mazdaluce3000のブログ
ゴッドハンドと呼ばれるアンプ復刻師の珍道中日記
プロフィール

mazdaluce3000

Author:mazdaluce3000



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー



FC2カウンター



ブログ内検索



RSSフィード



リンク

このブログをリンクに追加する



メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:



フリーエリア



スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


修理とは、、、、♪♪YAMAHA B-2の場合は♪♪ その3
また前の記事が長くなりましたので、その3になりました。

さて、前の記事でオフセット電圧、ミューティング回路、プロテクト回路をご説明しました。
ご理解頂いたものとして進めます。ダンピングファクターについては内容から皆さんの
システムで判断してください。リレーの接点だけでなく、端子の接触、ケーブルの質、太さ
長さも関係します。スピーカーによってはオーバーダンピングで低音が出ないなどという
現象もあります。

また、制動を多く必要とするスピーカーでは締まりのない音になる可能性があります。
注意するのは大きければそれでよいということではありません。簡単に言えばフラフラ動くような
スピーカーでは制動を多く必要としますし、動きにくいものではダンピングファクターは小さめの方が
良いこともあります。大きければよいというのはスピーカーの動作を無視した考え方です。

住宅事情からスピーカーはどんどん小さくなり昔の能率の良いスピーカーとはエッジの材質も
含め変化しています。小さくても低音を出すためにという努力をしているわけですから
考え方も変化しています。この変化からダンピングファクターは大きめの方が合うものが
多くなったということですから「ダンピングファクターは大きい方がよい」とひとくくりに
言うのは違います。あくまでもあなたの所有しているスピーカーにに合った適正なものが
あるはずです。

ですからD-130は真空管で鳴らすとバランスの良い音になるとか、トランジスタアンプだと
低音が出ないなどとなるのは当然です。能率が100dbを超えるD-130と最近の86dbのスピーカーでは
見かけは同じでも使い方では異なるのです。なんでもひとくくりにしたがるオーディオマニアが
多すぎます。そうして売りたがるメーカーや評論家などがいたからでしょうか。

制動力と駆動力は同じではありません。この質問も良く受けます。どこかで誤解があるのでしょう。
どうしても使いたいスピーカーがあるならそれを中心にアンプも考えるべきでしょう。
どうしても使いたいアンプがあるならそのアンプがどのようなアンプであるか考えて
スピーカーを考えるべきでしょう。アンプが悪いのでもスピーカーが悪いのでもないという
ことは、男と女の世界同様、相性の問題があります。ほら、そこのあなた胸ばかり見ていては
ダメですよ。V(^0^)

さて、IさんのB-2はプロテクト、ミューティング回路の修理も終わりました。これで電源のLEDも
点灯し、メーター照明ランプも一個のみ点灯しました。三個は電球切れのようです。これも全て
新品に交換しました。ところがカチンといわないのであります。スピーカーのON、OFFスイッチを
押しても、AとBを切り替えても音沙汰ナシデス。

各部の電圧チェックや導通をテストしますと、どうやらスイッチに問題があるらしいとの
結論に達しました。ここで依頼者のIさんに「スイッチに問題があります。」と連絡したところ
「スイッチを分解しました。何か金属のようなものをグチャッと、、、、」との連絡を
受けました。ひぇ~(T.T)

正直でよろしい。そしてこのスイッチを分解した結果も正直なものとなりました。
やっと写真が出てきた
これは前年にある入力1と2の切り替え、スピーカーONとOFF、スピーカーAとBの切り替えスイッチの
4個分です。写真をクリックし拡大してご覧下さい。ベースとなる接点の方は磨いてあるのが解ります。
ところが移動する接点をご覧下さい。タコの足のような根本の部分が開いてしまっています。
Iさんはこれが重要物とは知らなかったそうです。これぞ重要物です。
グチャグチャです。  開いた接点
全滅です。
左側の写真では接点が潰れているのが解りますし、右側の写真では接点が開いていて全く接点の
役目を果たしていないのが解ります。合計20個あります。この接点はとても柔らかい金属です。
扱いを誤るとこのようなことになります。この金属がベースとなっている接点を挟み込み
信号を切り替えたりするわけです。微弱な信号ですからとても重要な接点です。

この中のひとつのスイッチが出力リレーのコイルに送る電圧をON、OFFにすることにより
スピーカーのON、OFFをするわけです。ONですと電源から来た12Vの電気をスピーカーAと
Bの切り替えスイッチに送り込みます。AとBの出力リレーのどちらに電気を送るかここで
決められます。スピーカーON、OFFスイッチとスピーカーA,B切り替えスイッチは関連している
訳でどれかのスイッチがダメでもカチンと音はしない可能性があります。

更に音声信号の1と2の切り替えスイッチはスピーカーAとBの切り替えスイッチに
関連していますので、こちらはどこかがダメでも音が出ない可能性があります。
このスイッチユニットはB-2の最大の弱点です。さぁ、どうしましょう。
どうしましょう。(T.T)
一個一個修正し、測定器で厳密に抵抗値を測定の上取り付けてダメならまた分解し、、、、
この繰り返ししか方法はないでしょう。スイッチの分解接点磨きなど甘く見るとたいへんな
ことになります。
1個ダメなら使用していない接点と交換すれば良いのですがほとんどダメな状態ですから
根気が必要な作業となります。



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。