度にケーブルにぶら下がった超特大電解コンデンサ4本が入った箱(実際はダンボール製)を
ブラブラさせながら移動しなくてはいけません。音質を確認した上でこの実験はオハコとなりました。
とにかく、想像でものを言うのではなく、どんな形でもやってみようと思ったわけです。

CA-2000に関しては物量増は難しいわけです。それではパーツですが、トランジスタは全て新品に
交換し、出来るだけオリジナルの型番で交換してきました。これは自信を持って間違いのない
作業と思っています。電解コンデンサはFine Gold等に交換しています。実はこれは正しいかどうかは
これから判断しなくてはなりません。

オーディオ用電解コンデンサは悪くはないと思います。ところが電解コンデンサを交換して音が
変わった場合、それが良くなったのか悪くなったのかは音を聴く人の判断です。ですからオリジナルの
電解コンデンサの方が良いという人もいるでしょうし、Fine Goldの方が良いという人もいるはずです。
SILMICⅡの方が良いという人もいるかもしれません。

聴く人の好みに合えばそれが良いコンデンサということになります。ですからこれは結論がなかなか
出ないのであります。オーディオ用電解コンデンサは種類が少ないですから難しいですが、何でも
かんでもオーディオ用に交換して「<(`^´)>エッヘン。」というわけにはいきません。オーディオ用コンデンサは
データーが詳細に公表されておらず悩むことも頻繁にあります。

高リップル対応の電解コンデンサはオーディオ用ではなくてもあります。高域まで低インピーダンスの
もの他にたくさんあります。オーディオ用は概して寿命が短いですが長寿命のコンデンサも他に
たくさんあります。オーディオ用は85℃対応ですが、高温度対応のものも他に多くあります。
使い分けが重要でしょう。私が自信を持ってこれだと言えないのは、コンデンサの詳細な性能を
測定出来る測定器を持っていないからだとも言えますので、これは近いうちになんとかしようと思います。

さて、回路ですが、、、、、、ここから難しくなります。解らない単語が出てきたら読み飛ばしてください。
CA-2000を少しでも知りたいと思う方は不明な単語をネットで調べてください。一年後に不明な点が
一つもなくなりましたらそれは大きな進歩であります。「アンプはいくら手を加えてもオリジナル以上には
ならない」という言葉が出てきますが、私はそうは思っていません。

どのアンプにも良いところと欠点があります。場合によってはその欠点を改良することも出来るのです。
そのためには最低限として回路図が必要になります。十分な解析と検討が必要になるからです。


ここでCA-2000の回路を考えてみます。
イコライザーアンプ、、、、、、FET差動増幅、
                 カスコードアンプ、
                 ブートストラップ、
                 カレントミラー回路

フラットアンプ、、、、、、、、、FET差動増幅、
                 カスコードアンプ、
                 ブートストラップ、
                 カレントミラー回路

メインアンプ、、、、、、、、、、FET差動増幅、
                 カスコードアンプ、
                 ブートストラップ、
                 カレントミラー回路

上記は各アンプの初段の回路形式を書き出したものです。あらら、イコライザーからメインアンプまで
同じではないの。いずれもDCアンプ形式で、まぁ上記の回路形式はDCアンプの見本のようなもので
特別なものではありません。イコライザーアンプはフラットアンプ(トーンコントロールアンプ)に比べますと
2段目がダーリントン接続になっている以外ほぼ同じと考えます。イコライザーアンプの方がゲインが
必要だからです。

上記はカタログサイトにでも出ています。さて、ここからがどこにも出ていないと思います。思いますが
眠くなったぁw(:_;)w( _ _ ).。o○ これから私の一日のクロージング作業をしますとかなりの時間が
かかりますので、続くにしておきます。この記事、えらく長くなりそうです。

超スペシャルなCA-2000のアンプの紹介です。お楽しみにネッ(^▽^)V出来ればまた明日書きますので、
それまでハッピーにお過ごしください。それではヾ( ^ _ ^ )

究極のCA-2000、続きです。
「究極のCA-2000」の記事があまりにも長くなりそうですので、別記事に致しました。

さて、交換前のユニットは純A級で1.5倍のバイアス電流が流れていたり片チャンネルから音が
出ないなど本来の性能が出ていないものでありました。このNさんのCA-2000はオークションで
メンテナンス品を入手したものだそうです。

私はオークションにはほとんど出品しなくなってしまいました。他の出品者の方のアンプが私の方に
回ってきますので、ある意味ではオークションの出品者の方は私のお客様ということになります。(^_^.)
オークションで手を加えたものが出品されてそれを落札するという数はそれほど多くないと思われます
ので、私のところに回ってくる比率はかなり高いと思います。

最近でもA-2000aのメンテナンス品を落札したが音がよくないのでなんとかならないかとの見積依頼が
来ましたが、A-2000シリーズの出品で、「きちんと純A級が動作しています。」などとのコメントはなく
音が出ているものを完動品としているものがほとんどでしょう。A-2000シリーズでは同じ音が出ていても
内容は全く違うのであります。

電解ブロックコンデンサが不良のもの、ハンダクラックで純A級アンプが動作不良のもの、リレーの接点
不良etc.etc.ついでにetc.

メンテナンス品で高いお金を出して更に私に依頼するということは高いお金を出しても良いものが
欲しいという方が私のお客様になっているのでしょうね。今回のNさんもメンテナンス品を入手し、
私の「究極のCA-2000メインアンプユニット」をオークションで落札し、更にメインアンプ以外の
部分もレストア依頼されたのでありました。電解ブロックコンデンサの交換もオプションで依頼されました。

Nさんは以前にお取引のある方で信頼出来る方です。レストア代金は大幅におまけして更に究極に
ふさわしい内容にして完成したのでありました。今回は記事と記事の間が空きましたが、実は
たいへん記事の内容について迷っていたのであります。かなりのノウハウを公開することになるので
あります。

内容はかなり難しくなりますが、皆さんにとって決してマイナスにはならないでしょう。このブログが
あと何年続くかわかりませんが、根気よく読んでいくことによりいつか理解出来るように致します。

mazdaluce3000が単純な部品交換だけをしているのでは無いことがお解りいただけます。本当は
なぜここをこうするかということはあまり公開したくないのでありますが、あまりにもオカルト的な
改造、もしくは勘違いが多いためCA-2000を例にとって考えることに致します。

誰かを非難するものではなく、皆さんがオークション等で入札する上で参考に出来れば消費者保護にも
繋がるのではないかと思うものであります。アンプのメンテナンス作業代金なんてのは安い、個人で
行ったらまず儲からない仕事です。某メーカーのように一時間あたり5千円以上の作業代金は
妥当な金額でしょう。

メンテナンス品に何万円かの金額の作業代金が上乗せしてあっても内容によっては安い場合も
あります。逆もあります。ですからこのブログを読んでいる皆さんがその内容を読み取る力も
必要です。参考になれば幸いです。

元のメインアンプユニット元のメインアンプユニット元のメインアンプユニット元のメインアンプユニット
上の4枚の写真はNさんのCA-2000に付いていたユニットです。アレレ、この部分に付いていた
電解コンデンサは1μという小容量の電解コンデンサがオリジナルです。このコンデンサが47μという
容量に大幅な容量アップがなされています。

電解コンデンサについては誤解が多いですナァw(:_;)w。曰く、容量を増やせば低音が出る、、、、、
などと単純に考えてはいけませんです。DENONのプリアンプのカップリングコンデンサがオリジナルの
何倍かに増やされて、測定すれば超低域変動の波形が観測されたり、YAMAHA B-2の余計な
ところに電解コンデンサが追加されてノイズが出ていたりと今までのこのブログには電解コンデンサの
誤解に関する記事が収録されています。

70年代YAMAHAの設計陣をなめたらアカンゼよ。(`。'メ) 時代の流れがありますから回路的に不足して
いるものはあります。ですが、このコンデンサの容量1μが間違っているとは私は思わないのであります。
私はこのコンデンサをフィルムコンデンサに交換し、「メインアンプユニットから電解コンデンサが無く
なったぁ(^_^.)」と喜んでいたのであります。実際は喜ぶ理由は無いのでありますが、熱の出るメインアン
プ基盤から電解コンデンサが無くなることは不安のネタが無くなることでもあり、電解コンデンサが
漏れ電流がある部品であるならばそれが無くなることは喜んで良いのかもしれません。

1μを47μにする理由は低域の音質改善と考えたかもしれません。これは違います。このコンデンサが
どのような理由で取り付けられているか、なぜその容量になっているか考えなくてはいけません。
(ここで一旦保存)
まず、考える前に、この電解コンデンサが大きすぎてシャーシーに当たってしまうためにゴム系の
接着材のようなものが頭に塗布されています。そのために基盤が押されて湾曲してしまっています。
                     元のユニット
部品交換はこの電解コンデンサ左右合計8点のみです。片チャンネルあたり4個です。この電解コン
デンサの役目は電源ラインに取り付けられており、発振防止用です。出力トランジスタに電源を供給する
B電源の+、-各1個ずつ、増幅部分に供給する電源(±70V程度)の+、-に各1個ずつで合計4個
各電源に並列に接続されています。

出力トランジスタに供給しているのは電解ブロックコンデンサからですから、22,000μと1μ並列が
22,000μと47μになってもその影響は少ないと考えます。ですから容量増にしても低域の音質改善は
難しいでしょう。増幅部分の方はリップルフィルターを経由して供給されます。
                     元の電源
中央やや左の黒いコンデンサが2個220μに交換されています。元は47μです。この電解コンデンサは
リップルフィルターのベースに接続されています。簡単に言えばこのリップルフィルターは、トランジスタの
直流増幅率×電解コンデンサの容量に見かけ上大きくなったと考えられますから増幅率が100とすれば
100×47μ=4700μです。220μでしたら100×220μ=22,000μで、効果は大きくなりますが、大きくしますとトランジスタの破損事故等に繋がりますので、ほどほどにします。

基盤上の1μの電解コンデンサは、電解ブロックコンデンサ22,000μからの±電源、増幅部分リップル
フィルターから供給される±電源に接続されています。これは発振防止用と考えます。ですから
このコンデンサを交換する場合は容量増より質の向上を考えます。電解コンデンサでしたら
高周波まで低インピーダンスが保証されているものが良いです。私でしたらフイルムコンデンサに
しています。放熱器の近くにあるものは105℃対応のものが良いでしょう。

若干の容量増は構わないと思いますが、あまりかけ離れたものに交換する場合は理論的に納得した
上で交換したいものです。1μが2.2μになっても構いませんが、これが何の役目をしているのかを考え、
ここの性能向上を狙うならば容量より低インピーダンス等の質の向上を考えるべきと思うのであります。

上記を私は今まで「電解コンデンサが無くなったぁ(^▽^)V」とまとめて表現していたのでありました。

          交換前の電解コンデンサと交換する電解コンデンサ          電源出力部コンデンサ
交換前はSMGですが、交換する方はFine Goldです。
(ここで一旦保存)
電源の電解コンデンサは出力部分をFine Goldに交換しておきました。右側の写真で大きい2個は
前述のメインアンプ増幅基盤に供給するリップルフィルターに使用する電解コンデンサです。
両脇の2個はイコライザー基盤、フラットアンプ(トーンコントロールアンプ)に供給する定電圧電源の
出力部に使用されている電解コンデンサで、ここは音質に影響する可能性がありますから音響用に
します。

            元の電源基盤        部品交換後の電源基盤
電源基盤の全てのトランジスタ、電解コンデンサを交換したのが右側の写真です。メインアンプ、
イコライザー、コントロールアンプに供給する部分の電解コンデンサはFine Gold、ミューティング、
プロテクト回路の部分には低インピーダンス品で105℃対応のものなど使い分けています。全てを
音響用にする必要はありません。例えばリップル除去、低インピーダンスなどの性能は音響用より
良いものがあると思います。その役目に応じて最適なものを使用すれば良いのです。

電解コンデンサについてはたいへん誤解が多いと思います。例えば何でもかんでも容量増をする人が
います。大幅な容量増はかえって良くないケースもありますのでご注意ください。

余談ですが、滅茶苦茶な交換をしているケースがありました。KENWOODのL-01Aです。完成して
お送りしたところイコライザーアンプがおかしいと連絡を受け返送してもらいました。あちゃぁw(:_;)w

L-01Aはメーカーに回路図、サービスマニュアルを欲しいと連絡したところあっさりと断られてしまいました。
このような場合、私は元に付いている部品を正と考えます。皆さんもそうでしょう。なぜならメーカーに
よる修理の履歴のシールが貼られていたので付いている部品の信憑性は高いと考えるのが普通です。
面倒ですが、イコライザー基盤を取り外しましたら、、、、、、、、、回路図が無いのでイコライザーに
供給する電源を頭の中で書きながらチェックしていきます。ぎゃぁああ(TωT)

30V以上かかる電源の電解コンデンサに25V耐圧のものが使用されています。そんなバカな、、、、、、
何度も何度もチェックし、計算もして、、、、あまりにも綺麗に4本の電解コンデンサが並んでいました。
片方の2本は25V以下なので問題ありませんが、もう2本には30数ボルトかかっています。

あり得ません。メーカー修理でしょう。私も部品交換する際、全て回路図を書くことはしておりません。
あくまでも元に付いていた部品が正しいと考えます。ですから他の方が手がけたもの、、、、、
いじくられたものはとてもやりにくいのです。メーカー修理でも同様のことがあります。

今回のCA-2000でもなぜこのような容量にするの?と考えてしまいます。この容量にするとどのような
改善がなされるの?と考え、意味があるのか無いのか頭の中は一杯一杯なのであります。
アンプは部品の集合体ですから、全ての部品は音質に影響すると考えることも出来ます。

しかし、部品を交換する場合は交換するプライオリティがあります。発振防止用に使用されている
コンデンサでしたら容量増より質を考えるべきというのは前述しましたが、それよりもきちんとリレーの
接点をきちんとするべきですし、劣化しているトランジスタの交換、基盤のハンダ補正、再放熱処理など
重要な項目はたくさんあります。

問題のあるミューティングスイッチ、後部の2個のスイッチもそのままです。電解コンデンサを4個交換し、
容量増して手を加えたとは認め難いですが、売る方より買う方の皆さんが勉強してくださいと申し上げて
おきます。なぜなら売る方が何をコメントしようが自由だからです。売る方の倫理観の問題はありますが。

テレビの通販番組を見れば「あっという間にあなたも痩せる!」などという器具の宣伝が多く放送されて
います。皆さんもそのような番組を見て、そんなばかなぁ、、と思う事もあるでしょう。
テレビのそのような番組を見て笑っているあなたもいざオーディオの世界になると、、、、、、、、
あらら、オカルト信じまくり、「一粒飲むと10キロ痩せる」と同様のセールストークに引っかかり、、、

ケーブル、コンセント山のようになっていませんかぁm(~o~)m

実は私の秘蔵している石がありまして、これをアンプの中に入れておくと格段の音の向上があります。
音が柔らかすぎて困っている方はこの石で固めの音になります。音が固めで困っている方は
私が提携しているトーフ屋さんのトーフを入れると柔らかめになります。絹ごしを入れるとシルクのような
繊細な音が、木綿ですとやや絹ごしより音が粗めになります。両方とも10万円でお譲りしますぜ。

私にレストア依頼する時にアンプの中にチップを入れれば更に音が良くなります。音が良くなる度合いは
千円札より一万円札の方が、更にその枚数によって良くなる度合いはどんどんアップします。(^▽^)V
(これは間違いなく音が良くなります。(^▽^)V)

笑ってはいられませんぞ。これに近い記述がインターネットやオークションに掲載されているのです。

私は作業を始める時にアンプの前に正座し「どうか究極のCA-2000様、本日もイヤイヤせず、どーか
ひとつよろしくお願い致しますぅ」と深々頭を下げてお祈り、あるいは懇願致しますが、効果は
全くありませんです。これはオカルト承知でお願いするのであります。w(:_;)w


(一旦保存)
予定の三分の一しか記事に出来ませんでした。また明日!

輸送事故に遭ったアンプその2
YAMAHA C-70です。私のところから送りましたら前面開閉パネルがおかしいという連絡を受けました。
私のところでは前面パネルから開閉パネルを外しておりませんし、前面パネルを外しましたら段ボール
の箱に保管しております。最後まで取り付けません。最終チェックでも問題無く開閉出来ました。

配送会社経由で連絡が来ましたが、まずはメーカーに修理依頼してくださいとお願いしました。
「その方が安く修理出来ますよ。」といっておきました。部品があればメーカーであっという間に
修理出来るはずですし、安価と思います。相手が大会社ですと社内決済等で時間がかかりますし、
支払いサイトも長く面倒ですが、私が輸送事故をやりたくない理由はそのような理由ではなく、
私の仕事が理解されないからです。

このような開閉パネルが破損した場合、数千円で修理出来ると考えられてしまいます。予備の部品が
あれば安く修理出来ますが、ほとんどの場合予備の部品はありません。ですから場合によっては
部品を作ることも考えなくてはいけません。仕事をしていれば様々な経費がかかりますから、
一日当たりかなりの金額を計上しなくてはならず、単純に結果だけを見て判断されるとボランティア
修理になるものがほとんどになってしまいます。今回のような機構部品の修理は結構工夫が
必要なものが多くお断りしたいのですが、私のところに依頼が来ました。
                    アームが折れています。
今回のC-70は、ドア開閉のアームが折れています。なんだと思うかもしれませんが、ここまで
かなりの分解をします。
                    前面分解の図
分解そのものは難しくはありません。
                    接着しても、、、、、ダメ
ここをエポキシ系の接着材で接着しても破損していない方と比べますと強度が取れません。瞬間
接着材でも同様です。一年くらいは持つかもしれませんが不安を残すことになります。あれこれ
やりましたが、どれもダメでした。

その時にテレビで建築偽装疑惑のニュースが、、、、、、、、テッキン、てっきん、鉄筋、そうだっ、
鉄筋コンクリートじゃぁ(●^o^●)
                    鉄筋コンクリートじゃぁ(^▽^)V
この部分は前から見えません。ここに鉄筋コンクリートならぬ建築を致します。ホームセンターを
探し歩き最適なものを探しに行きました。網をカットし、折れた部分だけでなく出来るだけ開閉に
支障がない程度で大きく被せます。この部分全体をエポキシ樹脂で固めます。完全に固まったら
黒く塗装をし、余分な部分を削ります。
                    かなりの強度があります。
強度はオリジナルより増しています。指で押してもガチガチです。もう片方は折れていませんので、
網は使用せずエポキシで固めておきました。
   組み立てます。   組み立てます。   完成です。
完成したものは修理の跡はほとんどわからないと思います。オリジナルの材質からまた割れる部分が
出てくるかもしれません。そういえばYAMAHA A-1の開閉ドアはほとんど割れて不良になっています。
同じ方法で修理出来るかもしれません。試してください。

ホームセンターに行ったり試行錯誤を含めますとかなりの時間がかかってしまいました。
輸送会社では1万円以下でしたらすぐに支払い出来ますとのことでしたが、それならメーカーに
頼んでくださいというのが私の返答でした。修理にかかった全ての時間、経費を考えましたら
とても1万円では修理出来ません。だから輸送事故の修理は嫌なのよ。w(:_;)w

まぁ、このような故障でも治りました。ヨカッタ、ヨカッタ。(^▽^)V



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。