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ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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設計というもの。
「あ~」でも「う~」でも何でも良いから記事を掲載してくれないと生きているかどうかわからん(`。'メ)
という要望がありましたので今日は短いのを。

CA-2000のスピーカー端子の事を記事にしましたが、この端子あまり人気が無いようです。(T.T)
意外に太いケーブルが入ります。しかし、B-1でもB-2でもCA-2000でもツマミが小さいので締めにくいという
難点があります。このタイプは必ず2段締めにしてください。締めていくと一旦止まります。

そこで、お茶でもコーヒーでも一杯飲んでください。飲み終わりましたらもう一回締めます。
かなりの確率でもう少し締まります。不人気の端子ですが、これが絶妙なのですなぁV(^0^)
ツマミが小さいので力が入りにくい反面、無理な力がかかりませんので、破損しているのが
たいへん少ないのであります。

大きいスピーカー端子、、、、、A-2000のスピーカー端子のツマミは大きいのでありますが、
材質は経年でクラックが入りますから、力を込めて締めるとバキッ、、、、、、(T.T)
CA-2000は入力端子の方がクラックが入りやすいですのでご注意を。

さて、メインアンプからスピーカー端子までどのような経路をたどるのでしょうか。音質は小さな事の
集合によって変わってくるのであります。CA-2000のA端子のメッキ線やB-2にも細いメッキ線を
音が通過する部分があります。

100Wの出力でしたら電流×電流×抵抗ですから、8Ωで割りますと12.5が電流×電流の値です。
ですから12.5をルートで開きますと3.54アンペア位かしら。10Wで1.1A位です。このくらいの
電流が充分に音質良く伝えなくてはいけません。感覚的に覚えておいてくださいね。

上の計算でカーオーディオなど4Ωのスピーカーになりますと25が電流×電流の値になります。
そうしますと5Aの電流値になります。そうです。カーショップに売っているスピーカーケーブルは
けっこう太いのが多いですなぁ。

電化製品の電源ケーブルは定格で使用しても発熱が少なく安全であるという考え方ですが、
オーディオでは少しでも多くの情報伝達をしなくてはいけないのであります。
皆さん極太ケーブルが好きなのもうなずけます。

さて、出力系統ですが、アンプによってずいぶん違います。メーカーにより違いもあります。
意外に家電メーカーの高級品に優れたものがあります。

申し訳ない(T.T) 午前1時です。寒くて足が冷えていけません。この続きは明日にさせていただきます。

CA-2000の場合を例に取りますと、
メインアンプ基盤→ケーブル→プロテクト回路のプリント→コイル(3μH)→プリント→リレー
→プリント→ケーブル→スピーカー切り替えスイッチ→ケーブル→スピーカー端子

とこんな経路です。スピーカー切り替えスイッチは向かって左側で。プロテクト回路は右側です。
ですからアンプ内部でのケーブルの長さは1メーターくらいあるのではないでしょうか。これは+ライン
だけです。A系統とB系統を切り替えるスイッチがあるためです。

ところがLo-DのHMA-9500などは1系統しか出力端子がありませんので、たいへんシンプルな上に
上手に設計されています。
HMA-9500
写真中央左右に銅色のコイルが見えます。これは発振防止用で必ず付いています。奥左右に
リレーが見えています。あらら、すぐ後ろがスピーカー端子ではないですか。σ(^_^;。ですから
ケーブルはとても短いのであります。

Lo-DではHMA-8300というアンプがあります。この出力リレーは巨大です。バカでかい接点です。
発売は1976年ですからB-1やB-2、CA-2000と同年代ですから、出力系統にたいへん気遣いを
していたメーカーといえます。

リレー接点リレー接点

片チャンネル当たり4接点ですからこれも良いです。珍しく黒い接点が使用されています、、、、、、という
のは冗談で、接点は真っ黒に酸化してしまっています。これでは上手な設計でもまともな音が出ません。
本来の色は、、、、
半分を少し磨いて色の比較が出来るようにしてみたのが上の写真です。上手に設計されていても
それを活かせるのはきちんとメンテしなくてはいけません。このような接点の状態では少しの振動で
音が途切れたり歪みが出ます。HMA-9500Ⅱだけではなく古いアンプのリレー接点はみんなこのようなものです。

スピーカーケーブルや電源ケーブルに高価なものを使用するのは否定しませんが、このリレーを
定期的にメンテするか交換する、、、、、これが玄人といえます。

ビックラコクデネェ\(@O@)/
下の写真はAUREX SY-99です。TOSHIBA製です。家電メーカーです。これはメインアンプではありません。
プリアンプです。車の電装でもこれだけの太いケーブルを使用している部分は少ないでしょう。
皆さん、プリアンプの電源ラインに使用しているケーブルなのですよ。\(@O@)/
端子に圧着されたケーブルは基盤に直付けでハンダされています。コネクタではないのです。
この手作業によるコストはたいへんなものです。
AUREX SY-99
これだけ電源ラインに留意されているプリアンプは少ないでしょう。メンテは超困難!
私の半田ごても歯が立ちません。しかし、欠点もあって下の写真のように製造過程でも半田付けは
たいへんだったようです。経年で半田が痩せてきた事もあってやっと付いているような状態です。
また、余りにもケーブルが太いのでその力により極厚のプリントも剥がれている部分もあります。
SY-99
下の写真もAUREX SC-Λ99です。こちらはメインアンプです。写真で見てもプリントの厚さがはっきり
解ります。
基盤が綺麗なのは私の作品だからです。このアンプもレストアになりますと超困難なものです。
SC-Λ99

さて、機種によってもメーカーの考え方によっても設計というものが違います。見えない部分でありますが、
あえてもの凄いコストをかけた、、、、当時の日本のメーカーに素晴らしいものがあったということを
知って欲しいものです。そうそう、テクニクスにもラインのインピーダンスを下げるため銅板を使用した
ものもありました。

私はYAMAHA製アンプの記事が多いですが、YAMAHAファンではないとしています。YAMAHAにも素晴らしい
アンプが多いので好きですが、上の写真をご覧いただければわかるように他のメーカーでも
素晴らしいものが多いのです。良いアンプのファンであります。全て私の仕事と物作りの参考に
させていただいています。

超物量を投入したSY-99の音は、、、、、、分厚い奥行きのある音です。プリアンプでもこれだけ
音が変わるのかと感心させられます。自作ではまずこのようなアンプは製作困難です。

皆さん!私が古いアンプを手がけるのがわかりますか?そうです。あの時代、設計者が何を考えて
どうしようとしたのか、、、、それを考えるととても楽しいと考えます。ハートを読みます。
音を良くするにはどうしたら良いのか?あの時代の試行錯誤は今の私の試行錯誤なのであります。

最近のアンプに魅力をあまり感じられないのは設計者のハートが感じ取れないからなのでしょう。

若い頃、海外製のアンプはとても良いものに見えました。今振り返って見るとメイドインジャパンに
素晴らしいものがあったと思いませんか?あっそうかV(^0^)そう思うからこのブログを読んでいるのですね。
失礼しました。(^O^)おしまい。



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