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ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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A-2000シリーズユーザーの方必見!
前回はメインアンプ増幅基盤の接着剤のお話でした。
接着剤による腐食
リード線が腐食していますが、問題は見えている部分では無く、本体との接合部分です。ここから
ポロッと取れてしまいますので注意が必要で交換してしまいます。
抵抗などの交換
こんなふうに交換していきます。この垂直部分の抵抗は水平部分に取り付けられている抵抗より
誤差が大きく気に入らないので誤差1%のものに交換しています。交互に取り付けているのは
間違いではありません。隣に倒れてもリードがショートしないように交互に取り付けます。V(^0^)
全て考えながらやります。見えている茶色のコンデンサはSILMICⅡ、金色はFineGoldに交換です。
A級出力トランジスタ
A級出力トランジスタ部分です。全滅です。(/_;)
もう片チャンネルは、、、、
もう片チャンネルもう片チャンネルA級出力トランジスタ。
両方とも全滅です。ヘッヘッヘ(^.^) おいらのは違うぜ、、、と皆さん思うでしょうね。
お答え致します。おいらのは違くありません。みんな同じです。コピーしたように同じです。
従ってA-2000シリーズの修理やレストア記事はみな同じ内容になります。
ドライブトランジスタ部分
こちらはドライブトランジスタ部分です。
もう片チャンネルは、、、、
もう片チャンネルドライブトランジスタ。
両方ともコレクタ部分のハンダが割れています。
こんなのど~お m(~o~m)~
ドライブでも出力でもないトランジスタのハンダ割れもあります。
この予備軍が何十カ所もあります。少し力を加えますと割れてしまいます。オークションで出品時は
何でもなかったが輸送後に音が出なくなったということはあるでしょう。
ハンダ修正開始
上の写真の右側三分の一は半田修正を行っています。それ以外をご覧ください。写真を
大きくしておきました。よ~く見てください。同心円状のクラックが入っているのが数多くあります。
ハンダ補正をしていないものは明らかにハンダが痩せています。従って全数修正を行います。
上の部分は電解コンデンサを交換していますので綺麗なものもありますが、手を加えていない
ものはほとんどダメです。

では、どうしてこんなにハンダクラックが多いのでしょうか。小さいランド(プリントのハンダが付く部分)、
少ないハンダ、薄いプリント、大きな発熱、、、、、原因は色々です。その中でそっと力を加えただけで
割れてしまう部分は発熱が大きい部品に多く見受けられます。

A級出力部分のコレクタが一番割れやすいですが、こんな所にも問題があります。
放熱グリスが塗布されていないドライブ段
AB級アンプのドライブ段トランジスタ2個に放熱グリスが塗られておりません。また、バイアス
温度補償用のトランジスタにもグリスがありません。ドライブ段に放熱グリスが塗布していないのは
信じられない行為です。放熱器と密着性が悪くなりますから温度が上昇する可能性があります。

壊れないまでもトランジスタの足はグリスを塗布した時に較べて温度が上昇している可能性があります。
その証拠にこのトランジスタに力をそっと加えただけで基盤から足が剥がれます。ちなみにA-2000aでは
ドライブ段にも温度補償用にも放熱処理がなされています。

なにをやっとんじゃい(`。'メ)、、、重要な部分と思いますよ。温度補償用のトランジスタにグリスを
塗布しない事はあるでしょうね。温度変化に対してバイアスの変化を緩慢にしたいという事が
考えられますが、A-2000aでは塗布されていますので、仕様上のミスと思います。

単純に不具合だけの修理では済まないアンプです。これから不具合の修正に入ります。



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