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ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
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ヤフーオークション出品中のYAMAHA B-1の詳細。
手前右側これもRIFAです。
後部から見て、手前右側に大きな電気コンデンサがあります。これも交換しています。350V470μと高電圧大容量の
電解コンデンサです。交換したものは海外製の長寿命のものです。低ESR、ESLで高リップル対応です。
105℃対応で6000時間の寿命です。ここはそれほど高温になる部分ではありません。10℃下がる毎に寿命が
倍になると考えますと、、、、、私だけではなく皆さんがあの世に逝くまで故障する可能性は少ないでしょう。
入手価格は数千円します。国産ではなかなか良いものが見あたりません。

一個一個丁寧に部品を見直して出来るだけ高寿命、高性能を目指します。コンデンサの銘柄が分かれば
「あぁ、これかぁσ(^_^;」と思われるでしょう。あぁこれかぁ、、に至るまで、、、つまり、
回路を読み取り何が要求されているのかを考えます。使用される環境を考えた上で最適なものを
探します。

この探すという作業がたいへんなのです。オークションの説明で電源基盤のトランジスタ3個は海外製と
簡単にコメントしていますが、以前からTO-220型で高耐電圧でオリジナルに合致したhfeのものは
国産ではどうしても良いものが見あたらず課題となっていました。
海外製トランジスタ。
放熱器が付いている3個のトランジスタが海外製です。オリジナルはコレクタ損失20Wですが、
今回取り付けたものは40Wあります。この電源基盤に最適なトランジスタです。小電力用トランジスタは
オリジナルではTOSHIBA製とモトローラ製が使用されています。このモトローラ製の部分は
TOSHIBA製が使用されているケースもあります。TOSHIBA製の同一型番にて交換しています。
SANYO製は一個だけです。放熱シートはマイカから経年変化に強いグラファイト入りのシートです。

電源基盤プリント面
定電圧電源基盤のプリント面です。電解コンデンサ一個が見えています。このコンデンサは抵抗の熱で
全滅します。オリジナルは85℃ですが、105℃のものを裏側に付けることにより高熱から解放されます。
抵抗は基盤からかなり浮かしていますし、ガラスエポキシ基盤で熱が遮断されますから環境温度は
大幅に下がります。

何もオリジナルにこだわることはありません。寿命が延びること、性能が良くなることなら工夫と
努力をしましょう。このように言う方がいるでしょう。「電解コンデンサを基盤の裏に付けると
音が変わるから良くない。」、、、、、馬鹿言ってんじゃぁございませんよ。(T.T)
(私はお上品ですのでやや中途半端な怒りですが。)

ネットでは恐ろしいほどデタラメな内容が氾濫しています。入門者が見たら信じてしまう内容です。
電解コンデンサは音響用を付ければそれで良いというものではありません。適材適所です。
電解コンデンサに付いてはたいへん誤解が多いようです。いずれこのブログで記事にしましょう。

さて、この定電圧電源基盤はどのような役目をしているのでしょうか。
B-1の増幅回路は一般的なトランジスタアンプに較べて変則的な電圧で動作します。
-200Vと+40.5Vの電圧です。この二つの電源を定電圧化して作り出すのがこの基盤です。
直接増幅回路に関わる電源基盤ですから重要です。

整流された-330V程度の直流は最初に説明した350V470μの電解コンデンサを経て最終的に
-200Vになります。+の方は80Vから40.5Vになります。電圧調整は-200Vだけですが、
この-200Vの調整に連動して+40V方も変化します。ところが-200Vの時+電圧も規定されているの
ですが、規定値に入らないのがほとんどです。

これは部品が劣化しているために規定値に入らないのです。この部品を精度の高いものに
交換しますとピタッと規定値に入ります。勿論この部品を交換してあります。電解コンデンサを
交換してメンテナンスしました、、、、、これではダメです。このような部分をきちっと
することが必要なのです。

部品の値が経年で変化しているということは劣化しているということであり、破損に向かって
進んでいるということです。ノイズの発生も考えられます。大サービスです。ノウハウを
もう既に公開していますのでB-1マニアの方、プロの方は考えてみてください。繰り返します。
部品を交換すれば-200Vの時ピタッと+電圧も既定値になります。

以前、この基盤をレストアしてオークションに出品しました。たいへん不人気でしたが
お一人の方が落札されました。3万5千円と記憶しております。その基盤を交換したら
プロテクトが解除しないB-1が治ってしまったそうです。私のねらいは当たりました。
この基盤でまともなものはあまりありません。

プロテクト解除しないB-1はまずこの基盤を疑うことになります。基盤を出品してその不人気
ぶりに驚き、B-1を所有している方でしたら飛びついて入札が、、、、と思ったのでしたが、
B-1の中身など理解されていないのでしょう。もう出品はいたしませんぞ。私のオークションは
見逃したらいけません。その他に2枚のレストア基盤も出品したのですが、入札はゼロでした。
(T.T)あぁもったいない。B-1は基盤一枚毎にレストアが可能です。

長くなりますのでこれ以降その2として別記事にします。



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