mazdaluce3000のブログ
ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
プロフィール

mazdaluce3000

Author:mazdaluce3000



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2カウンター



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



フリーエリア



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


ヤフーオークション出品中のYAMAHA B-1の詳細。その2
電源基盤
この基盤は正面から見て一番手前にある基盤です。部品面とプリント面を洗浄してありますので、
美品です。全てのトランジスタ、電解コンデンサ、半固定ボリュームを交換してあります。セミブリッジ
ダイオードは3個交換です。

只今オークションで質問が入りました。内容は

「基板が放熱の役割を担っているという事は有り得ないという事でしょうか。発熱する部品を基板から離して
装着することが良いことなのか、本当にわかりません。」

私の回答は

ガラスエポキシ基盤そのものを放熱に利用することはありません。その証拠に他の発熱する抵抗は基盤から
離しています。今回のこの部分も基盤に密着しているバージョンとそうでないバージョンがあります。
基盤の製造仕様の問題ですが、基盤そのものは熱伝導性が低いので放熱には利用できません。
裏のプリント面は放熱に影響します。部品のリード線の長さも重要です。長ければ放熱性が良く
なるのは当然です。何十年もの使用を考える場合、基盤が崩れてしまったら復活不能になりますので、
基盤を保護するレストアを考えます。以上です。

発熱する抵抗から見たら基盤から離れていた方が放熱が良くなります。空冷ですから熱伝導性の悪い
基盤より出来るだけ空気に触れて、、、つまり離した方が良いでしょう。このB-1では発熱が
予想される抵抗は基盤から離されていますが、先を読み違えて離していないものもあるのです。
先を読み違えてなどといっても35年先を読むことなどしているはずはありませんから、やむを得ません。
オリジナル抵抗部分
この写真はどこかの業者さんがメンテナンスされたもので、半固定ボリュームは私が交換しました。
一個は大きく離されています。2個は離されていませんので基盤の焼けがあります。対流で熱は
下から上に行きますので、電解コンデンサがホットになります。そしてこの電解コンデンサが
不良になります。

トランジスタや抵抗は足のリードが長ければ放熱器の役割を果たします。ダイオードも同じです。
裏のプリント面の広さ、厚さも放熱に影響します。トランジスタもダイオードもリード線の
長さは使用される電力により厳密に規定されます。私の場合は交換した際、リード線を長めにする理由は
放熱効果を考えるためです。一生懸命基盤などを綺麗にするのも部品面やプリント面からの
放熱を考慮している面もあります。(それだけではありませんが。)

基盤がボロボロになり崩れてしまったら復活できませんから、基盤をたいへん大切にするレストアを
考えます。今までのブログ記事を読んで頂ければ一貫していることがお分かりいただけます。

なお、入札に関係ないご質問はお答えしませんし、なんとブログ記事の質問にもお答えしないのであります。
ひどく一方的なブログです。皆さんに少しでも参考になるように睡眠時間を削って記事を書いています。
これが私が出来る最大限のことです。今回は質問者が良い方そうですのでお答え致しました。V(^0^)
質問を受け付けて今回のような形でお答え致しますと一日中パソコンの前にいる事になってしまいます。
適当に答えておけばいいやという性格ではありませんので。ゴメンナサイネ。m(_ _)m

さて、話を元に戻します。この一番手前にある基盤はどのようなものでしょうか?

あららららぁ(T.T)もう午前0時40分ではないの。どんなに遅く寝ても朝のゴミ出しはきちんとやると
自分で決めていますが、、、、、告白します。(T.T)今朝(昨日の朝)は失敗しました。
ゴミの収集は朝早いのであります。明日の(今日の)収集は缶、瓶、ペットボトルでほとんど
出すものはありませんが、少し熱っぽいので今日はここまでにいたします。

A-2000の記事も書きますね。それではまた明日。

明日です。
この基盤の右側は定電圧電源です。+25Vと-25Vをランブルフィルターに供給します。UC-1を
取り付けた場合には、メーターアンプに電源を供給します。このB-1というアンプは電源回路の
塊のようなアンプで、定電圧電源はしっかりとした回路となっています。

左側は+12Vの定電圧電源とプロテクト回路、ミューティング回路です。ここは重要部分です。
12V回路など
LEDやリレーの電源だけでなく、3枚目の基盤と関連して保護回路を構成しています。
サーマルプロテクトは左右の放熱器に取り付けられている過熱防止装置ですが、この信号や
オーバーロードの信号など色々な信号がきています。従って他のYAMAHA製アンプのプロテクト、
ミューティング回路よりトランジスタ数などの部品点数が多くなっています。

保護回路は高速性が重要です。劣化していたりいい加減な部品交換をしますと、、、、、
そうです。何か起こったら終段の2SK77に供給される電源を遮断しますが、遮断が早ければ問題無しですが、
遮断が遅れると2SK77があの世逝きになるのであります。

このB-1は厳重な保護回路が付いている割には2SK77の破損がたいへん多いのです。他の方が
行った作業を見ますと、たいへんいい加減な作業が多いのです。大半は電解コンデンサを音響用に
交換して終わりです。ここは音に関係ないので音響用でなくても構いません。

12Vの定電圧電源部分はそれほど気を遣わなくても良いですが、保護回路はトランジスタの交換など
とにかく高速性に留意して型番を選定することです。抵抗一本一本測定して劣化状況を把握します。

この基盤のレストア仕様は下記の通りです。
トランジスタ、FET交換数   30   FET2、中電力トランジスタ6、小電力トランジスタ22
電解コンデンサ       16    FG,FW
セミブリッジダイオード   3
半固定ボリューム      3    COPAL RJ-6S、NEC NEOPOT
その他           9

基盤洗浄、放熱器洗浄、プリント補修など。
なんとこの基盤だけでも61点もの部品交換をしています。半固定ボリュームはたいへん高品質な
ものを使用していますが、ここまでのグレードは必要ないかもしれません。プリント、抵抗、
ダイオードなどが今後の問題発生箇所となりますが、当分は心配ないでしょう。
この基盤だけでもかなりの部品代と手間がかかっています。

この基盤も以前レストア品で出品しましたが、入札はありませんでした。(T.T)

それではその3に記事が移ります。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。